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終活。
私には早すぎると思ったけど以前から興味津々。
全然早くなかった!読んでよかった!
物語としてもとても面白いし、為になる情報満載。
終活に向けて『ノート』に自分自身について書き留めていく事で『人生の見直し』ができる。
それを通して人生の方向転換をするお話しです。
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葬祭会社が終活の宣伝をしているのをよく見かける。エンディングノートも当たり前のように文具コーナーに売られている。だけど、今からそれらに手をつけることがなんとなく縁起でもないような気がして避けてしまっている。
しかし、この本に描かれている会社ならちょっといいかもしれない。出来たらこの会社で働きたいかも!とまで思ってしまった。
終活に限定するのではなく、「人生の見直し」に伴走するお仕事。
若い頃に思い描いていた人生になってる人などそうそういない。だから定期的に見直しが必要だという。これまでの人生を振り返って現在地を確認し、予想と違っていたらそのズレを把握して見直す。つまり、より良く生きるためのサポート業。
物語では5人のケースが語られる。涙無しでは読めない話もある。どの話にも共通するのは、現在地に留まって嘆いているだけでは変わらない、やりたかった事をやってみるとか、無理していることを誰かに手伝ってもらうとか、伝えたい思いを言葉にするとか、行動を変える、見直すということ。
この会社、実在しないのかな。
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「人生は定期的に見直しをしないといけない」
主人公の勤め先の社長の言葉。
この物語によると、自分は今が何回目かの見直しの時なのかもしれない。
そんな事を考えさせられる話しだった。
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人生は予定通りに行かない。その時に見直してみる。そのためにエンディングノートには前半生を見直すページがある。なるほど、何歳でも人生を見直しこと。今の時点から計画を立て直す。終活相談員は寄り添うこと。
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終活と聞くと、字のごとく終わりに向かって行動したり、色々決めておいたりというイメージだった。
人生の見直しね。
どの章も考えさせられる。
鷹野さんには独身女の互助会。
森本さんには身近な人の認知症や介護。
神田さんには親の介護と子育て。
原さんには命に関わる病気。
三崎さんには定年後の過ごし方。
満風ノート欲しいな。
Posted by ブクログ
終活…。人生何が起きるかわからない。目をそらしがちだが、手をつけないとと思った。
第四章の原さんの話が切なかった。あまりに若すぎる。一寸先が闇だからこそ、日頃からお世話になっている人には言葉を惜しまず、感謝を伝えていきたいと思った。
Posted by ブクログ
お済みじゃないです!!
と心の中で手を上げながら購入。
胸を張って「終活の準備は済んでます」と言える人ってどれくらいいるのでしょうか・・・
葬儀屋さんが運営する終活の準備をお手伝いする部門。
それは直接的に物を処分したり、書類を作成する。。。というのとは違う。
「終活」するということは自分や人生と向き合うということ。
時間をおいてまた読み返したい本。
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終活 最近気になるこの言葉
読み始めるとなるほどと 納得させられる。
終活会社の利益についても少し思いをはせたが
やはり 人生の終わり方が気になった。
終活ノート書いてみたいけど 書けない事が多いかも…
これも見直すべきかなぁ
Posted by ブクログ
老後の事を考えて…と思いがちだが、この終活サロンは、ちょっと違う。
まだまだ先だと思っている若い人でも病院になったり、家族の面倒を見ることになったりと年々考え方も暮らし向きも変化する。
いつリストラにあうかもわからず、事故に遭うかも、はたまた離婚してシングルに…と今の自分でもどうなるかなんてわからない。
だからこそ人生の見直しをするのもいいかもしれない。
ただ、なかなかエンディングノートの用意ができないんだよなぁ。
そのうち、そのうちに、なんて思って…。。
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終活サロン「漫風会」に関わる5人の物語。リストラ、育児、介護、病気…各々が難題に向き合い懸命に乗り越えてゆく姿が素敵だった。清の元妻、敏子の事件後が気になった。清が巻き込まれて気の毒。
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一番年上でも六十八歳ですから
終活なんて早すぎるような気もしますが
読み進めると なるほど
その謎が解けていきます
終活というと
物の片付けや お金の処分
葬式の手配などのように
思ってしまいがちですが
なるほど その前に
死を意識した時以後に
自分がどう生きたいのか
を考える時でもあるのか
節目節目で
自分の人生を棚卸する気持ちかな
Posted by ブクログ
私は53歳 自分史講座を受講し、夫と共に自分史執筆中だ。 清の、小さな人生であっても、短い人生であっても、孤独な人生であっても、金のない人生であっても、すべての人生は素晴らしくて、かけがえのないものと言う言葉と、自分史を書くという事は、これからの人生を見直す事に感銘を受け、自分史を書く事に、改めて意義を感じた。
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4話目の33歳で癌になりまだ産まれてもいない我が子を思う話は大変重かった。あとのシングルマザーの行政書士の女性は自業自得ですきになれなかったが、何しろこの主人公の終活相談員三崎清が基本あまり好きになれない。いい人なんだろうけど仕事出来ない人の周りは結構大変。
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短編連作小説(´・ω・`)
タイトルが質問であるならば済んでいないと答えます
もっとも、本書によれば準備とは資金計画と終わり方
なので、状況が変われば準備も変わるのです
70才で人生が終わると考えれば良いのですがw
Posted by ブクログ
マニュアル本かと思って読んだが小説でした。
短編小説の名を借りた啓蒙書に近いか?
