桂望実のレビュー一覧

  • 頼むから、ほっといてくれ

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    1 一九九六年
    安井明美
    四十歳。保健の外交員。昔好きだった人と浮気をして離婚。

    安井順也
    十歳。明美の一人息子。

    白井優太
    十歳。順也と同じトランポリン教室に通っている。年齢別選手権の十歳から十二歳の部で準優勝した。

    山岡義和
    コーチ。

    野田遼
    十歳から十二歳の枠で優勝した子。両親は体操選手だった。


    2 二〇〇三年
    青山諭
    三十六歳。トランポリン協会のナショナルチームでコーチをしている。

    野田遼
    十八歳。十歳の時に初めて全日本アンダー14に選抜されて以来、国立スポーツセンターでのナショナルチーム合宿に毎回やって来る。

    安井順也
    遼より一つ年下。数年前までは平凡な選手だった。

    松重慎司
    十七歳。そそっかしくて、落ち着きがない選手。

    細川洋充
    目立ちたがり屋の関西人。大阪在住。

    石丸卓志
    洋充と同い年。山形在住。

    赤羽佳那
    新体操の有望選手。

    石川佳子
    新体操のコーチ。四十代後半くらい。


    3 二〇〇三年
    野田遼
    十八歳。佳那とは、アンダー18の日本代表合宿中にメルアドを交換していた。

    赤羽佳那
    おとなしそうな第一印象は、遼もろタイプ。


    4 二〇一〇年
    石丸卓志
    十九歳。

    細川洋充

    野田遼
    今は食品会社の営業をしている。

    青山諭

    安井順也

    松重慎司


    5 二〇一〇年
    細川洋充
    十九歳。

    石丸卓志


    6 二〇一一年
    尾崎敬寛
    四十五歳。審判。

    安井順也

    松重慎司

    青山諭
    陰で青鬼と呼ばれている。


    7 二〇一一年
    松重慎司
    二十四歳。

    柳沢国徳
    コーチ。

    安井順也

    石丸卓志

    細川洋充


    二〇一二年
    安井順也
    二十五歳。

    細川洋充

    鈴池進吾
    広報。

    青山諭

    小川敦子
    事務局スタッフ。

    野田遼

    石丸卓志

    松重慎司

    山岡

    金子雄一郎
    順也の父親。


    二〇一二年
    細川洋充
    二十一歳。

    杉本保夫
    医師。

    矢沢昇
    大学のコーチ。

    広瀬里沙
    大学のバドミントン部。


    10 二〇一二年
    石丸卓志
    二十一歳。オリンピックに行けないと判明し、親のコネで内定をもらう。

    大友一臣
    卓志の職場の先輩。


    11 二〇一二年
    安井順也
    二十五歳。

    青山諭

    山岡


    12 二〇一三年
    鈴木睦美
    二十二歳。新入社員としてトランポリンきょうかいで働く。広報。

    鈴池
    睦美のたった一人の上司。

    安井順也

    石丸卓志

    高橋
    コーチ。

    青山諭

    鈴木光
    睦美の父。睦美が生まれる一週間前に交通事故で亡くなった。元トランポリン選手。


    13 二〇一三年
    石丸卓志
    二十二歳。

    青山諭

    安井順也

    細川洋充


    14 二〇一三年
    安井順也
    二十六歳。

    金子雄一郎
    高校で数学の教師をしている。

    安井明美


    15 二〇一五年
    松重慎司
    二十九歳。

    柳沢国徳

    尾崎


    16 二〇一六年
    細川洋充
    二十五歳。

    広瀬里沙

    松重慎司

    石丸卓志

    前原正夫
    テレビ局スタッフ。

    柳沢


    二〇二五年
    野田遼
    四十一歳。

    赤羽佳那

    細川洋充

    安井順也



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    2025年01月09日
  • 地獄の底で見たものは

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    4つの短編でした。
    どのお話も、日常の突如現れた落とし穴から、したたかに主人公が這い上がるお話です。
    新年から前向きになれるお話で、何だか頑張ろうって思えました。第1章が1番好きでした。

    ーーー印象に残ったーーー
    •言い訳に年齢を使う人。やらない、出来ないのを、年齢のせいにしておけば、自分を納得させ易いんですよね。p35
    •愚痴を言っている時間が勿体ないp58
    •トラブルが発生したら、それを楽しめばいい。p105

