時海結以のレビュー一覧

  • 源氏物語 あさきゆめみし(1)

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    言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。

    高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

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    2009年10月04日
  • 小説 ちはやふる 中学生編(2)

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    ▼長編漫画「ちはやふる」は、主人公・綾瀬千早さんをはじめ「高校生たちが高1から高3までの3年間、かるたをがんばる物語」です(一部、小学生時代の思い出がありますが)。
     そのキャラクターたちの、「中学生時代」を描いた、スピンオフ小説です。その第2巻。

     第1巻は、「千早さんと、太一くん」というふたりの中学生時代でした。この第2巻は、主に「新(あらた)くん」という、キャラクターの中学生時代。


    ▼この小説単体で言うと。

     「競技かるた」という極めてニッチなスポーツ?があり。

     それは「名人」とかそういう「位」がある。将棋みたいな。

     富山県のとある町に、そのかるたの、かつての名人がいる。老人の男性。その孫がいて、中学生男子。やはり競技かるたが好き。そして同年代では抜群に強い。将来は名人になりたい。祖父もかわいがって、指導している。そんな、言ってみれば幸せな、おじいさんと孫がいる。

     ところが、祖父がやや、健康が危うくなります。脳梗塞だったか。右手が動きづらくなる。そしてややボケてきます。要介護。
     孫の中学生男子(あらたくん)は、それが悲しい。祖父にあこがれて、ここまで来たから、現実をなかなか受け入れられない。
     そんな日々が、祖父が亡くなるまで描かれます。

    ▼新くんを取り巻くのは、幼馴染の隣家の同級生女子や、優しいたくましい母、そして祖父に複雑な思いを持った父、などなど。
     ちょっとやや調子はマイナーで、スカっとはしません。でも長編漫画で形作られた性格付けをうまく活かして、それなりに十分読ませます。(まあただ、長編漫画「ちはやふる」が好きではない、あるいは知らない人が読んだら、どうなんだろうなあ、と思いますが)

    ▼これまた、小6の娘と相前後して読んだ読書でした。こういう読書、楽しめるのも、いつまでなんだか、、、、と思うと愉しい限り。

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    2026年09月23日
  • はたらく細胞 映画ノベライズ

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    ネタバレ

    この話を読んで悲しい気持ちになりました。私という人間が一人生きるために、大勢のがん細胞たちが犠牲になっているからです。何も悪いことをしていないのに、未熟に生まれてきただけに不必要なものとされ、一切の慈悲をかけずにゴミのように切り捨てられてしまいます。また、がん細胞だけでなく、私のために一生懸命はたらく細胞たちも、治療の過程で一瞬にして消し炭にされてしまうこともあります。私の生は大勢の細胞さんたちの犠牲の上で成り立っています。私一人を生かすために細胞たちが大勢死ぬのなら、私も死ぬ気で健康に気を使って生活してみようと思います。タモリさんが言っていた「健康のために死ねる」の意味が少し理解出来ました。

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    2026年02月03日
  • はたらく細胞 映画ノベライズ

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    体の細胞37兆個。彼等の毎日を過酷な環境にするかどうかは、私達次第。酸素を運ぶ赤血球を中心に、ウイルスと戦う白血球や様々な細胞がキャラクターとして出てきました。もっと体を大切にしなくっちゃ!と思わせてくれる一冊。映画版のノベライズなので読みやすい。漫画も読んでみたくなりました。

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    2025年04月30日
  • 枕草子 清少納言のかがやいた日々

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    挿絵が綺麗。このシリーズ好きだけど、これはあんまり読み返してなかったかな、、そもそも大昔の日記を分かりやすく文庫本化ってなかなか難しいですよね。多分小学生か中学生向けかなという印象。古典が苦手だけど有名作だから内容を知っておきたい(受験とかで)ならちょうど良いかも。

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    2025年04月02日
  • 小学館ジュニア文庫 ミステリと言う勿れ

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    映画版の児童用ノベライズ。同じ小学館から文庫が出ているが、これは更に子供用に表現等も和らげてある。当然だが、内容はほとんど同じ。映画のカットがあるだけだが、映画を観たいという興味にはなるかも。

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    2025年03月24日
  • 小学館ジュニア文庫 映画 10万分の1

