桂望実のレビュー一覧

  • 腕が鳴る

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    整理収納アドバイザー中村真穂が話しを回す5話から成る短編集。主人公は夫に先立たれた老女、険悪な夫婦、洋服の衝動買いが止まらない女性などなど。どれも頷かずにはいられない内容。特に私は「買いすぎた家」が身に沁みた。

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    2025年06月09日
  • 腕が鳴る

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    真穂さんの仕事ぶりだけでなく、依頼主の生活や人生も語っているところが心地よい。ズル休みする話が一番好き。

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    2025年05月31日
  • この会社、後継者不在につき

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    2025.5 絵に描いたような、上手く流れるストーリー。とは言っても後継者不足に悩む中小企業にとってこれらの題材は絵空事ではなく、こうあるかもしれないと希望を抱かせるお話でした。

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    2025年05月27日
  • 腕が鳴る

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    整理収納アドバイザー中村真穂を中心とした短編集なのだが、部屋の片付けだけがメインなのではなく、中村真穂は一部に登場するだけのストーリーもある。その第4話と第5話はよかったが、他は片付けられない依頼者の人生にちょっと踏み込みすぎなのではないかと思った。片付けられなくなったのは、その人のこれまでの生き方に密接に関係しているのはわかるが、ここまでプライバシーに踏み込む?依頼者たちは、最終的には感謝して終わるのだが、わたしが依頼者だと、最初の時点で反発してお断りしそう。

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    2025年05月16日
  • 地獄の底で見たものは

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    ネタバレ

    40代後半から50代前半という人生の後半戦。
    ここまで来たらなんとなく自分の行き先も見えてくるというようなタイミングで、まさかのまさか想定外の事態にぶち当たった4人の短編集。

    いずれのお話も主人公はどちらかというと巻き込まれる側・梯子を外された側のような描かれ方なので、最終的にどんでん返しでスッキリ!というストーリーが多く、気持ちが良かった。
    (一方で、第三章は主人公の側にやや落ち度もあるのでは?感が否めず、個人的には教え子の側がかわいそうな感じもあったが…)

    私自身、身近なところでも人生後半のひっくり返りというケースを見たことがあり、本当に何があるかわからないと思っている。
    そんなとき、この本を読んで勇気をもらい、ひと踏ん張りのパワーをもらえるといいのではないかなと思った。

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    2025年05月11日
  • 腕が鳴る

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    ネタバレ

    片付けられない理由ってほんとに人それぞれ
    なんだなと気づかされた一冊でした。
    散らかっていることはわかりつつも捨てられ
    なかったりそれ以前にやる気が出なかったり
    と色々とあるけど整理収納アドバイザーの
    中村真穂が言う「人生の棚卸」という考え
    方にすごく共感しました。
    色んな物にも歴史があり、物が多い家に
    なった事にも理由がある。その人それぞれの
    過去や未来を考えることも踏まえて
    整理収納のアドバイスをしてくれる中村真穂、
    作中ですごくいい仕事をしてくれました。
    そしてある話で整理した後に結局片付け
    られずに以前の状態に戻った方もいましたが
    それがまたリアルだったしそれでいいとも
    思いました。だって誰しもそんなにうまく
    いかないし、本人がある程度物が煩雑と
    している方がいいのならほんとにそれで
    いいと思う。奇麗にしてしまうことが全てじゃ
    ないお話だった所もよかったかな。
    読み終えた後、自分も少し人生の棚卸を
    してみようかなとも思いました。

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    2025年05月09日
  • 地獄の底で見たものは

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    ネタバレ

    痛快な本。
    離婚されて自分で仕事をしないといけなくなった専業主婦、でも楽しく働き始める、会社でおべっかばっかりの隣の部長が先に役員になり、退社した女性部長。独立して紆余曲折あるが成功する。いづれも最後にざまーみろ場面がでてくる痛快な短編。

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    2025年05月09日
  • 地獄の底で見たものは

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    audible88冊目。

    人生後半戦、に入ってからの「大転換」は、若い頃の挫折よりも厳しい…と思います。
    現にわたしも、若い頃なら「わかりました、やってみます」と二つ返事で言えた仕事に、この春、「正直、この歳になってそれは、かなりきついです」と答えました。
    気力も体力も充実していた「あの頃」なら、向こうみずに、がむしゃらに、突き進めたかもしれないけれど。
    自分の気持ちや状況、経験を冷静に総合して考えて、正直無理だなあと感じたからです。

