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消えてしまったあなたへ―― 突然の失踪。動機は不明。音信は不通。 足取りを追って見えてきた、失踪人たちの秘められた人生。 喪失を抱えて立ちすくむ人々が、あらたな一歩を踏み出す物語。 主婦の上田亜矢子は、疎遠だった弟・和也が消えていたと知り驚愕する。 行方不明者捜索協会に依頼して、担当になった西山静香と、和也の行方を追うことに。 和也と時間を共にした人たちから聞かされる話は、亜矢子が知っていた弟とは違っていて……(「第一話 弟と詩集」)。 捜索のはてに、彼らがみつけたものとは。
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Posted by ブクログ
行方不明者の最期 それぞれの切ない物語 寄り添う西山さんの物語が1番悲しい 弟と刺繍 ヘビメタバンド 最高のデート 社長の背中 幼き日の母
いなくなった人に想いを馳せる生きている人の為のお話だと思った。誰かを亡くした人にとってはこういう風に解釈してもいいんだよと寄り添ってくれるような優しい良い本だった。
1話目 またまた桂望実が泣かせにきたぞ 2話目 やっぱりね 3話目 あれ?ちょっと雰囲気変わったね これも好きだよ 4話目 上手いよ じんときちゃうよ 5話目 待った甲斐があった 読み終わった瞬間次を期待しちゃう
身近な人の失踪というのは滅多に起こることではないので、感情移入は難しかった。 けれど、人間関係の複雑さには共感できる部分がいくつもあった。 その人のそばにいて看取るのと、行方もわからぬまま知らないうちに亡くなっていたと知るのとでは、同じ″死″でも残された側にとっての意味はまったく異なるのだと感じた...続きを読む。 その人の人生の終わりまでを知っているかどうかで、残された者が死を受け入れる重みのようなものも変わってくるのかもしれない。 なぜ“知る”ということが、こんなにも大切なのか。 経験がないからこそ、読後には哲学的な疑問が残った。
行方不明って実際すごく困惑すると思う。何らかの理由や結末がないと自分の中で消化できない。 たとえ亡くなっていても、こうして足跡を辿ってくれる人がいたらいいなぁと思った。自分にとって都合の良い物語を作ることも時には必要。 ストーリーは3話目の最高のデートが面白かった。付き合っていた頃からの旦那さんの全...続きを読むてを覆され、それを受け入れて行くというなんとも辛いんだけど。 で、最後の章で行方不明捜索協会の西山自身の過去を回収という構成もよかった。 実際行方不明捜索協会のHP見たら、うわー、、世の中こんなにもいるのね、そうだよね、生きづらい世の中。
亡くなった方への想いはどんどん美化されるか全くその反対か。どっちも正解なんてわからないけど、今生きている残された人が少しでも幸せに生きるための物語が大切だと学んだ。孝行したい時に親は無し。
人が亡くなった場合、お葬式またはお別れ式や最近ではシンプルにお見送りのみをして火葬へと流れます。これは亡くなった人を送る儀式でありながら、残された人達が別れを実感するための儀式でもあります。この本では行方不明者を捜索しますが残念ながら皆亡くなっています。儀式がないまま亡くなっていると、亡き人の死を実...続きを読む感できなないので気持ちの整理がつかないことがあるでしょう。それを行方不明創作協会のサポート部のサポートを受けながら生前の亡き人を知ることで気持ちに整理をつけていくというお話で、まるでお葬式の儀式に似ているように感じました。
この本はまたとてもとても良かった。 人間に必要なのは、真実ではなく物語、というキーワードにぐっときた。
行方不明者を探す団体があるのは初めて知りました。 いなくなった人を探す人々に寄り添った話。 どれも辛い話ですが、自分なりの結着をつけるのは大事なのかなと思いました。 生きるということは辛いこと。そう知らされた本です。
どれも何とも哀しい物語で読んでて辛くなる場面もあったが、各編の主人公たちはそれでも前を向いて進もうとする想いに引き込まれた。この著者の作品は初めて読んだが、他の作品も読みたくなった。
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桂望実
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