11枚のとらんぷ

11枚のとらんぷ

1,100円 (税込)

5pt

3.6

真敷市公民館で行われている奇術ショウの舞台で、仕掛けの中から飛び出すはずの水田志摩子が現れない。それどころか彼女は自分のマンションで殺されていた。しかも死体の周囲には、同じ奇術クラブの仲間、鹿川舜平が書いた「11枚のとらんぷ」に鏤められた11のトリックを構成する小道具類が毀されて置かれていた。秘密の儀式めいたトランプ奇術殺人は何を意味するのか。著者の鹿川舜平が辿りついた事件の真相とは。自らも数多くの奇術を生み出し、石田天海賞を受けているマジシャン泡坂妻夫が、小説家としてのスタートを飾った記念すべき第一長編。/解説=相沢沙呼

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11枚のとらんぷ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    解説が「霊媒探偵城塚翡翠」の相沢沙呼さん。
    相沢さんは、本作品の影響をもろに受けていたようですね。

    謎解きで本書に仕掛けられた伏線の数々に「そういうことだったのか」と思っていたら、その先にもう一段まさかの展開が隠されていた。

    マジックの演出方法や種明かしを交えながら、緻密にミステリーが組み立てら

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    〔内容〕最初の百ページほどは素人奇術イベントのけっこうグダグダな様子が描かれる。いつになったらミステリになるのと不安を感じ始めた頃事件が発生/キーになる本の全文が第二章に置かれる。凄い/最終章になって謎解きに向かうかと思ってたら奇術師の大会メインでそれもまたよし。
    〔感想〕小説という虚構、謎を追うミ

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    キーが奇術、マジックになるが、文章で読むと状況や仕掛けがわかりにくい。
    評価は、序盤は4(公民会での講演会のグダグダな感じ好きでした)、途中から3(短編の11話は何度読んでも頭ははてなでした。)って感じ!
    昭和からのミステリーの教科書として読めば面白い。

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    積読本。
    泡坂さんご本人もマジシャンで、この作品にはそのスキルがふんだんに盛り込まれていました。
    小説の主人公が書いた作中作で11話の短編があってラストの犯人当てで大きなヒントになっているところが面白い。

    訂正。実際の本は角川文庫でした。
    すみません。

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     生誕90年記念出版の第4弾か? 初版は1979年に幻影城から刊行された、故泡坂妻夫氏の第1長編である。新装版刊行を機に手に取った。

     奇術師の顔も持つ泡坂氏だが、本作のテーマはずばり奇術。奇術師としての経験と知識が存分に活かされている。奇術を嗜まない自分にはわからないが、解説の相沢沙呼さんによる

    0
    2023年12月06日

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