桂望実のレビュー一覧

  • 地獄の底で見たものは

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    地獄の底という表現はどうだか?っとは思うけど、平和だと思ってた家庭でいきなり離婚を言い渡されるとか、全てをかけてきたつもりの仕事で全否定されるとか、仕事がなくなって無収入になるとか、なかなかの悲劇がたくさん。
    自分にとっての最悪の状態から戸惑いながらも前へと進み、幸せの入口を見つけるという、題名のイメージとは違いスカッと感がある。
    誠実に生きている人には必ず前向きな道がある!って励まされる感じ。

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    2025年09月01日
  • 腕が鳴る

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    整理収納アドバイザー中村真穂に依頼をした5名のお客さんのお話。

    片付けは過去と未来の再編成と言い、闇雲に捨てたりするのでなく、依頼客の人生に寄り添ってくれる。
    信念のある真穂さんと一緒に人生の棚卸しをすることでそれぞれの日々が好転していく前向きなお話。

    一人暮らしのおばあさんが主人公の「買い過ぎた客」が一番良かったです!

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    2025年08月09日
  • 地獄の底で見たものは

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    離婚、クビ、収入ゼロ。
    もう、だめかもしれない。
    そこからも、人生は続く。
    帯にあったこのフレーズに惹かれて、本を手に取りました。どの話も、理不尽に安寧を奪われつつもそこでへこたれずに立ち向かっており、明るい気持ちで読むことができます。
    ただ、地獄の底やどん底という表現ほどには思えず、タイトルとのミスマッチを感じました。また、どの短編も構成が似ており、結末がすぐに予想できてしまうのも少し残念でした。

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    2025年07月28日
  • 地獄の底で見たものは

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    50歳前後の女性たちがある日突然、日常を失う様子を描いた4つの中編集。
    53歳で専業主婦をクビ、52歳で収入がゼロになるなど、明日は我が身の内容ばかり。
    と言うか、もうほとんど自分のことみたい。
    同年代で今まで迷いなく、働いて来たのに、ここに来て思うように働けなくなった。
    そんな自分の現状に重ね合わせるように、タイトルに惹かれたんだけど、内容はいい方に裏切られた。
    離婚を言い渡されたり、仕事を切られたりしたら、その時は頭が真っ白になるだろうけど、この作品の主人公たちは「今、自分に出来ること」を全力で取り組んでいく。
    50歳過ぎたら、転職も無理だろうし、ましてや新しい仕事なんて…と考えていた自分

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    2025年07月16日
  • 残された人が編む物語

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    ネタバレ

    行方不明になった家族、友人、お世話になった人たちを探す5つの物語。
    行方不明者捜索協会のスタッフに手伝ってもらいながら探しだしたその人たちはみんなそれぞれの理由で亡くなり警察の身元不明者となっていた。
    なぜこうなったのか。どんなふうに生きてきたのかを辿っていく。
    真実とは限らなくても、生きていた証の物語が綴られていくのは慰めになるように感じる

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    2025年07月12日
  • 地獄の底で見たものは

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    女性がメインの短編4

    それぞれが思いがけずに地獄を見せられる

    ずっと専業主婦だったのに夫に若い女性と再婚したいと切り出され働くことにした
    下に見てきた夫を見返す

    同僚が社長に媚を売り取締りに就任
    会社を辞め自分で新しく体験ツアー会社を設立し軌道に乗せていくが前の会社は同僚だった人がトップとなり売り上げが下がる

    水泳でオリンピックを目指して教えていた子にLINE一本でコーチを辞めされられた
    だが自分にコーチを依頼したいと思う人と教え方を変えたりしながらやっていく

    ラジオのパーソナリティ交換と言われクビになったフリーアナウンサー
    収入が途絶えバイトで始めたウグイス嬢
    話し方を褒められ始め

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    2025年06月30日
  • 恋愛検定

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    ネタバレ

    自称恋多き女 四級
    辻恵理子
    スペイン語教室の帰りに、スペイン料理のお店に流れる。弱小化粧品メーカーの広報。

    大竹
    スペイン語教室の女。

    元木
    スペイン後教室の男。

    勝野
    スペイン後教室の男。

    木村
    スペイン後教室の男。

    石黒
    スペイン後教室の男。

    恋愛の神様

    小倉司
    恵理子の二つ年下。広告代理店勤務。

    香織
    恵理子の妹。中学三年生。生徒会副会長。読書部部長。継父の連れ子。


    恵理子が二十歳の時に再婚。

    継父
    恵理子の母とレストランにはじめた。

    山口
    小倉の上司。部長。

    長谷川ヒロカズ
    メイクアップアーティスト。



    シンデレラ願望男 三級
    堀田慎吾
    三十六歳。コン

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    2025年06月10日
  • 腕が鳴る

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    整理収納アドバイザー中村真穂が話しを回す5話から成る短編集。主人公は夫に先立たれた老女、険悪な夫婦、洋服の衝動買いが止まらない女性などなど。どれも頷かずにはいられない内容。特に私は「買いすぎた家」が身に沁みた。

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    2025年06月09日
  • 腕が鳴る

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    真穂さんの仕事ぶりだけでなく、依頼主の生活や人生も語っているところが心地よい。ズル休みする話が一番好き。

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    2025年05月31日
  • この会社、後継者不在につき

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    2025.5 絵に描いたような、上手く流れるストーリー。とは言っても後継者不足に悩む中小企業にとってこれらの題材は絵空事ではなく、こうあるかもしれないと希望を抱かせるお話でした。

