新田次郎のレビュー一覧

  • 雪のチングルマ

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    ネタバレ

    山にかかわる、というか山の恐ろしさを思い知らされる短編小説が6つ収録されている本。特に急激な天候の変化、吹雪のシーンはいやというほど何度も出てくる。浅薄な知識だけでは山に太刀打ちできないのだなぁと考えさせられた。ちゃんと勉強しなきゃだ。それと、少し霊的というか何というか、山を題材にしているからかもしれないが不思議な後味を残す作品でした。

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    2012年03月13日
  • 富士山頂

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    気象庁が富士山頂に当時世界一の気象用レーダーを設置する、完成するまでの苦労話を纏めたドキュメンタリー小説。
    予算獲得、業者選定、機材の運搬、高山病対策、夏しか作業出来ない短期集中の環境、最後に省庁の壁による検査等々の苦労。
    最後の工事完了間際に襲って来た台風には宿舎が吹き飛ばされ、工事責任者も吹き飛ばされ命からがらの難工事。

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    2012年01月27日
  • 武田信玄 風の巻

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    ネタバレ

     歴史小説でした。
     歴史小説って愛情だと思うんですよね。
     作者さんが、どれだけその人物のことに愛情(興味)を持って調べて、その人物のことを形にしていくか……だと思うんです。
     そういういみではこの小説は十分合格点でした。

     でも、歴史小説なので、普段の小説を読むようについつい主人公に感情移入をしてしまって読むと、つらくなることがちょこちょこありました。
     だって、歴史小説は絶対に主人公が勝つわけでもないし、いつかは登場人物が皆、死んでしまうんですもんね。
     ちなみにこれはまだ、1冊目なので、武田信玄と名乗る前の「晴信」だった頃のお話です。
     なので、そんなに人間が出来てもいないし(もちろ

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    2011年12月15日
  • 栄光の岩壁(上)

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    他の人の山の本を読んだ後に新田さんのに戻ったら
    やっぱりすごいなー、と感動。
    よくわからないけど別に分からなくても山に魅了されている姿が
    描けていればいい。それがすごく伝わるし
    説明の仕方とかもやはりスマート。
    主人公は相変わらずダメダメなかんじだけど
    読んだら、なんかホームに戻って来たような感じでほっとした。

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    2011年12月13日
  • 栄光の岩壁(下)

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    クライミングの描写がいまいち。表題から想像できるとおり、ハッピーエンドなのは個人的には好きです。登山好きな人にはおもしろいと思います。
    昨日のテレビで登山の本を見て、昔読んだなと思い出して記載。

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    2011年10月28日
  • 栄光の岩壁(上)

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    クライミングの描写がいまいち。表題から想像できるとおり、ハッピーエンドなのは個人的には好きです。登山好きな人にはおもしろいと思います。
    昨日のテレビで登山の本を見て、昔読んだなと思い出して記載。

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    2011年10月28日
  • 孤高の人 6

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    新田次郎の孤高の人を原案にした現代のクライミングマンガですが、巻を読み進めるうちにだんだんモチベーションが下がってきました。16巻まで読めるかな。

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    2011年10月21日
  • 銀嶺の人(上)

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    二人の女性クライマーを書いたお話。
    同時に読んでいたジェノサイドに割り込みされなかなか読むのが進まなかった(笑)
    山の話、プライベートな話、どちらにもここまで気持ちを持って行けるのがすごい。マッターホルン登頂の話をもっと盛り込んだら、十分上巻だけで話が簡潔する。
    下巻にも期待。

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    2011年09月29日
  • アイガー北壁・気象遭難

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    山三昧の短編集

     タイトルが安直だが、タイトル作を含む山小説が14編。

     日本の山モノから、今回はヨーロッパの山モノが含まれているのが特徴といえば特徴か。

     約350頁で14編だから、それぞれはまさに短編だ。それぞれが適度に短いからとても読みやすい。

     タイトル作品の「アイガー北%

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    2011年09月16日
  • 縦走路

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    男女4名のドラマ

     山というより男女の物語。

     ひとりの美人登山家を山男2名が奪い合う。そこに美人登山家の高校時代の友人が対抗意識だけで絡んでややこしくなる。

     これ以上登場人物が増えると大変だが、4名だけなのでわかりやすい。

     山男2名とともに縦走を計画した山女は、その頂上でどちらを選ぶか選択を迫られるのだが、結局どちらも選べない。

     ラストでは、川を渡る山男たちに対して丸木橋を渡る山女が表現される。

     橋が水面にくっついたり離れたり。見守る山男を意識しながら、山女は橋を渡りきる。橋の浮き沈みが山女のこころの揺れを表している。山男のザイルに助けてもらうことを拒否することで山女は両