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    2025年01月03日
  • 残された人が編む物語

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    登場人物が眼前に現れる

    ちょっとした表現が、物語を立体的にする。死んでしまった身内や友人から力をもらうそれぞれの主人公たちが目の前に出てきそうな感じ。筋書きよりも何よりも、そこに驚いた。

    それぞれの死が事故か自死かは問題ではなく、それに向き合う様子を読むんだけど、さすがにそれは未体験ゾーンだから感情移入が難しいのだが、なんとなく共感できるような気がするのは気のせいかな。

    他にもこの作者さんの物語読んでみたいな。

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    2025年01月02日
  • エデンの果ての家

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    葉山和弘
    大学卒業後、園芸科の同級生と盆栽の栽培と販売をする会社を立ち上げる。

    葉山秀弘
    弟。実母、葉山直子の殺害容疑で逮捕。大学卒業後、大手ゼネコンに就職したものの、十年ほどで退職し、事件当時は無職だった。清水七を殺害した廉で再逮捕。

    葉山直子
    母。山林で遺体が発見された。

    葉山敬一
    父。商社に勤める。

    久美子
    和弘の妻。大学の入学試験後に開かれたガイダンスでたまたま隣に座った。

    木村朋子
    叔母。母より九つ下。五十歳。

    梶本陽
    和弘の会社のスタッフ。

    関昌衛
    今年八十歳になるビルのオーナー。

    太田章
    弁護士。敬一に解任される。

    伊藤真紀
    和弘の会社のスタッフ。

    清水七
    睡眠導入剤とアルコールを一緒に飲み、入浴中に眠ってしまったための事故死。風俗嬢。秀弘と付き合っていた。

    平林京香
    和弘の会社の電話番。

    伊地知常明
    刑事事件専門の弁護士。

    小川武雄
    弁護士。和弘に伊地知弁護士を紹介した。

    奈良園子
    盆栽の買取を和弘に依頼。

    藤田浩久
    秀弘の同期入社。

    石川
    秀弘が教育係りになった後輩。

    浅井圭
    秀弘の大学時代の友人、フリーのグラフィックデザイナー。

    江口隆司
    敬一の古い友人。

    植田健
    和弘の客。

    宮下慶太
    秀弘の友人。七が死んだ日に秀弘と一緒にカラオケルームにいたうちの一人。大学で同じサークル・自動車愛好会にいた。

    川東恵
    直子の高校時代の友人。

    三代実豊
    直子が結婚前に付き合ってた。

    平野明海
    直子が参加していた料理教室の講師。

    中西敏子
    料亭の仲居頭。

    村田明
    伊地知弁護士の助手。

    野口理佐
    検事。

    水野彩織
    七の友人。

    清水寿子
    七の母親。

    石倉康人
    和弘の友人。高校の同級生で、違う大学へ進学した後も付き合いが続いていた。

    安倍勝人
    監察医。

    西崎亜矢子
    直子の高校の同級生。

    吉田優貴
    サラリーマンを辞め、二年前から移動カフェを始めた。

    里見照幸
    和弘の客。

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    2024年12月24日
  • 諦めない女

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    第一章
    飯塚桃子
    三十歳を機に編集プロダクションを辞めてフリーランスになった。

    小倉京子
    ペットショップ勤務。沙恵とスーパーに買い物に行き、買い忘れた牛乳を買い戻ると沙恵がいなくなっていた。

    小倉沙恵
    京子の一人娘。

    小倉慎吾
    沙恵の父親。証券会社勤務。

    綾野雅治
    刑事。

    山田春馬
    刑事。

    権藤美香
    専業主婦。沙恵がいなくなった当時、慎吾と京子のサポート役に就いた女性警官。

    大谷佳則
    京子が十日間だけ働いたペットショップのオーナー店長だった。

    ふみえ
    慎吾の母。

    富雄
    ふみえの夫。

    松本友梨
    沙恵の担任教師だった。

    村上遥
    現在五十二歳。三十歳の時に娘が行方不明になった過去を持つ。娘は翌日遺体で発見され、犯人は一週間後に逮捕された。事件や事故で我が子を失った親たちの会を結成する。

