時海結以のレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
コミックス20巻の前後に読むと、本当にすとんと心におちてくる物語です。
新(あらた)の「清々しいまでの集中」力が、どんな情動を越えて生まれたのか、よくわかります。
尊敬する祖父の心が病気にむしばまれて行くのを見守る悲しみに、新(あらた)の心が悲鳴を上げているとき、幼なじみが、競技かるたにつらなる仲間が支えてくれました。
新の強さが、一人で育ったのではなく、多くの人に背中を押してもらって得られた強さであることが分かります。「ちはやぶる」までの強さは素質と努力の混交だと感じられます
21巻がより楽しみになる「小説 ちはやふる 中学生編(2) 」でした。 -
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
千早の視野狭窄ぶりがすごい。よそんちに行って「ボロだねえ」と言ってしまう小学生がそのまま中学生になっただけなのだから当然か。他人に対する気遣いの大雑把さ(気遣いがないわけではない)は、目を覆うばかりのヒロイン。
一方の太一は、1番になりたくて、せいいっぱい努力するのに、なかなか1番になれない中学生。イタイばかりの自意識です。
読んでいて楽しくないけれど、主人公が中学生なんだからしかたありません。中学生ってのはイタガユイものなのだから。
まんがでは千早も太一も美形なせいで、ずいぶん得してるんだなと思います。小説中の言動だけだったら読者を味方につけられない場面でも、まんがだったら愛嬌で読者を引っ張 -
Posted by ブクログ
文章はあんまりうまくない・・・と言ったら怒られそうだけど。ぎこちなく感じたかな。変に漫画とかぶってくるとなおさら千早のモノローグがこっぱずかしいというか。
でも太一の中学時代は何となく思っていた通りで良かった。
高校生になった太一を見て、こいついい意味でちゃんと挫折を味わったな、って思ってました。
まあ、ほんとのことを言うと周りのレベルが高くて頑張っても1ケタにしか入れないとかそんな感じを予想していたのでまさか2位だったとは 笑
でも実際2位っていう方が悔しいですしね。
たぶんちはやふるのキャラクターの中で一番人間味溢れていて、感情移入できるのは太一だと思うのですよ。
だから、ここでスポッ -
-