桂望実のレビュー一覧

  • じゃない方の渡辺

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    限りなく4に近い星3つ。
    改題されていたことに気付かず、また購入してしまった悔しさにより。
    しかしながら新鮮な気持ちで楽しめました。

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    2023年03月17日
  • ハタラクオトメ

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    三流時計メーカーで働く、ふくよかな女性のお仕事小説。
    自ら「ごっつぁんと呼んでください」と言い、いじってもよいデブキャラとして地位を確立?していくのに面食らった。

    ごっつぁんは取締役に突然女性グループでのプロジェクトリーダーに任命され、温度差あり個性ありのメンバーをまとめ、製品アイデアを出し、他部署や上司との折衝していく。
    部長や取締役への根回しが大事というところは、現実味があってちょっとうんざりしたけど、自分の仕事の参考になり、役員会でのプレゼンは頑張れー!と思いながらどきどきした。

    バリバリ働く先輩でもなく、ぶりぶりの後輩でもなく、ごっつぁんみたいな敵にならないタイプの人だからギスギス

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    2023年01月15日
  • 残された人が編む物語

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    失踪、亡くなった人の人生を辿ることで自分や故人の来し方を思い、前向きに生きて行こうとする姿が感動的でした。「行方不明者捜索協会」は心のサポートも行ってくれるのですね。

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    2023年01月09日
  • 残された人が編む物語

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    その名前の通り、依頼を受けて行方不明者を探す「行方不明者捜索協会」に勤める西山静香が主人公の連作短編集。
    失踪の理由は哀しいものだが、どの話も上手くまとめてある。最後は主人公自身の話で締めくくられている。

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    2023年01月03日
  • 残された人が編む物語

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    あの人どうしているかなと思って探したら既に亡くなっていた。どうして亡くなったのか。生前何を考えていたのか。故人を知るために動き出す人たちの話。

    亡くなった人は確かに美化される部分もある。綺麗な思い出だけ覚えておきたい気持ちは分かる。逆に真実を知ることがそんなに重要なのかと疑問に思えてくる。
    短編のひとつに、失踪した夫が実は腹の中では妻を見下していたり後輩の手柄を横取りしたりしていたことが分かる話がある。
    まさに知らない方が幸せだったと言えよう。

    自分に都合の良い解釈をしたって良いのだ。死者はもう何も語らない。
    死者の物語が時として生者の励みにもなり得るのであれば、事実をねじ曲げて解釈するこ

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    2022年12月03日
  • 諦めない女

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    ネタバレ

    章ごとに目線が違うので、え?!って騒ぎながら読んだ。
    前半は完全に母の気持ち。
    後半は娘に感情移入。
    どっちの気持ちもほんとわかる。
    私にも同世代の娘がいるけど、干渉しすぎないようにしようと誓った。
    今のところGPSは見たことない。

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    2022年11月04日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    やる気のないバツイチケータリング料理人のお客から時折聞かれる
    「薬持ってるのは貴方ですか?」
    その薬は飲むと確実に死ねる。しかも自殺とバレることなく。という噂。

    妹の死は自分の行動のせいかもしれないと思っている「おじさん」は難病の「僕」と出会い構っていくうちに・・・という話。
    この「おじさん(バツイチ料理人)」愛されてるよ。そして才能もある。
    むしろ羨ましいくらい(笑)
    作中の登場人物はみんな愛があるし愛されている。
    でもどうしようもないこともあるし、どうしようもあることもある。

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    2022年08月26日
  • 諦めない女

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    ネタバレ

    ほんの僅か、ボタンを掛け違えたが為に人生が大きく変わってしまう話。

    最後に母親が「ほっとしたわ。もうこれで沙恵が今どこにいるか、誰と会っているかといったことを心配しなくて済むと思って」という言葉が印象的だった。ライター以外の登場人物全ての人が被害者であり、心が痛んだ。

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    2022年08月16日
  • 諦めない女

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    2022.2.10
    なるほど〜
    章ごとに全く違う見方になるので、
    この子どうゆう子だったっけ!?って戻ったり
    面白かった。

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    2022年02月10日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    幸せを目標にしたら大変だよって、チヨコさんが言ったの。
    キリがないからねって。
    それより、今日三度の食事ができたら、なんていい一日だったんだって思えた方がよっぽど楽だよって、そう言ったわ。

    人間も料理と一緒で、複雑であればあるほど旨みが出るんだろう。

    生まれてきただけで意味がある。
    親にとっては、生まれてきてくれたというだけで、幸せを運んでくれるんだからな。
    そこにいてくれるだけで充分なんだ。
    思っていたような子どもにならなくても、問題を起こしたとしても、自分の子どもとして生まれてきてくれただけでーそれだけで充分なんだ。

    諦めんなよ。
    夢を自然消滅させるなんて寂しいじゃないか。
    夢がある

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    2022年01月22日
  • 諦めない女

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    桂 望実さんの長編小説です。

    スーパーで買い忘れに気付き戻った母を待っていた小学一年の娘、沙恵(さえ)が、入り口のベンチから忽然と姿を消してしまいます。

    そして数年が経ち、離婚した京子は今日もひとりで、わが子の帰りを待ちながら情報を集めてビラを撒きます。 

    第一章は淡々と物語が進行して行きあまり変化がありませんが第二章でいきなりの展開。
    そこからは空白の数年間に何があったのか徐々に明らかになって行きます。

    親子、夫婦の絆、母親の子供に対する愛情、執着、誘拐事件の裏に潜む問題、サスペンス要素やホラー的要素もあり中盤から一気に引き込まれて行きました。

    インタビュー形式になっていて登場人物

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    2021年09月03日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    ケータリングの仕事をしている男性が主人公。

