ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
天保十年正月。尾張藩江戸下屋敷で余興を演じた角兵衛獅子のみつと文吉は、屋敷の庭に“宿場町”が造られているのを見た。十年後、文吉は、小田原宿でたかと名を改めたみつと再会。美少年を引きつれ、悪事を働くたかと手を組む文吉。三人は、箱根山中に眠るという大久保長安の埋蔵金を狙うが……。奇抜な発想、幾重にも仕掛けを絡ませた痛快時代ミステリー。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
最初は手こずったが、なかなか面白かった。 昔、戸山に東海道53次を作った尾州下屋敷と箱根絡みのSF
タイトルにある「からくり」には余り意味がなく、市次、たか、市太郎ら3人の波乱万丈な冒険振りを評したような意味が強い。 ところで今思えば、泡坂氏の時代小説は数あれど長編はこれが初めてなのではないか。そのせいか主人公3人がいつもより生き生きと感じられ、心地よい。 また主人公たちも名前が変わっていくように...続きを読む、周辺の登場人物も名前が変わっていき、泡坂氏お得意の文学遊びが楽しめる。 ともあれ、なんとも粋な小説だった。
力の抜けた時代小説って感じ。 主人公文吉は獅子童子で、質屋の手代を簡単に辞めて、のらりくらりと色々な職を起用にこなす。相棒みつも、キップが良いが、やはり楽天的。将軍の落としだねの市次郎もお家騒動から家老に命を狙われ、そうして最後は火事で皆死んでしまう。 埋蔵金を狙って、その金でベトナム(市太郎の...続きを読む母の祖国)へ行く船をこっそり作ろうとした、大きな大きな夢もみつつ、最後はあっけない。こんな終わり方あり?って思うけど、そういえば泡坂の長編の終わり方っていつもこんな気の抜けた感じだ。これはわざとなんだろうな。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
からくり東海道
新刊情報をお知らせします。
泡坂妻夫
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
亜愛一郎の狼狽
亜愛一郎の逃亡
亜愛一郎の転倒
試し読み
亜智一郎の恐慌
雨女
泡坂妻夫引退公演 絡繰篇
泡坂妻夫引退公演 手妻篇
「泡坂妻夫」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲からくり東海道 ページトップヘ