    伊藤佳苗
    息子を交通事故で亡くす。

    伊藤学
    佳苗の夫。

    上野ゆり子

    桜井豊
    警察官を定年で退職後、近所の子どもたちの遊び場をボランティアで見守り役をしている。

    羽鳥香菜
    美容師になるための専門学校に入学したばかりの十八歳で、小学一年生の時沙恵のクラスメイトだった。

    生島舞子
    京子の二つ上の姉で専業主婦。


    第二章
    沙恵
    現在十八歳。

    ユキ
    当時八歳。沙恵と一緒に拉致されて監禁されていた。

    ケイタ
    当時十歳。沙恵と一緒に拉致されて監禁されていた。

    星あやの
    現在二十三歳。拉致されて監禁されていた。

    太川純一
    現在二十五歳。拉致されて監禁されていた。

    歩
    拉致されて監禁されていた。

    マリア・サントス
    島にいた大人。

    航平
    拉致されて監禁されていた。

    佐々木愛
    当時十二歳。

    涼太
    拉致されて監禁されていた。

    佑太
    拉致されて監禁されていた。

    小春
    拉致されて監禁されていた。

    直樹
    拉致されて監禁されていた。

    真凛
    拉致されて監禁されていた。

    小池
    編集長。

    ケン・オカンポ
    日本人観光客のガイドやビジネス通訳の仕事をしている。

    ドネア
    警察官。

    健介
    拉致されて監禁されていた。


    第三章
    小倉慎吾

    綾野

    平川
    女性担当者。

    小林怜子
    教師をしていたが退職して、授業についていけない子どもの学習をサポートする団体を設立した。

    神田貴文
    四十歳。E大学で准教授をしている。

    内藤麻耶
    沙恵が通う定時制高校のクラスメイト。

    公介
    クラスメイト。

    広瀬仁

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    2024年12月23日
  • この会社、後継者不在につき

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    高齢の所長の元、小さな会社で働いている自分は人ごとではなく読んだ

    面白い視点の話。

    北川が思いがけずいいヒントをそれぞれくれる

    バッグの会社も刃物の会社も 社員が一団となっていく様子は読んでいても応援したくなる

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    2024年11月17日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    ほどほどに手抜き料理を提供するケータリング業者の健一。

    こだわりも誰かに対しても頓着せず、ゆるい自分を持て余して、
    時々客から楽に死ねる薬について聞かれても、特に気にすることはなかった。

    偶然入院中の少年、英樹と出会い、健一の料理をおいしそうに食べてくれたことで作る喜びを思い出す。
    病気と闘い続けた英樹に作ってあげたシンプルだけど手の込んだ料理。

    雪山で帰らぬ人となった親友と妹の悲しい事実を受け止め、かつて教授からもらった楽に死ねるという怪しい薬と向き合う決意をしたこと。

    話が急に違う方向にいったような?
    誰かが作ってくれた美味しいご飯食べたい。

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    2024年09月14日
  • 残された人が編む物語

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    失踪した人を探してサポートするという、かなり消耗しそうな仕事をしている女性のオムニバスストーリー。
    弟、バンド仲間、夫、勤め先の社長、母と色々な関係の死と、その周辺を調べるうちに、生前知っていた姿との違いや驚きを発見していく。

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    2024年08月17日
  • 終活の準備はお済みですか?

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    終活は終いの活動ではなく、人生を改めて考え直す活動。
    実際、老後と呼ばれる時になったらどうなるのか真剣に考えなきゃいけない年齢になったよなあとは思うがピンと来ない。そういうときにこういうアドバイスがもらえるところがあったら良いなあと思った。

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    2024年08月16日
  • 総選挙ホテル

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    売上が落ちこむ中堅ホテルを立て直すため、大学で社会心理学を教えていた教授が社長に就任!
    この社長、かなりの変わり者で、実は紙を食べたり壁を舐めたりするという噂がある!?