    読み始める前、タイトルから、「僕」と「おじさん」が何度も朝ごはんを食べる話なのかなと私は思った。
    それくらい、私の意識の中に、「朝ごはん」というものは日常当たり前のことであって、繰り返されていくものだと刷り込まれているのだ。
    でも、世の中には食べたいものを食べられない人、何の変哲もない「朝ごはん」すら食べられない人も存在する。この本の「僕」は、まさにそうだ。
    「僕」が「おじさん」の「朝ごはん」を食べられたのは、結局、一度だけ。

    最近、身近な人の死について考える契機がありました。
    「とにかく生きていてほしい」という周囲の思いは、本人には届かないのだ

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    2021年08月01日
  • ハタラクオトメ

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    ネタバレ

    主人公のごっつぁんは、自分の仕事や周囲の状況を、少し客観的に見ているような感じがしました。もちろん真面目に仕事にも人間関係にも取り組んで、仕事が面白くなっていく様子に、良いぞいいぞぉーとワクワクしましたが…。
    Lady,Go!のみなみちゃんの方が、仕事や自分自身への熱量が高い感じがします。
    続けて読んだので違いを感じたのかもしれませんが。
    初版は2015年、Ladyは2009年、時代の違いかしら。

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    2021年07月11日
  • 総選挙ホテル

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    どの登場人物に感情移入するか…読む人によって違うのだろうなぁと思いました。
    もしかしたら、その時の自分の状況によっても違うのかな…。
    ちなみに、私は今回は、後藤さんでした。
    あなたは?

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    2021年01月16日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    ケータリングの仕事にやる気のない主人公。ショートドラッグを持っているという噂。ミステリアスな展開で途中までワクワクしていたが、結局最後はありきたりなハッピーエンドに終わって少しがっかりした。

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    2020年12月13日
  • 僕は金になる

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    「鎌倉うずまき案内所」の逆バージョン。
    昭和54年(1979年)から平成29年(2017年)までを8章に分けて描く。「鎌倉うずまき案内所」と違うのは、一つの家族の物語をその家族の長男の目線で描かれているところ。

    ギャンブル好きな父と、勤勉な看護婦の母。
    噛み合わない夫婦は、長男守が小六の時に離婚した。
    父に似て、型にはまった生活が苦手な姉は父と共に出て行き、普通で真面目な守は母と暮らすことに。

    8章の物語は、守が父と姉が暮らす町に1人で訪ねていき、そこで感じることが中心に描かれている。
    父と姉は姉が得意とする将棋(賭け将棋)で生計を立てているが、真面目な守にはそれが許せない。
    中2で初めて

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    2020年09月01日
  • 総選挙ホテル

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    ホテルで働いてる自分にとって、気づいたら全場面を今の職場に当てはめて脳内再生してた。従業員のいち意見としては、"いや実際それめちゃくちゃキチいから笑 "って部分が大半だったけども、それはまあお仕事小説だしご愛嬌。残念ながらこんなことは起きない、というか一人一人がこんな精神状態でいれることは無い。。。

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    2020年04月02日
  • 総選挙ホテル

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    売り上げが落ちている中堅ホテル。
    立地も規模もブランド力もある、じゃあ足りないのは?
    レストランメニュー、宿泊プラン、タイアップ、みんな改善したのに何が悪いのか?
    そこで元山社長が大なたを振るう。
    何をしたのか?
    従業員同士による総選挙だ。
    自薦他薦問わず、誰がどの部署にふさわしいかを従業員たちが決める。
    始まるまでは裏で「私に一票を」合戦。
    おかしいとの声も。
    しかし選挙後は、意外な場所で従業員たちが力を振るう。

    やりたい仕事と、個人の資質、向き不向きは違うこともある。
    でも、やりたい仕事も、もちろんあるし、それを目指して努力をしてきたはずだ。
    うーん、本作ではハッピーエンドだけど、実生活

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    2020年03月14日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    ネタバレ

    美味しそうな料理の描写を期待していたので、少しがっかり。語り手がコロコロ変わるし、話があちこちに散らばって、読みにくさを感じた。あの事故は必要だったのかなぁ…
    車椅子の少年とおじさんのやり取りは、最初の内は力が抜けていて良かった。少しづつ深刻になっていくのは、仕方ないけれど。

    全体的にタイトルと表紙に負けてしまっているかも。

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    2020年03月13日
  • 恋愛検定

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    恋愛力って確かに個人差があるけど、それが資格になるっておもしろい。
    7人それぞれ癖がある人物で、恋愛経験もいろいろ。
    イラッとするような人も、自分に重ねてしまうような人もいて。
    人のことならわかるのに自分のことだとわからないっていうのは誰でもそうなんだろな。
    わかりやすいハッピーエンドばかりではないのがリアルでよかった。

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    2020年02月27日