しかし30代でエンディングノートを書くことになったストーリーは正直涙を誘われた。
読む価値はありました。
Posted by ブクログ
*後悔せずに死ねますか? 終活サロン――そこは、人生最後の駆け込み寺。『県庁の星』の著者が贈る、超高齢化時代に必読の¨エンディング¨小説!*
「終活」と言うと、まだまだ先のこと、少し覚悟の要ること、手仕舞いの方法を具体化させること…と大層に構え過ぎるけれど、「人生の終わりを意識しつつ、残りの人生を見直していく活動」と考えると視点が変わるなあ。小説ですが、リアルな諸例を読んでいる感じ。
そして、実際にこういうお仕事がもっと広がっていくと素敵だな、とも思う。人生の見直し応援隊、もしくは人生改革アドバイザーって呼び方、いいですね。
時間は無限ではないし、人生の折々に見直しと修正を重ねていく大切さも教えてもらいました。
Posted by ブクログ
就活は決して暗いものではなく自分の人生の見直しをする事…そんな意図を感じたけれどやっぱり複雑。
自分の「死」の為に準備をする…そう考えるだけで気持ちが塞ぐ。
それを時間をかけてノートに記して…メンタル弱し…にはその作業がこたえる。
ただそういう事を整えておきたいと思う人にとって満風会のような場所は必要だろうしそういった方のお手伝いを出来るこの様な仕事は《清》のように自分の何かを変えてくれる意味ある仕事なんだろうな。人に寄り添える素敵な仕事だな…と思う。
でも原さん…のお話はかなりしんどかった。
《死》に対する無念さ、恐怖、後悔、やるせなさがたまらない。
Posted by ブクログ
「人生の見直し」
「終活は前向きな活動」
なるほどなぁでした。
第二章の三兄弟の話しがなんだか可愛かった
こんな風に兄弟で優しい気持ちで
旅が出来るのは素敵だなぁ
第三章は勝手に自分が子供産んだクセに、
母親に押し付け、母親が倒れたら文句ばっかで、
なんだこいつと思ったけど、
人生の見直しをして変わってくれて良かった
他の章も悪くはなかったけど、感情移入したのは
この二つかなぁ
テーマは確かに終活なんだけど
それぞれの生き方の話だったと思った
私も色々考えなくちゃなぁ
Posted by ブクログ
独身・子無し・仕事一筋で生きてきたキャリア
ウーマン、突然のガン宣告で人生が一変した
若き天才シェフ、70歳で貯金ゼロの未来予想図を
突き付けられた終活相談員…。終わりに直面した
人々の、それぞれの「終活」。
Posted by ブクログ
私が想像してたのとは違ってたが、終活と言うより人生の節目節目に今後の生き方を考えるような展開だった。
桂氏の登場人物はキャラがしっかりしていて好感が持てるし、其々が作品の中で成長していくのが頼もしい。
Posted by ブクログ
自分の終活について考えさせられた。
残される人のために身辺整理することは大事だし、その前に自分が介護状態になった時のことも考える必要がある。
でもその為にはお金が必要。結局そこか。
一代で事業を成功させた経営者、星野さんが三崎さんに伝えた言葉
「三崎くんが娘さんのために頑張っても、どうにもならなくなって、生活保護を受けることになったとしても、それは恥ではない。堂々ともらいなさい。それで堂々と幸せになりなさい」
が印象的だった。
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終活と言っても何をどうする、現在72 才大事な事とは思うけど今考えてももう少し長生きしたら又考え直す様に成る、家の片付けその他色々其れも中々進まない。終活するのは難しい早くすれば良いのだろうが何年か立つと、又考え無ければならない。終活っていつなのか良く分からない。
Posted by ブクログ
葬儀会社の子会社で、終活のアドバイスを業務とする満風会。そこに勤務する三崎清と彼の顧客(だけではないが)に焦点を当てた連作短篇集。三崎自身を含めて5人の終活が描かれている。なかには30代で終活せざるを得なくなった人もいて、悲喜こもごもの人生に絶句する。誰もが平等に迎える“死”だが、持てる者と持たざる者とでは決して平等とはならないのも事実で、だからこそ終活が大事なのかもしれないと思った。