【感想・ネタバレ】ハタラクオトメのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

時計メーカーで働くOLが、突然女性だけのプロジェクトチームで新商品の企画をすることになり、素人ならではの自由な発想で商品化を目指す。

主人公は明るいデブキャラを売りにしている"ごっつぁん"。
女性陣が企画を挙げていく段階で、役員や部長など男社会の文化のなかで生きているおじさん対策をしているところは笑える。

普通の会社ではあり得ない設定ながら、普段の仕事にトキメキを感じられなくなっていたOLたちが、もの作りの楽しさや仕事の達成感を感じるなど成長していく様子が微笑ましい。

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2022年10月12日

Posted by ブクログ

サラッと読めてしまう。
ふくよか女性が、その人格と人望で本気で仕事に取り組み、周りを巻き込んでいく。
太っているのは、その意味ではたしかに敵を作りにくい。でも、自分の管理もできない人が。。とも思われる現実も知っている。

さわやかな読後感で、ストレスはなく読める系でした。

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2019年01月06日

Posted by ブクログ

ある時計メーカーが舞台。そこで働く女性社員たちがプロジェクトメンバーを組み、新たな商品を開発すべく奮闘する。企画部ではなく、あえて素人感覚を重宝するため、人事部や経理、秘書などから選出された6人の女性たち。アイデアを出し合ったり、工場に掛け合ったり、上司たちに企画を通すために根回りを策略したり…。
時計のアイデアも普通に「なるほど!」と共感を感じたし、面白かった。腕時計は仕事中はデスクに置く、というの私もやってるし、ちょっとしたときに置き時計になる、ってアイデアも面白い。
キャラクターの異なる女性たち。それぞれ適性は違う。この物語のように、人間には得手不得手あり、色んな個性があるからこそ、面白い。そういうふうに会社は成り立っている。
主人公が、100㎏のおデブちゃんキャラということも重要な要素。昔虐められていたんだが、自分をあるきっかけで変えてから、癒しの存在としてのキャラクターが確立した。
良いなぁ、主人公の「ごっつあん」。こんな子がいたら和むだろうな。やっぱ自分のためだけじゃなく、人の役に立つような人になることって大事だね。

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2016年06月16日

Posted by ブクログ

三流時計メーカーで働く、ふくよかな女性のお仕事小説。
自ら「ごっつぁんと呼んでください」と言い、いじってもよいデブキャラとして地位を確立?していくのに面食らった。

ごっつぁんは取締役に突然女性グループでのプロジェクトリーダーに任命され、温度差あり個性ありのメンバーをまとめ、製品アイデアを出し、他部署や上司との折衝していく。
部長や取締役への根回しが大事というところは、現実味があってちょっとうんざりしたけど、自分の仕事の参考になり、役員会でのプレゼンは頑張れー!と思いながらどきどきした。

バリバリ働く先輩でもなく、ぶりぶりの後輩でもなく、ごっつぁんみたいな敵にならないタイプの人だからギスギスせず上手く回るのかな。性別を超える感じ?

ドラマに向いてそう。

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2023年01月15日

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ネタバレ

主人公のごっつぁんは、自分の仕事や周囲の状況を、少し客観的に見ているような感じがしました。もちろん真面目に仕事にも人間関係にも取り組んで、仕事が面白くなっていく様子に、良いぞいいぞぉーとワクワクしましたが…。
Lady,Go!のみなみちゃんの方が、仕事や自分自身への熱量が高い感じがします。
続けて読んだので違いを感じたのかもしれませんが。
初版は2015年、Ladyは2009年、時代の違いかしら。

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2021年07月11日

Posted by ブクログ

こんな会社あったら確実に潰れている!(笑)
けれどなんか嫌いじゃないな。あとがきで美咲や絵里先輩へのごっつあんの言葉がハタラクオトメへのエールになってるってあったけれどそうかも。職場の人をこんなに認めてストレートに褒めるってなかなかできることじゃないし、そういう意味で気持ちよく読めた。筋衛門がいいやつで好き。最後ごっつあんと恋が芽生えるかと思ったけど流石にそこまではなかったか。亜衣のアイディアで終わる辺りがよかったなって思う。

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2016年09月18日

Posted by ブクログ

2流時計メーカー日高の人事部に勤める北島真也子。100kgの体重をほこり、別名・ごっつぁん。明るいデブ。
ある日、女性ばかりのチームを率い新製品の企画を命ぜられて。
いわゆるお仕事小説です。
集まったのは個性あふれるメンバー。でもどこかテレビドラマのショムニを思い起こさせます。悪く言えばステレオタイプ。そういう意味では周辺の男たちもそんな感じ。それに新商品企画なんてそんなに甘い物じゃないし。桂さんは会社員経験もあるようですが、ちょっと安易な設定かな。
とはいえ明るく前向きで心地よい物語です。

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2016年05月15日

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