桂望実のレビュー一覧
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ネタバレ適当に脱力して生きてきた調理師のおっさんが、一人の難病の男の子と出会う事によって人生をやり直す気力を得ていく物語です。いい話になるであろうことがあらかじめ分かっているので安心。最近惨い話が胸にぐさぐさ刺さって疲れるので、こういう初めから安心できる本って助かります。
でも内容としてはなかなか重めで、自分の生き方を決めるのは誰なのか、生きていて欲しいと望む人の気持ちだけで決めてしまってよいのか。病気には徹底的に戦っていかないと人として間違っているのかという事を読みながら考えていました。
ここからは感想ではないのですが、視点移動を多用すると小説としての趣きが削がれるため個人的には好 -
Posted by ブクログ
主人公が走らない箱根駅伝小説。持って生まれた資質や才能がほとんどを占める短距離と違って、努力がある程度報われる長距離競技とはいかにメンタルのスポーツかということ。だからこそストイックにハマる輩が多いのだろう。長距離を扱った小説には「人はなぜ走るのか。辛い思いをして」が必ずキーワードとして出てくることが多いが、「マッサージでイタぎもちいいのと同じで、辛いのと楽しいのが同時に来てる感じ」は言い得て妙かも。辛いと楽しいは紙一重なのか。辛いと思った先に楽しさが待っているのか。一般市民ランナーとトップを目指すアスリートは勿論全然違うだろうが、テニスやサッカーをすることに対して疑問を抱く人は少ないが、長距
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Posted by ブクログ
久々に読み直した本。前回、恐らく2〜3年前に読んだときは、面白くなかった。事実、評価は星二つ。しかも、読んだかどうかさえも忘れていた。
でも、久々に読んでみると、ストーリーも描写も悪くない。主人公は放漫なエリートランナー。大学の陸上部に鳴り物入りで入ったものの、チームをないがしろにして総スカン。
展開は見えつつある…と思いきや、思い描いたストーリーからすればまだまだ序の口、さぁこれからというところで舞台が転換。
中途半端といえば中途半端。飛んでいるといえば飛んでいる。なるほど、だから星二つだったんだ。でも、今回は星三つ。何が変わったんだろう。自分のメンタルか、フィジカルか。
また3年経