泡坂妻夫のレビュー一覧

  • 奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻
    泡坂妻夫。奇術師にして紋章上絵師そして推理作家。
    三つの貌を持つ作者だからこそできた奇術ミステリの金字塔。奇術を愛する曾我佳城の夢は、
    古今東西の奇術道具を揃えたマジシャン達の集う殿堂づくり。魔術城落成の大舞台に佳城は、
    前代未聞の大トリックを仕掛けていた! その正体が明かされる「戯の巻」
  • 奇術探偵 曾我佳城全集 秘の巻
    奇術ミステリの最高峰
    タネも仕掛けもございます。

    曾我佳城(そがかじょう)。若くして引退した美貌の奇術師。
    華麗なる舞台は今も奇術ファンの語り草である。もう1つの貌は名探偵。
  • 奇術探偵 曾我佳城全集 秘の巻
     マジシャンぢゃなくて、『奇術』とゆぅ言葉を使っているところが良いです。短編集。一応上巻。1話1話、大変読みやすくなっております。著者が奇術師だけあって、こんな発想…そして、こんな奇術が!見たいなカンヂです。
  • 奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻
    「小説現代」に約20年間にわたって連載された
    曾我佳城シリーズの集大成。
    「秘の巻」「戯の巻」の上下2冊という大分量だが、短編集なので意外に気軽に読める。
    ドラマ「TRICK」の自称・天才奇術師山田との最大の差は、主人公の曾我佳城が大人の女性としての魅力が満載な点。
    あれじゃあ、弟子の串目匡一少年が...続きを読む
  • 奇術探偵 曾我佳城全集 秘の巻
    「小説現代」に約20年間にわたって連載された
    曾我佳城シリーズの集大成。
    「秘の巻」「戯の巻」の上下2冊という大分量だが、短編集なので意外に気軽に読める。
    ドラマ「TRICK」の自称・天才奇術師山田との最大の差は、主人公の曾我佳城が大人の女性としての魅力が満載な点。
    あれじゃあ、弟子の串目匡一少年が...続きを読む
  • 蚊取湖殺人事件
    短編集なので話自体に厚みはないが、シンプルであっさりな仕上がりなのでさくさく読める。バラエティに富んだ一冊だが、それぞれに要点を押さえてあるのはさすが。
  • 亜愛一郎の狼狽
    泡坂妻夫の最初期の短編集。雑誌『幻影城』新人賞佳作入選の「DL2号機事件」を含む。これまで読んだ彼の作品の完成度の高さと比べると、習作という印象から免れ得ない。トリックはアリバイ、密室、足跡等ヴァリエイションに富むが、奇をてらいすぎている感じがしてしまい、物語全体にとけ込んでいない。物語ごとに異なる...続きを読む