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Posted by ブクログ 2024年02月19日
出だしのニコニコ顔から歪んだおじさんが心の中で反パクしていく物語かと思ったら全然違うって、人間らしい常識ある涙脆いおじさんじゃないですか。ケータリングの仕事に誇りを持たずいい加減で生きてく為に仕事しているだけの司の養育費の為だけの、と思いきや全部ひっくり返る。毎年行ってる妹と友人の思い出の山に1人で...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月29日
めちゃくちゃ泣きました。
タイトルから僕とおじさんの日々の朝ごはんの話なのかと思っていたら、全然違いました。
朝ごはんが出てくるのはたったの一度。
自分にとって当たり前の何の変哲もない朝ごはんが、誰かにとってはとても特別な事なのだと考えさせられました。
主人公はやる気のない料理人のおじさん。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月19日
タイトルからして朝ご飯屋さんを舞台にお客さんとのハートフルな短編集とか想像したのだが、全然違っていて、ケータリング業を営むダラーとした中年男が、腰のリハビリで通う病院で出会った少年との交流を描く作品で、ちょっとしっとりもした良作。登場人物がたくさんいるので、集中して読まないと人間関係が掴みづらかった...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月14日
読後、じわじわと感動が押し寄せます。会場でパーティをセティングするケータリングという仕事をしている水島健一44歳の物語。前半はパーティ料理と苦しまずに死ねる薬の2つのテーマを軸に話が展開。内容は分散気味だし、タイトルとどう関係するのか全く分からない状態。後半、健一が車椅子の13歳の少年、水谷英樹との...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月01日
詳しいことを書くとネタばれになってしまうから書かないけど、縁って生きるってこういうことよねと思った。
昔話みたいに「幸せにくらしました。」おしまいみたいに人生はやさしくないけど、でも、生きていく意味や力をもらえる出会いというものがある。
主人公はだらだらしててやる気なくて、好かんなーと思って読んでい...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月25日
出来合いのものをそれらしく加工し、なるべく手抜きをして、盛り付けだけきれいにすればOK。
なんとも誠意のないケータリング業者の水島健一・44歳。
バツイチ、息子は元妻と暮らす。
なんていい加減な料理人!だから食中毒も出すし、やる気がないにもほどがある!
しかし、料理はまず、自分が「食べたい」と思...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月22日
幸せを目標にしたら大変だよって、チヨコさんが言ったの。
キリがないからねって。
それより、今日三度の食事ができたら、なんていい一日だったんだって思えた方がよっぽど楽だよって、そう言ったわ。
人間も料理と一緒で、複雑であればあるほど旨みが出るんだろう。
生まれてきただけで意味がある。
親にとっては...続きを読む
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