    それぞれの物語の主人公たちは、その「正直無理」な大転換を迫られながらも、どうにか、自分の気持ちや暮らしを立て直しにいっています。
    現実、そうするしかないですもんね。
    動揺や諦め、悲しみに共感しました。

    が、どの主人公も、ただ周りのせいにするだけでなく、自分自身にも矢印を向けて考え、見つめ直していたところが印象的でした。
    そうすると、不思議と、周りのささやかな心遣いにも気付けるようになるし、それを励みに、自分に言い訳をしないで頑張れるようになる。
    状況は大きく変えられなくても、自分の考え方次第で、事態は少しずつ、良くなっていく。

    人生後半戦に入った大人、特に女性におすすめの小説でした。

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    2025年05月04日
  • 地獄の底で見たものは

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    アラフィフ女性たちのどん底から這い上がる快進撃短編集。
    人生うまくいかなくなったとき、今までの手法で対応するのではなく、一歩引いて自分を俯瞰して見て柔軟に対応できるようにしていきたいと思った。

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    2025年04月26日
  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    ケータリングの仕事をしていた健一が余命僅かの友人の息子に作る最後の晩餐として頼まれた平凡な朝ごはんに時間と愛情を注ぐ。その姿を見た健一の息子が成長していく物語。親の言う通りにはいかないのに親のする通りになるとはこのことだ。

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    2025年04月22日
  • 地獄の底で見たものは

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    ※
    がっつりどん底
    でも、したたかに強く頑張ろう
    そう思わせてくれる物語
    元気もらいました


    53歳で専業主婦をクビになる
    51歳でこれまでの働きぶりを全否定される
    46歳で教え子の選手に逃げられる
    52歳で収入がゼロにらなる

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    2025年04月15日
  • 地獄の底で見たものは

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    40代50代での思わぬ落とし穴に奮闘する女性たちの話。自分の生き方がある程度固まってきたこのくらいに世代で、主軸を失うのは相当きつい。が、まだまだ新しいことに挑戦できる底力があると勇気をもらえる一冊。自分に正直に、前向きに、視野を広く生きていきたいと思った。

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    2025年04月13日
  • ハタラクオトメ

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    ネタバレ

    北島真也子
    ごっつぁん。日高株式会社総務部人事課。157センチ、100キロの食いしん坊OL。

    竹内剛
    総務部人事課係長。謝ってばかりいる。

    上野哲夫
    ミミゲ。営業一部部長。自分より年下の社員を下の名前で呼ぶ。

    徳永りえ
    総務部に勤務する派遣社員。

    小田切恭平
    カブキ。去年入社したばかり。営業部。

    北島いち
    ごっつぁんの祖母。札幌在住。慈愛に満ちたアドバイスをくれる。

    山本敦子
    ごっつぁんが住んでいるマンションのオーナー。

    松永佳那子
    ごっつぁんの大学時代の友人。あぶなっかしい性格の持ち主。生命保険の営業。

    山本明希
    ごっつぁんが住んでいるマンションのオーナーの一人娘、気難しい中学生。

    浅田恵一
    宣伝部部長。何かと派手。

    林絵里
    絵里様。営業一部。孤高の女一匹狼。成績優秀。

    成川佳典
    営業一部。甘え気質が抜けないごっつぁんの同期。

    加藤いづみ
    ランチ会のメンバー。

    小滝千香
    営業一部。ごっつぁんを慕う甘え上手な後輩。

    佐藤光雅
    営業二部部長。ミミゲとは犬猿の仲。

    柳本志郎
    製造部部長。工場勤務の悲哀が滲む。

    町村智仁
    骨皮筋右衛門。製造部。嫌味は言うが、仕事はきっちりやる男。

    片岡信幸
    総務部総務課。

    奥谷高士
    バンザイ。取締役。女性だけのプロジェクトチーム発案者。

    石川亜衣
    秘書室勤務の美人新入社員。意外な素顔の持ち主。

    谷垣真由美
    ジミー。経理部話す時や食事の時に、口元を手で覆う癖がある。

    深浦もえ
    ラッパー。宣伝部。歌うように喋る。ジミーと同期。

    荻野友宏
    ごっつぁんの同期。企画部。

    手塚佐奈江
    企画部。企画を通すためなら、キャラを変える。

    富岡昭弘
    バブバブ。営業一部二課課長。呆れるほどの童顔。

    小川美咲
    ごっつぁんの高校時代の友人。札幌でクリーニング店を経営している。

    堀田理世
    明希のクラスメイト。

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    2025年04月09日
  • Run!Run!Run!

