桂望実のレビュー一覧

  • 頼むから、ほっといてくれ

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    1 一九九六年
    安井明美
    四十歳。保健の外交員。昔好きだった人と浮気をして離婚。

    安井順也
    十歳。明美の一人息子。

    白井優太
    十歳。順也と同じトランポリン教室に通っている。年齢別選手権の十歳から十二歳の部で準優勝した。

    山岡義和
    コーチ。

    野田遼
    十歳から十二歳の枠で優勝した子。両親は体操選手だった。


    2 二〇〇三年
    青山諭
    三十六歳。トランポリン協会のナショナルチームでコーチをしている。

    野田遼
    十八歳。十歳の時に初めて全日本アンダー14に選抜されて以来、国立スポーツセンターでのナショナルチーム合宿に毎回やって来る。

    安井順也
    遼より一つ年下。数年前までは平凡な選手だった。

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    2025年01月09日
  • 地獄の底で見たものは

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    4つの短編でした。
    どのお話も、日常の突如現れた落とし穴から、したたかに主人公が這い上がるお話です。
    新年から前向きになれるお話で、何だか頑張ろうって思えました。第1章が1番好きでした。

    ーーー印象に残ったーーー
    •言い訳に年齢を使う人。やらない、出来ないのを、年齢のせいにしておけば、自分を納得させ易いんですよね。p35
    •愚痴を言っている時間が勿体ないp58
    •トラブルが発生したら、それを楽しめばいい。p105

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    2025年01月03日
  • 残された人が編む物語

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    登場人物が眼前に現れる

    ちょっとした表現が、物語を立体的にする。死んでしまった身内や友人から力をもらうそれぞれの主人公たちが目の前に出てきそうな感じ。筋書きよりも何よりも、そこに驚いた。

    それぞれの死が事故か自死かは問題ではなく、それに向き合う様子を読むんだけど、さすがにそれは未体験ゾーンだから感情移入が難しいのだが、なんとなく共感できるような気がするのは気のせいかな。

    他にもこの作者さんの物語読んでみたいな。

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    2025年01月02日
  • エデンの果ての家

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    葉山和弘
    大学卒業後、園芸科の同級生と盆栽の栽培と販売をする会社を立ち上げる。

    葉山秀弘
    弟。実母、葉山直子の殺害容疑で逮捕。大学卒業後、大手ゼネコンに就職したものの、十年ほどで退職し、事件当時は無職だった。清水七を殺害した廉で再逮捕。

    葉山直子
    母。山林で遺体が発見された。

    葉山敬一
    父。商社に勤める。

    久美子
    和弘の妻。大学の入学試験後に開かれたガイダンスでたまたま隣に座った。

    木村朋子
    叔母。母より九つ下。五十歳。

    梶本陽
    和弘の会社のスタッフ。

    関昌衛
    今年八十歳になるビルのオーナー。

    太田章
    弁護士。敬一に解任される。

    伊藤真紀
    和弘の会社のスタッフ。

    清水七

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    2024年12月24日
  • 諦めない女

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    第一章
    飯塚桃子
    三十歳を機に編集プロダクションを辞めてフリーランスになった。

    小倉京子
    ペットショップ勤務。沙恵とスーパーに買い物に行き、買い忘れた牛乳を買い戻ると沙恵がいなくなっていた。

    小倉沙恵
    京子の一人娘。

    小倉慎吾
    沙恵の父親。証券会社勤務。

    綾野雅治
    刑事。

    山田春馬
    刑事。

    権藤美香
    専業主婦。沙恵がいなくなった当時、慎吾と京子のサポート役に就いた女性警官。

    大谷佳則
    京子が十日間だけ働いたペットショップのオーナー店長だった。

    ふみえ
    慎吾の母。

    富雄
    ふみえの夫。

    松本友梨
    沙恵の担任教師だった。

    村上遥
    現在五十二歳。三十歳の時に娘が行方不明になった過

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    2024年12月23日
  • 地獄の底で見たものは

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    女性は強くてしなやか、というのが個人的なイメージ。だから、4人の主人公に拍手喝采。男はこんなに気持ち良くV字回復できないと思う。バックスラッシュで撃沈かな。

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    2024年12月18日
  • この会社、後継者不在につき

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    高齢の所長の元、小さな会社で働いている自分は人ごとではなく読んだ

    面白い視点の話。

    北川が思いがけずいいヒントをそれぞれくれる

    バッグの会社も刃物の会社も 社員が一団となっていく様子は読んでいても応援したくなる

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    2024年11月17日
  • 地獄の底で見たものは

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    急に離婚を切り出された専業主婦、働きぶりを
    否定された会社員、教え子に逃げられたコーチ、
    収入が途絶えたフリーアナウンサー。日常に
    突如現れた落とし穴から、したたかに這い上がる
    アラフィフ女たちを描く。

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    2024年12月24日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    ほどほどに手抜き料理を提供するケータリング業者の健一。

    こだわりも誰かに対しても頓着せず、ゆるい自分を持て余して、
    時々客から楽に死ねる薬について聞かれても、特に気にすることはなかった。

    偶然入院中の少年、英樹と出会い、健一の料理をおいしそうに食べてくれたことで作る喜びを思い出す。
    病気と闘い続けた英樹に作ってあげたシンプルだけど手の込んだ料理。

    雪山で帰らぬ人となった親友と妹の悲しい事実を受け止め、かつて教授からもらった楽に死ねるという怪しい薬と向き合う決意をしたこと。

    話が急に違う方向にいったような?
    誰かが作ってくれた美味しいご飯食べたい。

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    2024年09月14日
  • 残された人が編む物語

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    失踪した人を探してサポートするという、かなり消耗しそうな仕事をしている女性のオムニバスストーリー。
    弟、バンド仲間、夫、勤め先の社長、母と色々な関係の死と、その周辺を調べるうちに、生前知っていた姿との違いや驚きを発見していく。

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    2024年08月17日
  • 終活の準備はお済みですか?