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    ネタバレ

    ALS(筋萎縮性側索硬化症)を
    題材とした高校生のお話。
    体育祭と星と見に行く場面が好き。

    ぜひ原作の方を見て欲しい。

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    2024年05月13日
  • 紫式部日記 天才作家のひみつ

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    ネタバレ

    紫式部日記をわかりやすく子ども向けに書いた内容。歌集の紫式部集なども参考にしているようであるが、その部分は従来の伝記作品と重なるところが多く、目新しい感じはしない。他の伝記作品とは違って、彰子中宮が女房達をまとめられていなかったことを悩んでいたり、儀式の様子が簡単ながらも式部の想いと同時に描かれている。ただ思うのが彰子中宮の出産と一連の儀式に駆けつけた人々の様子が、彰子中宮を気遣っているというより、道長になんとか気に入られようと何かをしに駆けつけて愛想を振り撒いているという印象だ。これは作者の意図があるのだろうか。

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    2024年04月21日
  • いまひとたびの 百人一首姫物語

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    ネタバレ

    令和への改元以来、皇室と古典に対する関心が高くなり、本が数多く出されたがそれもその一冊だ。和泉式部の話が中心となるが、周辺人物の章も作られて、ストーリーが繋がっていく。最初は赤染衛門の章だが、姉との話は平安時代の女達の悲哀を描いて、和泉式部の章へと繋がっていく。和泉式部が自分の半生を娘に語るという形になっている。続いて伊勢大輔の章。出仕した和泉式部の指導役を務めることになり、意気投合。人生に必要なものは何かを掴み取っていく。続いて娘の小式部内侍の賞では、再婚した母親が任地へと旅立ち、小式部内侍の自立の流れと母の愛情、恋愛についてが語られる。最後は大弐三位。紫式部の娘であるが、高名な母親を持つ小式部内侍とは親友同士として描かれている。大弐三位は自立した恋愛を望んでいる。この本は平安時代の恋愛というより、母親として生きる姿や娘としての立場を描いており、更には女同士のつながりも明るく描いている。平安時代のシスターフッドと言ったところか。

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    2024年03月26日
  • 小説 午前0時、キスしに来てよ 下

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    まず、日菜々ちゃんの優等生さを私は見習いたいです笑 朝5時起きは素晴らしい☀️

    現実世界では、この物語のような恋愛は有り得ないけど、自分が主人公になった気持ちで読んでいたら楽しく物語に入れました!

    ただ、やっぱりどうしても王道な恋愛漫画が否めなくてThe王道が好きならオススメしたいです!

    p.s.個人的には第6巻が1番キュンキュンでした♡

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    2024年02月26日
  • 小説 映画刀剣乱舞

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    戦闘シーンはスタイリッシュに、それぞれの見せ場が描写されながらも全体としてはテンポよく進み読みやすかった。

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    2024年02月11日
  • 小学館ジュニア文庫 ミステリと言う勿れ

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    漫画の広島編も読んでいたし、映画も見ていたのでノベライズ化されるとどうなるのだろうと。漫画を読んでいると、整くんの台詞が頁を埋め尽くしているので漫画を読むと言うより、小説を読んでいるような感覚になるのでもともと小説向きの漫画だったのを、この本を読んで再認識しました。内容は映画の完全ノベライズとあるので省略しますが、映画版は漫画版より広島の名所が随所に出てきていたので、観光に行ってみたくなりました。

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    2024年02月05日
  • 小学館ジュニア文庫 ミステリと言う勿れ

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    なるほど、整くんを文章で描くとこうなるのね。
    うんうん。
    ストーリーは原作のコミックに忠実。
    整くんをドラマの菅田将暉に変換して楽しく読むことができた。

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    2023年10月19日
  • 小学館ジュニア文庫 小説 青のオーケストラ 2

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    ネタバレ

    P76 ハジメの承認欲求が前面に
    P106 羽鳥がいいヤツだった。コミュ力を必要とするコンサートマスターは、こういう人材がよいかと。青野/佐伯のコンサートマスターの件は、羽鳥の後任なのか、原田の後任(次期)なのか気になる。
    P119 ハルが6プルだったけど、アニメでは4プルだったような。
    P131 町井(1st Vn)のヴィオラ経験をもっと活かしたアドバイスがほしかった。ヴィオラが前に出る楽器ではないので、その立ち位置から見えた前に立つヴァイオリン感みたいなのがほしかった。

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    2023年09月29日
  • きずなの兄弟と鎌倉殿 曽我物語

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    2021年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代でもちょっと出てきた「曽我兄弟の仇討」の児童書。
    これが出版されていることはおびのりさんのレビューで知りました。ありがとうございます!

