Posted by ブクログ
2016年04月14日
『ちはやふる』の、
中学生編ノベライズ全4巻の3作目です。
原作(漫画)は、
プロローグ的な小学生編の後(卒業後)、
離れ離れとなった中学生編をスルーして、
本編の高校生編がスタートしましたが…、
スルーされた中学時代のエピソードには、
本編にも重要な影響を与えたものも多く、
本編で断片的に語ら...続きを読むれていた中学時代を、
本シリーズでは1本のお話としています。
本作品(3作目)は、
クイーン・詩暢のお話…、京都編です…。
若宮詩暢は、
青春スポコン漫画?に必須である、
主人公を圧倒する最強ライバルで、
クールビューティな孤高の天才ですが…、
若宮詩暢の印象が、
よぃ意味で、ガラリと変わるお話からは、
その圧倒的な強さの裏付けが読み取れて、
中学生で、史上最年少クイーンとなった、
その所以(お話)には、思わず、
最後にホロリとしてしまいました。
個人的には、
もぅ1本の、太一のその後のお話は、
4作目でまとめて頂いて、本作品では、
詩暢1本で余韻を楽しみたかったですね。