泡坂妻夫のレビュー一覧
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ヨギ ガンジー=(亜愛一郎+曾我佳城)÷2 ?
いや、
亜愛一郎 → ヨギ ガンジー → 曾我佳城
かな?
それともベン図であらわすのが妥当か?
そんなこんなを考えさせられる仕掛なし短編集。Posted by ブクログ -
初・泡坂妻夫。
面白かった!
全然古くない。斬新なくらい。
奇術をミステリに取り入れた人、って聞いてたけど、ご本人が奇術師なのね。
奇術とミステリの親和性をすごく感じる作品だった。
ガンジーの人格が良い。
魔術に見える現象をタネまで披露して、不思議な現象には必ず仕掛けがあるのだという立場を通す誠...続きを読むPosted by ブクログ -
泡坂妻夫は今となっては懐かしい「幻影城」でお目にかかって以来のファン。現代ものは登場人物の言い回しとか、情景描写とか、いつの時代?という古臭さを感じさせて、しかもそれが作品の魅力だったりする。
時代物は文句なく大好き!無理目な展開やトリックがあるが、それもご愛敬。江戸の言葉、季節の風物着物の柄すべて...続きを読むPosted by ブクログ -
上下巻読み終わった感想をまとめて記入。
どの話も、読んでいる間、『江戸の風』が感じられて素晴らしかった。この短編連作の語り手リレーという手法が、ただ単に、単調になりがちな捕物帳にリズムを持たせる為だけの小手先の技ではなく、ラストの1篇へ向かって「江戸」を描くために必要な手段だったんだな……と上下巻読...続きを読むPosted by ブクログ