苅谷剛彦のレビュー一覧

  • グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価

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    基本的には20年前に書かれた本なんだが、日本の大学にあるTA制度の期限などがあって面白い。

    本学、立命館大学などにとっては参考になる本だろう。

    アメリカの私学が陥ったのと同じ罠にはまりつつあるのは制約条件の諸相がにいているからだろうか

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    2013年05月15日
  • グローバル化時代の大学論2 - イギリスの大学・ニッポンの大学 - カレッジ、チュートリアル、エリート教育

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    終章の「学修時間の確保を提言の中心に置かざるを得ないところに、日本の大学教育問題の根深さが表れている。」という所に、思わずひざをたたいた。

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    2013年05月12日
  • なぜ教育論争は不毛なのか 学力論争を超えて

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    最初の方は面白いのだけど、途中から同じ事に繰り返しになるのが残念。本の性質上、仕方が無いのかもしれないけれど。

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    2013年04月29日
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育

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    ポジティブリスト
    こんな風にできたらいいな、と思うことを次々書いていくと、完璧な人間が育つという考え

    ネガティブリスト
    最低限のことだけ書いて、あとはほっとけ。

    日本の教育はポジティブリスト主義になっている。英語はその例。
    どんどんポジティブリストは長くなるが、現実には子どもだけでなく教師側のキャパシティにも限界がある。

    何かを入れ込んだ時、何かがこぼれ落ちていることを忘れてはいけない。
    子どもの可能性は無限で、小さい時はなんでもできるというような神話があるが、犠牲になっている何かは必ずある。


    リスニング試験についての話は面白かった。50万人の受験生のために専用の機械をつくり、何度も

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    2013年03月23日
  • グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価

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    アメリカと日本との大学の違い、広く言えば、教育制度や文化の違いが学べる本。自分の知りたいことは後半にしか書いてなかったけど、他国の大学の制度の部分を覗いてみたいなーて人におすすめ!TA制度、授業評価、アメリカの大学への消費者思考、もっと日本の大学に広まればいいな〜

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    2012年12月27日
  • 学力と階層

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    前半は文章によるデータの開示が多すぎて読みにくい。データは表で示すにとどめ、その読み方の解説をもっと分かりやすくしてほしい。

    また、兼子氏との対談は、お互いが相手と意見をキャッチボールして議論を深めようという意志が感じられず、まるで別々に講演会を開いているかのように長々と話し続けるのには閉口した。

    ただ、最後の章は、対処法の具体的提案にまで及んでいるものは少ないものの、指摘される問題点はこれまで自分が漠然と感じていた疑問を分かりやすく言葉にしたもので、非常に興味深かった。

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    2012年12月05日
  • グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価

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    教育学分野における新書とは独特の雑味があると感じる。およそ200ページに抑えることができない本来の研究内容を割愛しすぎ詰め込みすぎるがゆえに曲解や誤解を招きえると感じる。その点から非常に残念に感じた。

    アメリカの大学はあまりに規模が大きすぎて、正直なところ誰も理解しえていないものと考える。アイビーリーグを含め本当に上位中の上位について、日本との高等教育の比較で語られることがある。日本の大学についても同じ読みとり方がされており、ますます高等教育の現状を掴み損ねると感じている。そういう半面もう少し研究対象としての肥沃な大地が広がっているとも捉えられる。いずれにせよ、本書ではアメリカの大学、ニッポ

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    2012年10月12日
  • なぜ教育論争は不毛なのか 学力論争を超えて

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    1990年代末からの教育論争(ゆとり→格差問題)を概観するのに良かったです。
    もちろん、その論争に加わった一論者としての苅谷先生の立ち位置(ていうか苅谷先生の活動記録的な本だし)からのものでしかありませんが。

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    2012年09月26日
  • 大衆教育社会のゆくえ 学歴主義と平等神話の戦後史

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    ネタバレ

    現在の大衆社会的な教育がいかにしてできたのか。
    日本の戦後の社会の流れ、日本の特徴について、多数の学術的データも使いつつ、述べたもの。
    おもしろい本ではあるが、さすがに15年以上経ってしまうと少し古いのではと感じてしまう。

    今や過去のものとなりつつあるが、日本の教育の問題点について、深く考察を行いしるしている。どの子も同じように平等な機会をとしたばかりに多様性を打ち消す方向にそれが表れてしまった。
    としている。

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    2011年11月03日
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育

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    ネタバレ

    「日本と違って…という国では…」と語る批判は日本におけるインテリジェンスの常套句になっている。教育も同様に語られることが多い。日本の教育はそれほど悪くない、ということを再認識しつつも増田ユリヤさんのようなジャーナリストが多く日本の教育を語っている現状に憂いを感じます。刈谷剛彦さんは、諭すように対話を続けるのですが、何となくしっくりこない増田さんの言葉を読んでいると憂いがまします。どこかに理想の国があり、自分探しに奔走することはあながち「正しくないな」と思わせる本。刈谷剛彦さんは良いことも言ってはいるが、だから具体的にはどうしましょう?と思わず突っ込んでしまいたくなることもあったので☆3.

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    2011年07月22日
  • 教育と平等 大衆教育社会はいかに生成したか

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    戦後教育において「平等」はどのように考えられてきたのだろうか。
    本書が注目するのは、義務教育費の配分と日本的な平等主義のプロセスである。
    そのきわめて特異な背景には、戦前からの地方財政の逼迫と戦後の人口動態、アメリカから流入した「新教育」思想とが複雑に絡まり合っていた。
    セーフティネットとしての役割を維持してきたこの「戦後レジーム」がなぜ崩壊しつつあるのか、その原点を探る。

    [ 目次 ]
    プロローグ 平等神話の解読
    第1章 対立の構図と問題の底流
    第2章 戦前のトラウマと源流としてのアメリカ
    第3章 設計図はいかに描かれたか
    第4章 「面の平等」と知られざる革命
    第5章 標準化

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    2011年04月01日
  • 教育と平等 大衆教育社会はいかに生成したか

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    教育について二分法的な批判を繰り返す人々は本質(著者は『歴史』としている。)を忘れているとし、
    戦前から戦後の教育史と教育財政の配分の比較と推移を描き、
    現行の教育システムの分析と統計から、
    戦後日本教育の標準化の試みはネガティブな面もあれど、
    機会の平等に寄与した部分も認め、
    冷静な議論や検証のもとに教育は論じることができるとする。

    読みやすくしたそうだが、あまりそうは感じられない。
    教育財政史の部分は情熱を特に感じたので、
    この部分で諸外国との比較文を読んでみたい。

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    2010年03月17日
  • 教育と平等 大衆教育社会はいかに生成したか

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    卒業論文のコピー元ww。『大衆教育社会のゆくえ』も多少難解な本だったがこの著書は最難関本…。途中論文書きたくなくなりかけました。自分は主に『格差』に結び付けて論文を書いたため戦前から戦後までの教育財政の差が主に学力etcに影響を与えたというところを参考にした。他にも日教組の意見やアメリカとの比較、平等とは何を意味するのかを詳細に述べた内容であった。改めて刈谷さんの素晴らしさを認識させられた本だった。

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    2009年12月15日