【感想・ネタバレ】終活の準備はお済みですか?のレビュー

あらすじ

定年間近のOL、認知症の兄を抱える高齢者三兄弟、余命僅かな天才シェフ――終活サロン・満風会には今日も「死」を意識した人々がやってくる。そんな彼らにアドバイザーの三崎が渡したものとは……。

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Posted by ブクログ

終活とは、これまでの人生に見直しであり、残された人生に向けての出発。

50代、60代、30代とそれぞれの人生物語が心に沁みました。

思い通りにならないことが多いのが人生、その通りだなぁと。でも、最後の締めくくりは希望に近づけるのかもしれない。

しみじみとしつつも、前向きな気持ちになれる小説でした。

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2024年09月18日

Posted by ブクログ

自分の今の年齢で読んだから星5つになったかも。年齢で刺さり具合が変わりそうに思える。
タイトルからも死を連想して重そうなイメージだったけど、いや前向きに読めた。様々な年齢層の人達と終活アドバイザーの三崎が織りなす連作短編。
現在から人生の見直しをすることで、残りの時間を大切に考える。そして今までまわりに助けられていた事も実感する。新しく楽しみを見つけるばかりでなく、日々の小さな幸せも見逃さないように生活する。
と、書くと当たり前で今更なんて思えそうだけど、それを三崎と登場人物がエンディングノートと共に現実的に示してくれる。
となるとやっぱりお金の話にもなる。お金は大事だ、と再認識。

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2024年08月03日

Posted by ブクログ

母の住んでいたアパートを片付ける中、息抜きにこれを読んだ。母も満風ノートを書いておいてくれれば良かったのになぁ。認知症になってからでは遅いんだよな…
私は早くから書き始めようと思う。

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2024年10月18日

Posted by ブクログ

終活は終いの活動ではなく、人生を改めて考え直す活動。
実際、老後と呼ばれる時になったらどうなるのか真剣に考えなきゃいけない年齢になったよなあとは思うがピンと来ない。そういうときにこういうアドバイスがもらえるところがあったら良いなあと思った。

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2024年08月16日

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