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馬割一族が経営する玩具会社の製作部長馬割朋浩は、旅行に出発する直前、隕石に当たり急死した。その葬儀も終わらぬうち、今度は彼の愛児が睡眠薬を誤飲し、死亡した。二つの奇禍をきっかけに、奇妙な方法による連続殺人が、この一家を襲いはじめた。事件の裏にあった、江戸時代にまでさかのぼる馬割家の秘められた謎と、ねじ屋敷に作られた大迷路の秘密を追って、男まさりの美人探偵と、新米助手の活躍が開始された。第31回日本推理作家協会賞を受賞した、本格推理の最高傑作。
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Posted by ブクログ 2009年10月04日
名作再読。泡坂作品では最も好きですね。トリックも犯人に至る道筋も、そして犯人もすごく自然で違和感がないながらも、見事などんでん返し。しかも“館もの”なので、ミステリーの王道と言えるでしょう。過去に読んだ推理小説でもTOP5に入ります。
Posted by ブクログ 2009年10月07日
ちょっと乱歩風。推理も面白いけど、からくり人形の紹介とか古代エジプトにあったというクロコディロポリスの迷宮の話にちょっと興味を惹かれました。さすが博学。さすがマジシャン。底が深くて面白いです。
Posted by ブクログ 2010年12月25日
出だしがとてもびっくり!何と隕石が車の上に落ちて来るんです。 天災からはじまる思いがけない連続殺人事件。すごく面白くて嵌ってました。 からくりや手品、仕掛けに造詣の深い作者が作り上げた絢爛たる世界。 私にとっては永遠の名作です(笑)
Posted by ブクログ 2015年09月30日
2015.2.17了 面白かった。 多少古臭いところもあるが気にはならない。 ミステリー、謎解きの楽しみを満喫できた。最後まで飽きさせない工夫に頭がさがる。
由緒ある玩具商ひまわり工芸。その製作部長を務める馬割朋浩は海外旅行への途上、降ってきた隕石に当たるという奇禍で命を落とす。新米探偵の勝敏夫は、馬割一族の邸宅『ねじ屋敷』を訪ねるが、そこはお化け屋敷さながら、巧妙な仕掛けをほどこした殺人屋敷であった。繰り返される殺人と推理。江戸時代にまで遡る馬割一族の...続きを読む謎がいま明らかにされる…第31回日本推理作家協会賞受賞作。
作者のホームグラウンドで勝負しても絶対に勝てない。エピが伏線そのものなので、身構えて挑んでみたものの、あっさり玉砕されて沈没してしまった。ミスリードも巧みなので、どこまでいっても真相には近づけない。ユーモアの少ない構成は、作品全体の雰囲気を損なわせない作者の「手品の小道具」なのだろうか?
Posted by ブクログ 2018年12月12日
ジュモウを思わず検索してしまった。 トリックという言葉で片付けていいものか。壮大だけど、組み立てはとっても緻密。
Posted by ブクログ 2016年08月06日
からくり盛りだくさん。迷路とか、秘密の通路といったギミックには童心に返ってワクワクする。でも、現実にはそんなものないんだよなぁ。
馬割朋浩の死は単に交通事故とかでも良かったかもしれないけど、そこが隕石の衝突というありえないシチュエーションなのが、自動殺人というありえないトリックを受け入れられる世界観作りに一役買っているような感じがした。 舞子が警察を追われることになった事件の復讐でみたいな動機も考えたけど、結局その事件は潔白...続きを読むが証明されなかったな。 椙本孝思先生の「魔神館事件」を思い出したけど、こちらの方が何十年も前に書かれてると思うとすごい。
Posted by ブクログ 2023年07月16日
からくりや玩具に対する知識、歴史が詰まった作品。 からくりに沿った綿密な殺人実行される一方、犯人は隕石で亡くなるという、対比がなされていた点が物語の組立としてよかった。
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