時海結以のレビュー一覧
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購入済み
初めてノベライズを読みました
コミック全巻を電子版で読破してハマっていた時に、こちらのノベライズを知って、買って読みました。
コミックのノベライズ自体が自分にとって初めてだったのに加え、このストーリーの時点(コミック完結後ではなく途中)を知らなかったため、初めは違和感があったのですが、時点を理解すると新しいお話だったので想像しながら読む事が出来ました! -
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福井の新編。
予想はしてたけど、新の中学時代は、ほとんどが介護の日々。
本当に、辛かったねぇ…
中学生で家族の介護をここまで背負う事は、普通なかなかない。それを進んで引き受ける姿に、改めて新の祖父への愛情の深さを感じる。
現代の中学生は、老いと身近に接してさえいないだろうから、1巻のように読みやすくはなかっただろうけど、これを読んだら、祖父母はお年玉の時だけしか用はない…なんて考えはイカンと思って欲しいなぁ。
綿谷永世名人のプレイスタイル、もっと静かなタイプかと想像してたので、ちょっと意外。コミックスを読み違えたか。
由宇とは、少なくとも新は、兄妹そのものといえるくらいに遠慮のない仲か -
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実写版後編『下の句』のノベライズです。
ノベライズ版に期待している、
映画では描き切れなかったエピソードは、
本作でも、特に見られませんでしたが…、
映画では、なかなか表現しきれなかった、
各キャラの心情は、よく出ていましたね。
前作『上の句』は、
かるた部を創設するまでの「序」、
都大会に向けて特訓を行う「破」、
都大会を戦う「急」の3部構成でしたが、
本作『下の句』は、
千早が孤立する「前半」、
全国大会を戦う「後半」の2部構成で…、
前作『上の句』は、
青春スポ根ドラマとしては王道のお話で、
単独でも、十分に楽しめましたが…、
本作『下の句』は、
前作との合わせ技一本!?、って感 -
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実写版の前編「上の句」のノベライズです。
映画は、とても面白かったですが…、
本作品の著者の時海さんは、
中学生編のノベライズも書いているだけに、
作品の世界観も、いぃ感じで確立していて、
本作品も、負けずに面白かったです。
ノベライズ版に期待している、
映画では描き切れなかったエピソード等は、
本作品では、特に見られませんでしたが…、
映画では表現しきれなかった、
各キャラクターの心情が、読み取れました。
また、映画は、原作漫画の再現度も、
作品としての完成度も、高かったですが…、
展開もシーンも、スピード感があり過ぎて、
実のところ、細部に?も残りました。でも、
本作品で、その辺りも -
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『ちはやふる』の、
中学生編ノベライズ全4巻の3作目です。
原作(漫画)は、
プロローグ的な小学生編の後(卒業後)、
離れ離れとなった中学生編をスルーして、
本編の高校生編がスタートしましたが…、
スルーされた中学時代のエピソードには、
本編にも重要な影響を与えたものも多く、
本編で断片的に語られていた中学時代を、
本シリーズでは1本のお話としています。
本作品(3作目)は、
クイーン・詩暢のお話…、京都編です…。
若宮詩暢は、
青春スポコン漫画?に必須である、
主人公を圧倒する最強ライバルで、
クールビューティな孤高の天才ですが…、
若宮詩暢の印象が、
よぃ意味で、ガラリと変わるお -
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『ちはやふる』の、
中学生編ノベライズ全4巻の2作目です。
原作(漫画)は、
プロローグ的な小学生編の後(卒業後)、
離れ離れになった中学生編をスルーして、
本編の高校生編がスタートしましたが…、
スルーされた中学時代のエピソードには、
本編にも重要な影響を与えたものも多く、
本編で断片的に語られていた中学時代を、
本シリーズでは1本のお話としています。
本作品(2作目)は、
福井に帰った新のお話…、福井編です。
ぶっちゃけ、このお話が読みたくて、
本シリーズを読んでいます…f(^_^;)
『ちはやふる』の、最重要キャラであり、
常に、作中で存在感を出している一方で、
直接的な登場、描 -
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『ちはやふる』の、
中学生編ノベライズ全4巻の1作目です。
原作(漫画)は、
プロローグ的な小学生編の後(卒業後)、
3人が別れた中学生編をスルーして、
本編の高校生編がスタートしましたが…、
スルーされた中学時代のエピソードには、
本編にも重要な影響を与えたものも多く、
本編で断片的に語られていた中学時代を、
本シリーズでは1本のお話としています。
本作品(1作目)は、
千早と太一のお話…、東京編となります。
地元の公立中学に進学した千早と、
片道1時間半の私立中学に進学した太一。
近くて近ぃ存在から、近くて遠ぃ存在へ。
新たな生活環境の中で、それぞれの形で、
かるたへの気持ちが確 -
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ネタバレ既に漫画が描かれている部分も多く含んでいるのでボリューム不足を若干感じるものの、原作者さんがストーリーを考えているお話なので漫画との違和感はほとんど感じませんでした。立ち位置的に「余談」な話なので気軽に読めます。
作中で武蔵川くん(小説オリジナルキャラ)もツッコミを入れていたけど、巻島・東堂は「チームを組んでる」としか思えない程のつるみっぷり。この二人、こんなに仲良かったっけ…?アイコンタクトとかやたらとしてるし。読んでいてちょっと恥かしくなったところもしばしば。
ウザイやら何やらと云いながらも、東堂との勝負に胸を熱くする巻ちゃんの心情がよく分かった(こういうところが小説の強みだと思う)のが一 -
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最初、マンガの本編と、物語進行のテンポが違うことや、登場人物のセリフが違う(日本語としてかなり整備された言葉遣いになっている)ことが気になってしまったが・・・だんだん引き込まれていった。
それに、マンガではよく分からなかったカルタの技(例えば「渡り手」)などがどんなものかも、しっかり説明されていて、それもとてもよかった。
新をはじめとする、綿谷家の暮らしがきちんと書かれているのがすばらしい。
衰えていく大好きなお祖父ちゃんを支える新の気持ちが痛々しかった。
それから、マンガではあまり大きく扱われない、隣の家の由宇ちゃんがとても存在感がある。
なんだか、このままだと千早とではなく、新は由宇と結