深山くのえのレビュー一覧
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試し読み
購入済み中華風シンデレラ
読み終わった後にとても満足感のある作品でした。さすが深山さんと思わずにはいられません。
主人公の少女はすごくけなげで、とても好印象。他のキャラクターも読むごとに思い入れが強くなりました。
深山さんはあとがきで、ラブエピソードが少ないとおっしゃっていました。しかし、あからさまなラブエピソードがないので、時折見掛けられる愛情表現が余計心を苦しくさせ、じーんとしてしまいます。
とてもいい作品に出会えたと思います。続きも期待しています。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレやっぱり深山さんのお話は安心して読めます。
中華系もいいけど、「桜嵐恋絵巻」のような平安時代の話もいいですよね。
今回も自ら奇人ぶりを発揮している暁平親王と身分の低い女房の染子の恋物語。後半染子が暁平が奇人ぶりを演じているのを見破って、奇人になっている理由を知ったあと、「誰にも内緒でいいんです」って、暁平に迫ったところ、あんな風に言われたら、そりゃ暁平も陥落しちゃいますよね。
今回の主人公、染子は結構行動力がある子で、今までの主人公とはちょっと違う感じですけど、それがまたいい感じです。彼女に
待ち受けているのは左右大臣たちとか、身分の差とかでしょうけど、それを乗り越えてハッピーエンドで終 -
Posted by ブクログ
まさしくの大正版シンデレラストーリー。これで完結?かと思うくらい綺麗に終わっているような気がするので、続きが読みたいと思いつつ二冊で終わりなのかなと心配してしまう。
主人公のだんなさま(笑)が主人公につらーくあたってきた家を完膚無きまでに(?)叩きのめす?というのがストーリーとしてわかりやすかったし、主人公がだいぶ不憫な生活を送ってきたことを見れば、色々すかっとした。夫婦間の若干ずれ気味の心の交流は見ていてハラハラしたけれど、そちらのほうでのごたごたは今回なかった。コミックスから出すならマンガとか、小説なら少女文庫から出してくれたらよかったのにとちょっと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに「新・舞姫恋風伝」とはありますが、「舞姫恋風伝」の登場人物は出てこないし、これは単に「琥珀の夢」で販売していてもよかったんじゃないかなあ。面白かったし。
2/3が「琥珀の夢」で「舞姫恋風伝」の200年くらいあとの話で、1/3が「茉莉花は月夜に微笑む」が「舞姫恋風伝」の200年くらい前の話でした。
<琥珀の夢>
とにかく阿鷺がかわいい。
イラストが1個も入っていないのが残念でしたが、勝手に藤間麗さんのイラストで想像しちゃいました。
天鐘も優しいし、かっこいいし(想像)、二人の間にあるのは身分だけって思ったら、意外と子だくさんの皇帝も理解があってよかった。確かにあれくらい子供がいた -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻とはうってかわって、要が千鶴にあまあまになってて、ニヤニヤして読んじゃいました。素っ気ないんですけど、絵に現れてるのが、要らしくてよいです。
何事にも遠慮をする千鶴に対して、いろんな物を買い与え、着飾らせて東明子爵邸に向かい、千鶴を嫁にすると宣言。父とも大げんかの上で、跡継ぎの座を放棄しちゃいます。
絵のモデルをしたあと、要が父についた嘘ですが、すぐに嘘ではない状態に。めずらしく2巻で本当の夫婦になったみたいですが、これからは、やっぱり要の絵と失われた掛け軸の話になるのかなぁ。
要の師匠が、千鶴が捜していた人のように思うのですけど、どうでしょうか。
やっぱり、安心して読めるお話はいい -
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Posted by ブクログ
3人のアンソロジーです。表紙はあくまでイメージ・・・
「冬の蝶」(深山くのえ)薄幸な主人公-綺姫がひょんなことから幸せをつかむ心温まるストーリー。あとがきに「平安時代にメールが…」とありますが、肉筆だからこそ伝わる心の動きが主人公二人の距離感を伝えてくれます。タイトルの「冬の蝶」が登場する終盤では、綺姫と高季を応援して手に力が入り、最後に思わず「よかったね」と呟いてしまいました。脇役もぴったりとはまっていて、短編にしておくには惜しいと思いました。
「愛玩王子~My Dear~」(片瀬由良)結婚式前後の主人公二人と、愉快な仲間たちの繰り広げる明るいお話。「愛玩王子シリーズ」は読んだことがありませ