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    終活は終いの活動ではなく、人生を改めて考え直す活動。
    実際、老後と呼ばれる時になったらどうなるのか真剣に考えなきゃいけない年齢になったよなあとは思うがピンと来ない。そういうときにこういうアドバイスがもらえるところがあったら良いなあと思った。

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    2024年08月16日
  • 総選挙ホテル

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    売上が落ちこむ中堅ホテルを立て直すため、大学で社会心理学を教えていた教授が社長に就任!
    この社長、かなりの変わり者で、実は紙を食べたり壁を舐めたりするという噂がある!?

    そんな新社長は、「常識的なことやってきてどれも不発だったんだから、思い切ったことしないと」と、あの手この手を使ってホテルの改革をしていく。 

    "従業員総選挙"で従業員の配置替えをしたり、監視カメラの映像を見て、従業員の接客対応に点数をつけたり。



    自分の思うやりたいこと、得意分野と他人から見た輝ける場所ってけっこう違っていたりする。
    総選挙によってそれに気づけるから面白い。

    想像していなかった部署

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    2024年06月29日
  • この会社、後継者不在につき

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    真面目だけど商売のセンスがない長男を後継者にするか、ちゃらんぽらんだけど新しい試みができる次男を後継者にするか悩むケーキ屋さん、3人の後継者候補を出したものの誰も気に入らないバッグメーカー、社長の突然死でM&Aされることになった包丁メーカーの3話からなる作品。

    どの話も前向きな結末で読後感が爽やか。
    ケーキ屋さんの話では、それぞれの後継者候補に、一年間自分の店を作ってもらい、立地決めから経営までをさせてみるという驚きの方法。
    後継者を決めるだけでなく、2人の兄弟がどう働いていくのが適性にあっているのかを考えるきっかけになったのが面白い。

    2話目は、感情的で独善的な現社長からの目線な

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    2024年06月26日
  • じゃない方の渡辺

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    色んな事を、オーディションに例えるのはしっくりとこなかった。主人公の人柄があまり好きなタイプじゃなかったなあ。と言いつつ、サラッと読み終えた。

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    2024年06月13日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    「面倒なことはしない」「出来るだけ手間をかけない」そんなケータリング業者の健一が、さまざまな人との出会いを通じて少しだけ成長していく、そんな物語りでした。
    ヒトは易きに流れるものではあり、それが普通だと思いますが、そんな普通の健一が自分の料理を食べて純粋に美味しいと言ってくれる人々に対して喜びを感じていく様子は万人に共感を呼ぶものかなと思いました。
    星3つです。

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    2024年05月27日
  • この会社、後継者不在につき

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    社長と社員、社長と後継

    最初、突拍子もない提案からオー面白い提案と話を読む中で関心していった

    立場が違っても方向が同じ、そこが面白かった

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    2024年05月06日
  • この会社、後継者不在につき

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    3章は、大切。モノを作ってくれている人、モノを買ってくれている人に双方のことを知ってもらうことは大切。ら

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    2024年04月14日
  • たそがれダンサーズ

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    田中武士
    六十歳で定年となり、現在は働いてない。社交ダンスを始める。

    池谷義幸
    医師。武士に社交ダンスを勧める。

    田中キヨ子
    武士の妻。

    池谷紗弥香
    義幸の娘。社交ダンスをしている。

    真野孝臣
    武士の実の父親。認知症で老人ホームに入っている。武士が小学六年のとき、もう一つの家族の方がいいとのことで出て行った。

    武士の母
    四十五歳で天国へ行った。

    赤江繭子
    社交ダンス教室の先生。

    川端諒一
    五十一歳で社交ダンス教室の体験レッスンを受けた。三田商事の資材第二部部長。

    聖子
    諒一の妻。

    伊波直承
    諒一の同期入社。新たに取締役になる。

    大塚正彦
    ステンレス製品の加工を請け負う町工場

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    2024年04月10日
  • じゃない方の渡辺

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    展子の言う、“人生はオーディションの連続”に例えるなら、自分が行きたいと望むところと、“オーディション”に合格するところとは違うことはままあって、それをどうポジティブに捉えられるかだよなぁ…と自分のネガティブなところは差し置いて考えながら読んだ。

    展子はだたただネガティブじゃないのだけれど、羨んだり、蔑んだり、そんなことしてもなんの得にもならないと分かっていても、なかなか自分を変えられない。

    あぁ人生って難しい!

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    2024年03月03日
  • 残された人が編む物語

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    喪くした人との記憶を手繰り寄せることで、
    大切な人を失った事実を少しずつ理解していく。
    喪失を受け入れ新たな一歩を踏み出す物語たち。

    故人の足跡を辿るとこは、残された人が
    その人の物語は終わったんだと納得して
    なんとか自分なりに物語を完結させるため。

    事実かどうかが大事ではなく、
    時には周囲の人がその人の死を納得しやすい
    物語であってもいいのではないか。

    だから残された人が物語を“編む”んだな、
    とストンと心に落ちてきました。

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    2024年01月18日