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    2011年09月16日
  • 蒼氷・神々の岩壁

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    中編プラス短編×3

     新田次郎短編集。

     今回も山と遭難のお話が続く。また、女性が関与する話も多い。いつもの通り無難に読める山岳小説だ。

     タイトル作の「蒼氷」は富士山の気象観測にかける男の物語。女性が絡むが、すっきりとしたストーリーは緊迫感もありとてもよいできだ。

     作品は以下の通り。

    蒼氷
    疲労凍死
    怪獣
    神々の岩壁

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    2011年09月16日
  • 梅雨将軍信長

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    歴史小説シリーズ第二段

     今度は信長側から見た歴史。

     信長も必死だった様子がよくわかる。一か八かの賭けに勝った信長は、その後賭けに敗れ本能寺で自刃するわけだが、それまでのクライマックスが描かれており短編ながら面白い。

     武田信玄が長すぎたこともあり、このくらいの短編のほうがピリっとしていいかもね。

     短編集だから、信長だけが出てくるわけではない。飛行機あり、天気予報ありなんだが、面白いのは算術(和算)関係の作品。2編(算士秘伝、二十一万石の数学者)登場するがいずれも鎖国時代の日本をある角度から描いたものとして興味深い。

     蘇我入鹿打倒の「大化の改新」と「時の日」をくっつけた秀作「時

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    2011年09月14日
  • 孤高の人 15

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    ネタバレ

    現代風にアレンジするのはいいのだが、新田次郎なのに山以外に力を入れすぎ。自分のカラーを出そうとする自意識が過剰。筆力はあるのにもったいない。

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    2011年09月14日
  • 武田信玄 風の巻

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    晴信の気性が荒い。武将も上手く描かれている、諸国の戦いも文章が簡潔で分かりやすい。信濃の国の歴史としても面白い。

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    2011年08月30日
  • 武田勝頼(二) 水の巻

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    本当は★が4つだけど漫画で読んでたので。
    でもそれをあまりある長篠の戦いの描写。

    ●城郭に誘い込む織田軍
    ●押し太鼓のもと、じりじりと攻め込む武田。
    ●躊躇と迷い、そして推移する現実
    ●踏ん張りながらも退却していく武田軍の難しさ

    Detailがおもしろかった。

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    2011年08月29日
  • 孤高の人 1

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    クライマーの話。主人公がとてつもなく暗く、それが人や社会との軋轢を生んで、色々と苦悩します。その逃げ場としての山でしたが、いつしか山に対する想いが、純粋な挑戦、真理を探す旅へと変わっていく…
    圧倒的な心理描写とそれを最大限に引き出す作画力は凄いの一言。

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    2011年08月29日
  • 富士山頂

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    この時代の役人は、まだ、なにもなかったこの国の社会基盤を造り上げる、という強い熱意をもって働くことができたのでしょう。

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    2012年01月17日
  • 武田信玄 林の巻

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    理系の書いた川中島の戦い。

    正直、「人間」の描き方は薄い。
    上杉謙信は不必要に貶され、信虎はひどい父親で、
    信玄からも熱い信念や、人間らしさが伝わって来ない。
    この辺、「天と地と」と比べてしまうと厳しい。

    だが、この小説の魅力はそこでは無く、
    物語のロジックの組み立て方にある。
    「信玄が信州を狙うのは米を手に入れるためである。」
    「金山が枯渇したので、今川領を手に入れたい。」
    「雨が桶狭間の戦いの勝敗を決した」などなど。

    そういう観点で小説を楽しみ人にとっては、
    この小説は面白い小説なのでは無いだろうか。

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    2013年07月13日
  • 富士に死す

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    富士山に対して、いい印象を持ってなかったけれど、そんな自分を少し反省。神聖な気持ちで、今年は富士山に登ろうと思う。

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    2011年04月18日
  • 縦走路

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    初新田。何この山岳月9(笑)というのが一番の感想。山の描写は申し分ないが、恋模様の描き方がイマイチ。後日談も欲しかった。

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    2011年04月09日