    江戸時代までは仇討ちはしないといけなかったことも関係するのか、歌舞伎や講談で庶民人気が高く「日本三大仇討」と呼ばれるものがある。
    時代順に、まずは本書で書かれる「曽我兄弟の仇討」。父を殺された曽我兄弟が富士の巻狩りで果たした父の仇討ち。
    次は「赤穂浪士」。浅野内匠頭の遺臣である赤穂浪士の吉良邸討入り。
    そして「伊賀上野の仇討ち」。渡辺数馬が、剣客荒木又右衛門の助太刀により弟の仇を討った。

    本書は、おそらく歌舞伎(見たことないので推測)をもとにしているのだろうか、曽我兄弟の生い立ちや思い、蘇我兄弟の風貌(兄は色白で思慮深い、弟はガッシリとして力強い)、恋愛話などが書かれている。

    始まりは伊豆の領地争いで伊東祐親(曽我兄弟の祖父)が娘婿の工藤祐経を追放したことから。工藤祐経は部下に伊東祐経と息子の河津三郎を襲わせ、河津三郎が死ぬ。河津三郎の妻は、幼い十郎と五郎を連れて蘇我太郎のもとに再嫁する。曽我兄弟は仇討ちを誓い合いながら鍛錬を進める。やがて十郎が22歳、五郎が20歳の時に仇討ちを遂げる。だが十郎は討たれて死に、五郎も斬首となる、というもの。

    歴史上では純粋な仇討にしては謎が多いらしく、1979年の大河ドラマ「草燃える」(頼朝:石坂浩二、政子:岩下志麻、北条義時:松平健)では「頼朝に対するクーデターでありもともとターゲットは頼朝だったが、そのクーデターに乗っかった鎌倉武士たちが口封じのため曽我兄弟を『仇討ちあっぱれ!』といって殺した」ということになっていた。「鎌倉殿の13人」でも頼朝に不満を持つ鎌倉武士たちの反乱という描き方でしたね。

    こちらの本は児童向けなので、父を殺された純粋無垢な幼い兄弟の真っ直ぐな思いや、死ぬと分かっていてもやらなければいけない運命や、愛する母や女性との別れをメインに書いています。大河ドラマを見ていた人たちには出てくる鎌倉武士達も俳優たちで思い浮かべやすそうですね。

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    2023年02月06日
  • きずなの兄弟と鎌倉殿 曽我物語

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    何百年間も日本人に親しまれてきたという曽我物語も、古文として取り組むのでないとしたら、今はこの本ぐらいしかないのでは。そう考えると貴重。古典芸能に親しむ人にもおすすめしたい。

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    2023年01月09日
  • はたらく細胞

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    表紙がなぜのこのキャラクター?そこは白血球と赤血球なのでは。書きたかったのか?本文中、登場人物が番号なので、アニメ(子ども見ているのを音声のみ聞いていた)も漫画もあまりたしなんでいない私は少し読みにくかったですが、漫画のページごとの挿入が効果的に20ページ以上入っていて楽しく読めました。アニメを見たことのあるあまり本を読まない児童向け。

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    2022年12月20日
  • 枕草子 清少納言のかがやいた日々

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    清少納言の一生がまとめられた本!
    「枕草子」で有名な清少納言の生き方が覗ける!!
    清少納言の人生には光と闇がある。正反対だけれど、光があるから闇があるし、闇があるから光もある。
    さぁ、タイムトラベル、してみましょう!!!

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    2022年09月11日
  • ちはやふる 中学生編(1)

    無料版購入済み

    中学時代

    このころの話は本編ではなかったので、こうやって読ませてもらえてうれしいです。
    陸上部に入ることになった理由がわかりました。
    やっぱりずっと一途だったのですね。

    #笑える #切ない #ほのぼの

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    2022年07月19日
  • きずなの兄弟と鎌倉殿 曽我物語

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    三大あだ討ちですが、全く内容、知りませんでした。伊東祐親にすべての原因があるのでは?なので知名度がないのかなあ

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    2022年02月28日