桂望実のレビュー一覧
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ネタバレ40代後半から50代前半という人生の後半戦。
ここまで来たらなんとなく自分の行き先も見えてくるというようなタイミングで、まさかのまさか想定外の事態にぶち当たった4人の短編集。
いずれのお話も主人公はどちらかというと巻き込まれる側・梯子を外された側のような描かれ方なので、最終的にどんでん返しでスッキリ!というストーリーが多く、気持ちが良かった。
(一方で、第三章は主人公の側にやや落ち度もあるのでは?感が否めず、個人的には教え子の側がかわいそうな感じもあったが…)
私自身、身近なところでも人生後半のひっくり返りというケースを見たことがあり、本当に何があるかわからないと思っている。
そんなとき、この本を読んで勇気をもらい、ひと踏ん張りのパワーをもらえるといいのではないかなと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ片付けられない理由ってほんとに人それぞれ
なんだなと気づかされた一冊でした。
散らかっていることはわかりつつも捨てられ
なかったりそれ以前にやる気が出なかったり
と色々とあるけど整理収納アドバイザーの
中村真穂が言う「人生の棚卸」という考え
方にすごく共感しました。
色んな物にも歴史があり、物が多い家に
なった事にも理由がある。その人それぞれの
過去や未来を考えることも踏まえて
整理収納のアドバイスをしてくれる中村真穂、
作中ですごくいい仕事をしてくれました。
そしてある話で整理した後に結局片付け
られずに以前の状態に戻った方もいましたが
それがまたリアルだったしそれでいいとも
思いました。だって誰しもそんなにうまく
いかないし、本人がある程度物が煩雑と
している方がいいのならほんとにそれで
いいと思う。奇麗にしてしまうことが全てじゃ
ないお話だった所もよかったかな。
読み終えた後、自分も少し人生の棚卸を
してみようかなとも思いました。 -
Posted by ブクログ
audible88冊目。
人生後半戦、に入ってからの「大転換」は、若い頃の挫折よりも厳しい…と思います。
現にわたしも、若い頃なら「わかりました、やってみます」と二つ返事で言えた仕事に、この春、「正直、この歳になってそれは、かなりきついです」と答えました。
気力も体力も充実していた「あの頃」なら、向こうみずに、がむしゃらに、突き進めたかもしれないけれど。
自分の気持ちや状況、経験を冷静に総合して考えて、正直無理だなあと感じたからです。
それぞれの物語の主人公たちは、その「正直無理」な大転換を迫られながらも、どうにか、自分の気持ちや暮らしを立て直しにいっています。
現実、そうするしかないですもんね。
動揺や諦め、悲しみに共感しました。
が、どの主人公も、ただ周りのせいにするだけでなく、自分自身にも矢印を向けて考え、見つめ直していたところが印象的でした。
そうすると、不思議と、周りのささやかな心遣いにも気付けるようになるし、それを励みに、自分に言い訳をしないで頑張れるようになる。
状況は大きく変えられなくても、自分の考え方次第で、事態は少しずつ、良くなっていく。
人生後半戦に入った大人、特に女性におすすめの小説でした。 -
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ネタバレ北島真也子
ごっつぁん。日高株式会社総務部人事課。157センチ、100キロの食いしん坊OL。
竹内剛
総務部人事課係長。謝ってばかりいる。
上野哲夫
ミミゲ。営業一部部長。自分より年下の社員を下の名前で呼ぶ。
徳永りえ
総務部に勤務する派遣社員。
小田切恭平
カブキ。去年入社したばかり。営業部。
北島いち
ごっつぁんの祖母。札幌在住。慈愛に満ちたアドバイスをくれる。
山本敦子
ごっつぁんが住んでいるマンションのオーナー。
松永佳那子
ごっつぁんの大学時代の友人。あぶなっかしい性格の持ち主。生命保険の営業。
山本明希
ごっつぁんが住んでいるマンションのオーナーの一人娘、気難しい中学生。
浅田恵一
宣伝部部長。何かと派手。
林絵里
絵里様。営業一部。孤高の女一匹狼。成績優秀。
成川佳典
営業一部。甘え気質が抜けないごっつぁんの同期。
加藤いづみ
ランチ会のメンバー。
小滝千香
営業一部。ごっつぁんを慕う甘え上手な後輩。
佐藤光雅
営業二部部長。ミミゲとは犬猿の仲。
柳本志郎
製造部部長。工場勤務の悲哀が滲む。
町村智仁
骨皮筋右衛門。製造部。嫌味は言うが、仕事はきっちりやる男。
片岡信幸
総務部総務課。
奥谷高士
バンザイ。取締役。女性だけのプロジェクトチーム発案者。
石川亜衣
秘書室勤務の美人新入社員。意外な素顔の持ち主。
谷垣真由美
ジミー。経理部話す時や食事の時に、口元を手で覆う癖がある。
深浦もえ
ラッパー。宣伝部。歌うように喋る。ジミーと同期。
荻野友宏
ごっつぁんの同期。企画部。
手塚佐奈江
企画部。企画を通すためなら、キャラを変える。
富岡昭弘
バブバブ。営業一部二課課長。呆れるほどの童顔。
小川美咲
ごっつぁんの高校時代の友人。札幌でクリーニング店を経営している。
堀田理世
明希のクラスメイト。
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ネタバレ岡崎優
全国高校駅伝競走大会の東京都代表選手として三回出走し、自分の出した区間最高記録を、走る度に塗り替えた。S大学に進学。
弘子
優の母。パンを焼くのが趣味。
翼
優の兄。ストレートでG大学医学部に合格。新宿駅のホームから転落して死んだ。
秀光
優の父。ネット広告の代理店を経営。M大学在学中は長距離選手で、3年生のときには箱根駅伝で華の二区を走ったが途中棄権した。
小泉
学生。
岩本海人
優とは高校駅伝で一緒に走ったことがある。
村木遼太
陸上部監督。優の父の母校、M大学で二十年以上陸上部監督をしていたが、練習方法や運営方針が上層部と合わず、三年前に退職。三年前にS大学が開校したとき、現職に就任した。
佐野克秀
陸上部ヘッドコーチ。
小松卓三
陸上部コーチ。
宮尾佑磨
陸上部部長。
永田
翼の中学の友達。ジョッキーになった。
秋田正昭
N大学で遺伝子研究をしている。秀光と小学生、中学、高校で同窓だった。
水野あさ美
保健師。
安達裕次郎
マッサージ師。
関口英輔
一年生部員のリーダーを名乗る。
清水亮太
四年。一度も箱根を走れなかった。
川瀬健司
大学専属ドクター。
成宮隆
ライター。
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面白い題名だなあと。
私の知っている渡辺さんはすごくいい子で。つい買って、この間のM-1グランプリで名字の漫才があって。
これこれと積んであった本中から取り出して読み始めた。渡辺さんが2人。
確かに同じ名字だと、あっちのほうの渡辺さんとこっちの渡辺さんと分けられちゃいがち、それはどの名字だって一緒だし、名字じゃなくても区別されちゃう。今なら大谷さんは大変だろう(笑)
人生はオーディションかあ。選ばれる、それは選ぶことになるんじゃないだろうか
?といろんな?を持ちながら一気に読みきった。人はそれぞれわからない。
勝手にあの人は苦労してないとか、あの人は大変だとか、ラベル貼るんじゃねーよと思いながら読みました。
でも、主人公の渡辺さんは努力家だということは認める。
それはAの渡辺さんじゃないことを思い込んだがゆえの努力だったかも。結果幸せだなと思う