ダイヤル7をまわす時

ダイヤル7をまわす時

950円 (税込)

4pt

かつて戸根市に存在した暴力団・北浦組と大門組は、事あるごとにいがみ合っていた。そんなある日、北浦組の組長が殺害される。鑑識の結果、殺害後の現場で犯人が電話を使った痕跡が見つかった。犯人はなぜすぐに立ち去らなかったのか、どこに電話を掛けたのか? 正統派犯人当て「ダイヤル7」。船上で起きた殺人事件。犯人はなぜ死体の身体中にトランプの札を仕込んだのか? トランプの名品〈ピーコック〉をめぐる謎を描く「芍薬に孔雀」など7編。貴方は必ず騙される! 奇術師としても名高い著者が贈る、ミステリの楽しみに満ちた傑作短編集。/【目次】ダイヤル7/芍薬に孔雀/飛んでくる声/可愛い動機/金津の切符/広重好み/青泉さん/解説=櫻田智也

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ダイヤル7をまわす時 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりの読書は復刊された泡坂妻夫の短編集。質の高い話ばかりで度肝をぬかれた。好みはダイヤル7、芍薬に孔雀、青泉さん。奇術師でもあった作者ならではの楽しさがつまっていた。とてもよかったので、「煙の殺意」と「ヨギガンジーの妖術」も読もう。

    0
    2023年05月08日

    Posted by ブクログ

    悲劇的な事件も、語り手の妙によってユーモラスに描かれる短編集。不思議と物語に味わいがあります。表題作と「芍薬に孔雀」がおそらく2トップですが、亜シリーズから嵌った身としては「広重好み」も外せません。

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    7編を収録した傑作短編集。 
    癖が強かったり、ド派手な展開こそないものの、泡坂ミステリらしい、いぶし銀なロジックを堪能出来ます。
    短編集ってどれか一つや二つはあまり印象に残らない話とかあったりするけど、これは全ての話がハッキリと脳裏にこびり付いている、それだけ各話のクオリティが高いってことの裏付けに

    0
    2023年06月26日

    Posted by ブクログ

    最初の1編である「ダイヤル7をまわす時」は
    問題編と解決編に分かれていて誰が犯人なのか考えながら読むことが出来るのが面白かった。

    絶対に当てたい!と思い、メモを取りながら読み進めたはいいものの、伏線の様な部分がふんだんに散りばめられているので、どこが事件に関係があるのか、どれが重要な部分かを取捨選

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    ずっとチャレンジしてみたくて、どこから手を出せばいいのかわからなかった泡坂妻夫。
    ちょうど東京創元さんから復刊があったので、短編集のこちらを。

    やっぱりとても面白いんだなぁ。
    なんとなく犯人はわかるが、真相までは当たらない。

    ダイヤル7も、あの人なんだろうな…とは思うが、そうすると今このシチュエ

    0
    2023年04月23日

    Posted by ブクログ

    面白い。奇術師でもあった泡坂さんのトリッキーな仕掛けに騙される。ダイヤル七と芍薬に孔雀、広重好みは全然想像つかないラストでびっくり。金津の切符は自分にもコレクションの趣味があるので主人公の気持ちに共感できて、なんか悲しく寂しい気持ちになった。
    青泉さんは面白かった。

    0
    2023年03月28日

    Posted by ブクログ

     東京創元社から二〇二三年に復刊された泡坂妻夫さん短編集で、解説が櫻田智也さん。収録作品は、一九七九〜一九八五年に発表されたものとのこと。アワツマ&櫻田ファンにとっては嬉しいコラボ。
     本の紹介は櫻田さんによる解説以上に語ることはない!ので感想メモのみ。

    【本編の感想】
    ・ダイヤル7、芍薬に孔雀→

    0
    2023年03月27日

    Posted by ブクログ

    <目次>


    <内容>
    表題作ほか7作の短編集。殺人事件でも些細な描写が伏線となり、ドンデン返しが起こる仕掛け。そこを気にしながら読むと、懐かしさも染みわたる。手持ちの作品も読み返したいものだ。

    0
    2024年06月28日

    Posted by ブクログ

    みんな違ってみんないい、面白い短篇集。可愛いけどヤバい動機の「可愛い動機」とその手があったか!?となる「広重好み」がお気に入り。

    0
    2024年04月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    解説
     解説によれば、本作は泡坂妻夫のノンシリーズミステリとして、『煙の殺意』や『ゆきなだれ』という短編集と同時期に発表された作品が集められており、異なるカラーの作品をグラデーション的につなぎ、ロジックとトリックに彩られた作品群が収録されている。
     雑誌の犯人当てとして発表された「ダイヤル7」は、犯

    0
    2024年09月16日

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