    そんな新社長は、「常識的なことやってきてどれも不発だったんだから、思い切ったことしないと」と、あの手この手を使ってホテルの改革をしていく。 

    "従業員総選挙"で従業員の配置替えをしたり、監視カメラの映像を見て、従業員の接客対応に点数をつけたり。



    自分の思うやりたいこと、得意分野と他人から見た輝ける場所ってけっこう違っていたりする。
    総選挙によってそれに気づけるから面白い。

    想像していなかった部署に配属され、最初はみんな混乱するが、仕事に対する気持ちが少しずつ変化していく。
    それに比例して、ホテルが少しずつ良くなっていく様子が見どころ。


    個人的には、もう少しボリュームがあっても良かったかなあと思った。

    けっこうシンプルに描かれている感じなので、サクッと読みたい方にはおすすめ。

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    2024年06月29日
  • この会社、後継者不在につき

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    真面目だけど商売のセンスがない長男を後継者にするか、ちゃらんぽらんだけど新しい試みができる次男を後継者にするか悩むケーキ屋さん、3人の後継者候補を出したものの誰も気に入らないバッグメーカー、社長の突然死でM&Aされることになった包丁メーカーの3話からなる作品。

    どの話も前向きな結末で読後感が爽やか。
    ケーキ屋さんの話では、それぞれの後継者候補に、一年間自分の店を作ってもらい、立地決めから経営までをさせてみるという驚きの方法。
    後継者を決めるだけでなく、2人の兄弟がどう働いていくのが適性にあっているのかを考えるきっかけになったのが面白い。

    2話目は、感情的で独善的な現社長からの目線なのもあり、社員のアイディアも一刀両断してしまう姿勢にモヤモヤしながら読み始めた。
    でもいざ会社が危機に瀕した時の対応は素晴らしいし、同じ考え方ができる人を後継者に据えたことですっきりした。

    3話目の、断るのが苦手な主人公が、他の人の立場に立ってみる研修を受けてから、自ら行動した話も読んでいて気持ちよかった。
    言い方って大切なんだなと改めて感じたし、どうしたらその力を手に入れられるのか…。

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    2024年06月26日
  • じゃない方の渡辺

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    色んな事を、オーディションに例えるのはしっくりとこなかった。主人公の人柄があまり好きなタイプじゃなかったなあ。と言いつつ、サラッと読み終えた。

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    2024年06月13日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    「面倒なことはしない」「出来るだけ手間をかけない」そんなケータリング業者の健一が、さまざまな人との出会いを通じて少しだけ成長していく、そんな物語りでした。
    ヒトは易きに流れるものではあり、それが普通だと思いますが、そんな普通の健一が自分の料理を食べて純粋に美味しいと言ってくれる人々に対して喜びを感じていく様子は万人に共感を呼ぶものかなと思いました。
    星3つです。

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    2024年05月27日
  • この会社、後継者不在につき

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    社長と社員、社長と後継

    最初、突拍子もない提案からオー面白い提案と話を読む中で関心していった

    立場が違っても方向が同じ、そこが面白かった

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    2024年05月06日
  • この会社、後継者不在につき

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    3章は、大切。モノを作ってくれている人、モノを買ってくれている人に双方のことを知ってもらうことは大切。ら

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    2024年04月14日
  • たそがれダンサーズ

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    田中武士
    六十歳で定年となり、現在は働いてない。社交ダンスを始める。