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    ネタバレ

    岡崎優
    全国高校駅伝競走大会の東京都代表選手として三回出走し、自分の出した区間最高記録を、走る度に塗り替えた。S大学に進学。

    弘子
    優の母。パンを焼くのが趣味。

    翼
    優の兄。ストレートでG大学医学部に合格。新宿駅のホームから転落して死んだ。

    秀光
    優の父。ネット広告の代理店を経営。M大学在学中は長距離選手で、3年生のときには箱根駅伝で華の二区を走ったが途中棄権した。

    小泉
    学生。

    岩本海人
    優とは高校駅伝で一緒に走ったことがある。

    村木遼太
    陸上部監督。優の父の母校、M大学で二十年以上陸上部監督をしていたが、練習方法や運営方針が上層部と合わず、三年前に退職。三年前にS大学が開校したとき、現職に就任した。

    佐野克秀
    陸上部ヘッドコーチ。

    小松卓三
    陸上部コーチ。

    宮尾佑磨
    陸上部部長。

    永田
    翼の中学の友達。ジョッキーになった。

    秋田正昭
    N大学で遺伝子研究をしている。秀光と小学生、中学、高校で同窓だった。

    水野あさ美
    保健師。

    安達裕次郎
    マッサージ師。

    関口英輔
    一年生部員のリーダーを名乗る。

    清水亮太
    四年。一度も箱根を走れなかった。

    川瀬健司
    大学専属ドクター。

    成宮隆
    ライター。


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    2025年04月08日
  • じゃない方の渡辺

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    どんな話かと気になって手にとった本。
    読み終えたとき、最後にあった改題される前のタイトルの方がわかりやすかったかなと。

    じゃない方というのは嫌な言葉で、身に覚えもあるけれど、そんなものは時や場面で変わるもの。
    見ていてくれる人はいるものだし、駄目だと思ったものがひっくり返る事もある。
    いくつもの選んだり選ばれたりを繰り返して人生は最後までわからないと思う。

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    2025年04月06日
  • 地獄の底で見たものは

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    アラフィフになった女性が突然、どん底に落とされると言う話。第1章の「五十三歳で専業主婦をクビになる」は元旦那の自分勝手な態度に腹が立ったし、よくこんな虫がいいことが言えるなと読後感が悪かった。残りの話は割と前向きに読むことができた。
    このまま変わらずに人生は続いていくものだと思っていても、ある日突然、足をすくわれてしまうことがある。その時がアラフィフだったら不安に駆られるだろうな。自分だったら彼女達みたいに強く前を向ける自信はないけれど、生きていくためには頑張るしかないんだろうな。

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    2025年03月21日
  • 地獄の底で見たものは

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    (作者と同年代の)中年を過ぎて生活の基盤を理不尽に奪われた女性たちが、新たな生きがいを見出し、その原因を作った男性にしっぺ返しをして溜飲を下げる。

    男女逆の設定だったら、企画さえなかったかも知れない。

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    2025年03月21日
  • 終活の準備はお済みですか?

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    必ずしも後期高齢者が書くノートではなく、いろいろな世代の人たちかそれぞれ書くことで人生を見直す機会になる

    親の世代が書いてくれてると良かったのに

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    2025年01月30日
  • 地獄の底で見たものは

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    4章まであるが女性が全て帰路に立たされる物語であった。平穏な生活の中突然崩れる生活は大変。それに立ち向かう気持ち精神力がいる。たまたまかもしれないが、いざとなったらこんなに強くなれるものかと思った。これ以上悪くならないタイトル「地獄の底で見たもの」それほど地獄ではない様な気がする自分としては、とにかく頑張るしかない。

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    2025年01月26日
  • じゃない方の渡辺

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    面白い題名だなあと。
    私の知っている渡辺さんはすごくいい子で。つい買って、この間のM-1グランプリで名字の漫才があって。
    これこれと積んであった本中から取り出して読み始めた。渡辺さんが2人。
    確かに同じ名字だと、あっちのほうの渡辺さんとこっちの渡辺さんと分けられちゃいがち、それはどの名字だって一緒だし、名字じゃなくても区別されちゃう。今なら大谷さんは大変だろう(笑)
    人生はオーディションかあ。選ばれる、それは選ぶことになるんじゃないだろうか
    ?といろんな?を持ちながら一気に読みきった。人はそれぞれわからない。
    勝手にあの人は苦労してないとか、あの人は大変だとか、ラベル貼るんじゃねーよと思いながら読みました。
    でも、主人公の渡辺さんは努力家だということは認める。
    それはAの渡辺さんじゃないことを思い込んだがゆえの努力だったかも。結果幸せだなと思う

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    2025年01月11日