泡坂妻夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読者への挑戦、アンソロジー第二弾
好みのシリーズだが全三巻で終わってしまうらしいので残念
今回の7作品は有名なものが多く、著者それぞれの短篇集のタイトルになっているものもいくつかある
中でも中西智明は、絶版文庫の「法月綸太郎の本格ミステリアンソロジー」に収録されている、という事すらよく知られている傑作
・仁木悦子「横丁の名探偵」★⭐︎⭐︎
超短編。トリック1つだけの勝負、やや弱いかな
・石沢英太郎「アリバイ不成立」★★⭐︎
複数の容疑者たちがお互いのアリバイを主張する、と来ればあのパターンだな!
という予想を覆され★ふたつ
・巽昌章「埋もれた悪意」★⭐︎⭐︎
双子のなぞなぞは知ってい -
Posted by ブクログ
〔内容〕最初の百ページほどは素人奇術イベントのけっこうグダグダな様子が描かれる。いつになったらミステリになるのと不安を感じ始めた頃事件が発生/キーになる本の全文が第二章に置かれる。凄い/最終章になって謎解きに向かうかと思ってたら奇術師の大会メインでそれもまたよし。
〔感想〕小説という虚構、謎を追うミステリという形式、題材が手品。三重の幻惑。トリックと伏線たちが目白おし。人は直接被害がない限りけっこう騙されるのが好きなので楽しめる一品/内容的にわりと古い作品のように思えますが読後感として古さは感じませんでした/あまり知られてない? 奇術に憑かれた人々の生態もわかります?
■簡単な単語集
【飯 -
Posted by ブクログ
大好きアワツマ作品ではあるが、正直いうとけっこう難儀しながら、なんとか読み終えた。でも読んで良かった。
難儀ポイントはなんといっても、名前が覚えられないこと。時代が違うから慣れない名前というだけでなく、芸名や俳号の類がもりもり出てきて、黄表紙作家としての名前は◯◯で絵師としては△△、今は名を改め□□、実は後の✕✕である……なんてケースばかりでもう誰が誰やら。メインの謎のひとつは一応「写楽は誰?」なので、実はこの人でしたと明かされても、「えっとそれはつまり、、、誰」となってしまい、読む資格なしかよと我ながら落ち込む。
だが実は、私のミステリー読みライフにおいてはこの「読む資格なしかよ」状