    池谷義幸
    医師。武士に社交ダンスを勧める。

    田中キヨ子
    武士の妻。

    池谷紗弥香
    義幸の娘。社交ダンスをしている。

    真野孝臣
    武士の実の父親。認知症で老人ホームに入っている。武士が小学六年のとき、もう一つの家族の方がいいとのことで出て行った。

    武士の母
    四十五歳で天国へ行った。

    赤江繭子
    社交ダンス教室の先生。

    川端諒一
    五十一歳で社交ダンス教室の体験レッスンを受けた。三田商事の資材第二部部長。

    聖子
    諒一の妻。

    伊波直承
    諒一の同期入社。新たに取締役になる。

    大塚正彦
    ステンレス製品の加工を請け負う町工場を経営。社交ダンスを始める。

    秀樹
    正彦の息子。IT企業を三年で辞め、父の仕事を手伝うと言ってきた。

    香
    正彦の妻。

    遥
    秀樹の妻。

    米山信也
    米山ダンススタジオ。いくつものダンス教室から紹介されてきた初心者の男たちに、基本のステップを教えている。

    悦子
    米山の妻で半年前に病死した。ダンスのパートナーでもあった。

    篠原伸行
    社交ダンス教室で一緒に習っていたが、教え方に問題があると感じ辞める。

    山中百合子
    デンタルクリニックの受付。

    森本愛花
    デンタルクリニックの受付。

    岩崎千加子
    川端の同期。伊波の取締役就任祝いの主催者。

    叶耕史
    川端と同じ三田商事の社員。情報ビジネス部。米山ダンススタジオでレッスンを受けている。

    岡田豊典
    大塚の取引先。

    中野泰
    岡田の会社の社長。

    石原和久
    米山ダンススタジオで一緒にレッスンを受けた。

    沢村誉
    川端の大学時代の友人。

    小林杏子
    悦子の妹。再婚した親同士の連子同士のため、血のつながりはない。パートナーと同じステップを踏んでも、相手にまったく合わせようという気はない。

    謙
    ダンスパートナーで夫。杏子に離婚をしてほしいと言った。

    綿谷洋司
    大塚の幼馴染。魚屋。

    菊池
    大塚の知り合いの美容院。

    山田光春
    田中の元同級生。相続問題を抱えている。

    佐々倉和史
    田中の元同級生。

    伊藤利枝子
    田中が小学六年生の時に憧れていた女の子。十八で日本を離れてからずっと海外生活している。

    松岡匡人
    大塚の会社の従業員。

    星野潤
    大塚の会社の従業員。





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    2024年04月10日
  • じゃない方の渡辺

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    展子の言う、“人生はオーディションの連続”に例えるなら、自分が行きたいと望むところと、“オーディション”に合格するところとは違うことはままあって、それをどうポジティブに捉えられるかだよなぁ…と自分のネガティブなところは差し置いて考えながら読んだ。

    展子はだたただネガティブじゃないのだけれど、羨んだり、蔑んだり、そんなことしてもなんの得にもならないと分かっていても、なかなか自分を変えられない。

    あぁ人生って難しい!

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    2024年03月03日
  • 残された人が編む物語

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    ※
    喪くした人との記憶を手繰り寄せることで、
    大切な人を失った事実を少しずつ理解していく。
    喪失を受け入れ新たな一歩を踏み出す物語たち。

    故人の足跡を辿るとこは、残された人が
    その人の物語は終わったんだと納得して
    なんとか自分なりに物語を完結させるため。

    事実かどうかが大事ではなく、
    時には周囲の人がその人の死を納得しやすい
    物語であってもいいのではないか。

    だから残された人が物語を“編む”んだな、
    とストンと心に落ちてきました。

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    2024年01月18日
  • この会社、後継者不在につき

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    三章で構成されたお仕事小説。

    それぞれの物語は独立しているが、全編に共通して中小企業診断士・北川徹が登場する。

    県内に十店舗を構える洋菓子店・ルージュの跡継ぎ問題、女性向けのブランドバッグを販売する会社の経営問題、社長の急な逝去により、外国人オーナーの元で働く事になった刃物メーカーの社員達。

    三者三様の悩みを北川の型破りな提案で活路を開いていく。

    一章の兄弟対決では、よもや一触即発の危機かとドキドキしたが柔軟な対応が功を奏しホッ。

    二章のコロナ禍による経営不振や人間関係の難しさはリアル。

    軽快に読めるザ・お仕事小説。

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    2023年12月18日
  • 総選挙ホテル

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    チャプターズという本と人が出会うマッチングサービスをしている会社のYouTubeで、紹介されていた一冊です。

    売り上げが落ち込む中堅ホテル、フィデルホテル。
    経営改善のため着任した新しい社長は社会心理学者。

    人事が機能していないなら、
    従業員が選べばいい。

    会社の新陳代謝、適材適所、息し改革。
    360度評価?なのかなと。

    登場人物たちが、
    自分の希望していた職務と違う、
    と悩みながらも、
    ホテルがどうあるべきか、
    どんな場所であるべきかを考え、
    使命感というか自身の職務にやりがいを見出していく。

    現実は、自身の職務経験を大事にすることが多くて、
    スキルアップ、専門性を高められないならと
    辞めていくことの方が多いのでは、と。

    業界とそのホテルを好き、お客様が好きという、
    愛社精神みたいなのを感じたのが久しぶりでした。苦笑

    もし私がこのホテルにいたら落選するかも。苦笑

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    2023年12月10日