桂望実のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ石田徹子
女弁護士。大学四年の時に、司法試験に一発合格した。夏子がトラブルに巻き込まれるたびに助けて欲しいと連絡が来る。
小谷夏子
徹子の祖母の妹の孫にあたる。同い年の再従姉妹。軍人のアメリカ人とのハーフと言っているが作り話。野球賭博をして賭け金をネコババしたうえ、それに失敗すると、借金を男に尻拭いさせる。五年後、熊谷嘉昭と結婚している。美容院からツケの支払いを求められている。七年後、嘉昭とは離婚、息子も手放している。四年後、男から脅迫を受けて困っている。
西岡章男
小谷夏子と結婚するつもりだった。
荻原道哉
弁護士事務所を開いてから五年間一人でやってきた。石田徹子が所属する。
西岡克 -
Posted by ブクログ
チャプターズという本と人が出会うマッチングサービスをしている会社のYouTubeで、紹介されていた一冊です。
売り上げが落ち込む中堅ホテル、フィデルホテル。
経営改善のため着任した新しい社長は社会心理学者。
人事が機能していないなら、
従業員が選べばいい。
会社の新陳代謝、適材適所、息し改革。
360度評価?なのかなと。
登場人物たちが、
自分の希望していた職務と違う、
と悩みながらも、
ホテルがどうあるべきか、
どんな場所であるべきかを考え、
使命感というか自身の職務にやりがいを見出していく。
現実は、自身の職務経験を大事にすることが多くて、
スキルアップ、専門性を高められないなら -
Posted by ブクログ
斬新な物語だと思いました。
主人公の麻里は職場や近所でトラブルが起こる度にすぐに引っ越し、職も変えます。あまりにも引越しを繰り返しているので、手際が良すぎて引っ越し業者にも感心されるほど。
きっと何か、人に言えないような事情を抱えているのだろうと想像がつきます。
徐々に麻里の抱えている問題が明らかになってくるのですが、その問題に対する麻里の受け止め方が、私が今まで読んできた小説や観てきたドラマ、映画とは全く違っていました。
家族との向き合い方‥‥いつの時代もとても悩ましい問題です。家族の問題は家族が引き受けるべき‥‥どうしてもそう思ってしまいます。そして、そう思えば思うほど苦しくなっていきます