11枚のとらんぷ

11枚のとらんぷ

704円 (税込)

3pt

真敷市公民館で開かれた奇術ショウ。演目の直後、水田志摩子が姿を消した。自宅で発見された彼女の屍体の周囲には、奇妙な品物の数々が。奇術小説「11枚のとらんぷ」に対応しているという。傑作奇術ミステリ!

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11枚のとらんぷ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    公民館でアマチュアのサークルによって行われる奇術ショー。ドタバタでコメディタッチな雰囲気が大上段に構えてなくて凄くいい。しかし殺人事件が起きてからは、ヒントとなる劇中作に続いてラストの解決篇と第一級品のミステリーに。おすすめ!

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    奇術を題材にした作品。昭和51年発刊のようですが、大半の描写が奇術ショウ(マジックショー)に割かれているため時代感がつかみにくいです。またその時代には書かれているほど奇術が流行っていたのかも分かりません。それらの掴みどころの無さが醸し出す独特な雰囲気に飲まれてしまい、一読目はミステリ作品としての秀逸

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

     奇術トリックを軸にした本格ミステリーで、奇術ショウの途中で起こった殺人事件が作中作の『11枚のとらんぷ』の見立てではないかという謎が終始不可解で最後まで気になり読み終えた。事件のトリックは勿論作中作の奇術のトリックも作者が奇術師なだけあってバラエティに富んでいたのも印象的だった。

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    奇術仕立ての中編ミステリー。
    騙し具合がとてもお洒落で気持ちよくオチまでよめる

    作中作のショートショートがとてもよく、このシリーズでもっと読みたいと思った。

    0
    2016年03月05日

    Posted by ブクログ

    ある劇団の奇術ショウ。飛び出す鳩が死んでいたり、氷酢酸をぶちまけたりと予期せぬハプニングが続くその日、最後の仕掛けから出てくるはずだった女性が出てこない。そしてその女性は、マンションで撲殺させられているのが発見され、その周りには小説「11枚のとらんぷ」に対応する小道具が…。作中作「11枚のとらんぷ」

    0
    2016年03月01日

    Posted by ブクログ

    一度だけ本物のマジシャンによる奇術を目の前で見たことがある。引いたカードを当てるという単純なものだったが、その時の高揚感と驚きを思い出した一冊だった。作中作が伏線となって、犯人に帰結させたところがとても良かった!

    0
    2015年01月04日

    Posted by ブクログ

    奇術ショウの最後を飾るはずのひとりの若き女奇術師、水田志摩子が姿を消した。遺体で発見された彼女の周りに散らばる、不可解なアイテムたち。それは奇術クラブに属する鹿川の著した奇術解説小説「11枚のとらんぷ」のトリックに対応したアイテムだった―ークラブのメンバー全員にアリバイあり、一体犯人は誰なのか。犯人

    0
    2014年08月02日

    Posted by ブクログ

    三部のうち第二部が作中作となっており、11の短編が入っているという構成が斬新。それら11の短編が全て謎解きに関わっていたならばかなり感動したと思うが、実際は犯人によるミスリーディングでしかなかったのが期待を超えてこなかった。
    また、各短編内での描写により犯人以外のメンバーに嗅覚があることが分かり、無

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    色んなマジックの手法が書かれているので、マジック好きは楽しめると思う。
    マジックにあまり興味がないと、大筋に話を戻してほしいと、途中焦ったくなるが、マジックは事件解決の伏線になるので飽きずに読み進めたほうがいいと思った。

    0
    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

    文章の密度と奇術に対する解説が凄い…!
    奇術についてだけでも、とても読み応えのある作品です。
    文章の筈なのに実際に目の前で奇術が行われているかのような文章力。
    長編の中に創作短編が入っていると言うのも一度で二度美味しくて良いですよね´ω`*

    序盤の意味を持たないだろうと思う描写でさえも、解決編に向

    0
    2021年05月10日

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