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    2025年05月27日
  • 腕が鳴る

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    整理収納アドバイザー中村真穂を中心とした短編集なのだが、部屋の片付けだけがメインなのではなく、中村真穂は一部に登場するだけのストーリーもある。その第4話と第5話はよかったが、他は片付けられない依頼者の人生にちょっと踏み込みすぎなのではないかと思った。片付けられなくなったのは、その人のこれまでの生き方に密接に関係しているのはわかるが、ここまでプライバシーに踏み込む?依頼者たちは、最終的には感謝して終わるのだが、わたしが依頼者だと、最初の時点で反発してお断りしそう。

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    2025年05月16日
  • 地獄の底で見たものは

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    ネタバレ

    40代後半から50代前半という人生の後半戦。
    ここまで来たらなんとなく自分の行き先も見えてくるというようなタイミングで、まさかのまさか想定外の事態にぶち当たった4人の短編集。

    いずれのお話も主人公はどちらかというと巻き込まれる側・梯子を外された側のような描かれ方なので、最終的にどんでん返しでスッキリ!というストーリーが多く、気持ちが良かった。
    (一方で、第三章は主人公の側にやや落ち度もあるのでは?感が否めず、個人的には教え子の側がかわいそうな感じもあったが…)

    私自身、身近なところでも人生後半のひっくり返りというケースを見たことがあり、本当に何があるかわからないと思っている。
    そんなとき、

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    2025年05月11日
  • 腕が鳴る

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    ネタバレ

    片付けられない理由ってほんとに人それぞれ
    なんだなと気づかされた一冊でした。
    散らかっていることはわかりつつも捨てられ
    なかったりそれ以前にやる気が出なかったり
    と色々とあるけど整理収納アドバイザーの
    中村真穂が言う「人生の棚卸」という考え
    方にすごく共感しました。
    色んな物にも歴史があり、物が多い家に
    なった事にも理由がある。その人それぞれの
    過去や未来を考えることも踏まえて
    整理収納のアドバイスをしてくれる中村真穂、
    作中ですごくいい仕事をしてくれました。
    そしてある話で整理した後に結局片付け
    られずに以前の状態に戻った方もいましたが
    それがまたリアルだったしそれでいいとも
    思いました。だ

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    2025年05月09日
  • 地獄の底で見たものは

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    ネタバレ

    痛快な本。
    離婚されて自分で仕事をしないといけなくなった専業主婦、でも楽しく働き始める、会社でおべっかばっかりの隣の部長が先に役員になり、退社した女性部長。独立して紆余曲折あるが成功する。いづれも最後にざまーみろ場面がでてくる痛快な短編。

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    2025年05月09日
  • 地獄の底で見たものは

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    audible88冊目。

    人生後半戦、に入ってからの「大転換」は、若い頃の挫折よりも厳しい…と思います。
    現にわたしも、若い頃なら「わかりました、やってみます」と二つ返事で言えた仕事に、この春、「正直、この歳になってそれは、かなりきついです」と答えました。
    気力も体力も充実していた「あの頃」なら、向こうみずに、がむしゃらに、突き進めたかもしれないけれど。
    自分の気持ちや状況、経験を冷静に総合して考えて、正直無理だなあと感じたからです。

    それぞれの物語の主人公たちは、その「正直無理」な大転換を迫られながらも、どうにか、自分の気持ちや暮らしを立て直しにいっています。
    現実、そうするしかないです

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    2025年05月04日
  • 腕が鳴る

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    整理整頓アドバイザーの中村真穂が人生の棚卸しをする・・・
    あなたはどんな部屋に住みたいですか・・・

    片付けがメインの話だと思って読むと予想を裏切られました(笑)
    人生と向き合う5つの章の短編集でした。
    片付けって奥が深いと感じる内容でなにかしら心に刺さる章があると思います。

    片付けは自分の過去と未来を考える大切な行為だと考えると深いです。
    僕自身、ミニマリストになって世界が変わったので、共感できる内容です。

    自分が大切にしたいもの正直に向き合う良い小説だと思います。

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    2025年04月27日
  • 地獄の底で見たものは

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    アラフィフ女性たちのどん底から這い上がる快進撃短編集。
    人生うまくいかなくなったとき、今までの手法で対応するのではなく、一歩引いて自分を俯瞰して見て柔軟に対応できるようにしていきたいと思った。

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    2025年04月26日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    ケータリングの仕事をしていた健一が余命僅かの友人の息子に作る最後の晩餐として頼まれた平凡な朝ごはんに時間と愛情を注ぐ。その姿を見た健一の息子が成長していく物語。親の言う通りにはいかないのに親のする通りになるとはこのことだ。

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    2025年04月22日
  • 地獄の底で見たものは

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    がっつりどん底
    でも、したたかに強く頑張ろう
    そう思わせてくれる物語
    元気もらいました


    53歳で専業主婦をクビになる
    51歳でこれまでの働きぶりを全否定される
    46歳で教え子の選手に逃げられる
    52歳で収入がゼロにらなる

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    2025年04月15日
  • 地獄の底で見たものは

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    40代50代での思わぬ落とし穴に奮闘する女性たちの話。自分の生き方がある程度固まってきたこのくらいに世代で、主軸を失うのは相当きつい。が、まだまだ新しいことに挑戦できる底力があると勇気をもらえる一冊。自分に正直に、前向きに、視野を広く生きていきたいと思った。

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    2025年04月13日