桂望実のレビュー一覧
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50歳前後の女性たちがある日突然、日常を失う様子を描いた4つの中編集。
53歳で専業主婦をクビ、52歳で収入がゼロになるなど、明日は我が身の内容ばかり。
と言うか、もうほとんど自分のことみたい。
同年代で今まで迷いなく、働いて来たのに、ここに来て思うように働けなくなった。
そんな自分の現状に重ね合わせるように、タイトルに惹かれたんだけど、内容はいい方に裏切られた。
離婚を言い渡されたり、仕事を切られたりしたら、その時は頭が真っ白になるだろうけど、この作品の主人公たちは「今、自分に出来ること」を全力で取り組んでいく。
50歳過ぎたら、転職も無理だろうし、ましてや新しい仕事なんて…と考えていた自分 -
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女性がメインの短編4
それぞれが思いがけずに地獄を見せられる
ずっと専業主婦だったのに夫に若い女性と再婚したいと切り出され働くことにした
下に見てきた夫を見返す
同僚が社長に媚を売り取締りに就任
会社を辞め自分で新しく体験ツアー会社を設立し軌道に乗せていくが前の会社は同僚だった人がトップとなり売り上げが下がる
水泳でオリンピックを目指して教えていた子にLINE一本でコーチを辞めされられた
だが自分にコーチを依頼したいと思う人と教え方を変えたりしながらやっていく
ラジオのパーソナリティ交換と言われクビになったフリーアナウンサー
収入が途絶えバイトで始めたウグイス嬢
話し方を褒められ始め -
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ネタバレ自称恋多き女 四級
辻恵理子
スペイン語教室の帰りに、スペイン料理のお店に流れる。弱小化粧品メーカーの広報。
大竹
スペイン語教室の女。
元木
スペイン後教室の男。
勝野
スペイン後教室の男。
木村
スペイン後教室の男。
石黒
スペイン後教室の男。
恋愛の神様
小倉司
恵理子の二つ年下。広告代理店勤務。
香織
恵理子の妹。中学三年生。生徒会副会長。読書部部長。継父の連れ子。
母
恵理子が二十歳の時に再婚。
継父
恵理子の母とレストランにはじめた。
山口
小倉の上司。部長。
長谷川ヒロカズ
メイクアップアーティスト。
シンデレラ願望男 三級
堀田慎吾
三十六歳。コン -
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ネタバレ40代後半から50代前半という人生の後半戦。
ここまで来たらなんとなく自分の行き先も見えてくるというようなタイミングで、まさかのまさか想定外の事態にぶち当たった4人の短編集。
いずれのお話も主人公はどちらかというと巻き込まれる側・梯子を外された側のような描かれ方なので、最終的にどんでん返しでスッキリ!というストーリーが多く、気持ちが良かった。
(一方で、第三章は主人公の側にやや落ち度もあるのでは?感が否めず、個人的には教え子の側がかわいそうな感じもあったが…)
私自身、身近なところでも人生後半のひっくり返りというケースを見たことがあり、本当に何があるかわからないと思っている。
そんなとき、 -
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ネタバレ片付けられない理由ってほんとに人それぞれ
なんだなと気づかされた一冊でした。
散らかっていることはわかりつつも捨てられ
なかったりそれ以前にやる気が出なかったり
と色々とあるけど整理収納アドバイザーの
中村真穂が言う「人生の棚卸」という考え
方にすごく共感しました。
色んな物にも歴史があり、物が多い家に
なった事にも理由がある。その人それぞれの
過去や未来を考えることも踏まえて
整理収納のアドバイスをしてくれる中村真穂、
作中ですごくいい仕事をしてくれました。
そしてある話で整理した後に結局片付け
られずに以前の状態に戻った方もいましたが
それがまたリアルだったしそれでいいとも
思いました。だ -
Posted by ブクログ
audible88冊目。
人生後半戦、に入ってからの「大転換」は、若い頃の挫折よりも厳しい…と思います。
現にわたしも、若い頃なら「わかりました、やってみます」と二つ返事で言えた仕事に、この春、「正直、この歳になってそれは、かなりきついです」と答えました。
気力も体力も充実していた「あの頃」なら、向こうみずに、がむしゃらに、突き進めたかもしれないけれど。
自分の気持ちや状況、経験を冷静に総合して考えて、正直無理だなあと感じたからです。
それぞれの物語の主人公たちは、その「正直無理」な大転換を迫られながらも、どうにか、自分の気持ちや暮らしを立て直しにいっています。
現実、そうするしかないです