深山くのえのレビュー一覧
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表向きは幽閉の続く后・淡雪。しかし接してはいけないはずの王が淡雪を気に入って忍び込んで来るし、淡雪には天眼天耳という、遠くまで自由に飛んで見聞き出来る秘した能力がある(淡雪の里、天羽では能力の種類はバレているが、飛べる範囲が法外なのは隠していた)。そんなわけで意外とイチャイチャ楽しい幽閉生活を送りな...続きを読むPosted by ブクログ
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うまく和可久沙をとある場所に逃した王と后。しかしそこで、偶然にも70年前の天羽家の離反理由を知ることになる。理由が分かったから解決とはならない問題で、正しい国の導きを探るため、自分たちの愛を守るために淡雪と鳴矢は…。鳴矢の実の父親の暗殺と先代王たちの動きはどう関わってくるのか。続く。
離反理由や、后...続きを読むPosted by ブクログ -
まさかの和可久沙さん掘り下げ話で驚いた。
主役二人のスキンシップが懐妊を心配しないといけない領域に来そうなほどになっている点にも驚いたが(でも触れるだけで耐えている鳴矢えらい)和可久沙さんの今回の諸々の扱いには本当にびっくりさせられた。
主役カップル二人の遠慮のないイチャコラを堪能できないほどに。
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本編のその後とかが書かれていて、楽しいです♪ 謀反の片棒担いだ弟は、その後どうなったのかな〜とか考えていたので、色んなサイドストーリーが読めて良かったです!
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更衣も可哀想なんだよね。脳天気な帝に腹が立つよね。若い時思い出して浮かれてるってことでしょ?
元婚約者ももっとギャフンと言わせて欲しかった。
でも、気を張って生きてきた二人が力を抜けるお互いと出会えて幸せになってください、なれるよと良い読後感。Posted by ブクログ -
全てを諦めてなんとか生きてる状態なのに、それを掘り起こすように、抉るように近づいてきた、探し当てた昔の許嫁を酷いなと思ったけど、ちゃんと全てを整えたので良い男になりましたが、これは一歩間違えたら最悪な男だよね。自分の青春の懐かしさだけで近づくんじゃねえってなる。
ハピエンで良かった。テンポもよくイッ...続きを読むPosted by ブクログ -
淡雪と鳴矢の仲がじわじわ(というよりは急速に)進展していくのは安心して見ていられる。
個人的には、希景をはじめとする2人を取り巻く人々のちょっとズレたようにも見える独特のテンポが妙にツボでずっと読んでいたい。あれこれ陰謀めいたものも徐々に明らかになってくるだろうし、それもまた楽しみである。Posted by ブクログ -
話が大きくなってきて、ますます気になる展開に。
淡雪の力バレと鳴矢の過去バレが早かったのも、今後の展開を見越してのことだったかと。
(そして、ますます仲が深まる二人……息も絶え絶えになるほどの口吸いって、きゃー!)
突然現れた先代の后、暗躍している様子の先々代の王。
これらの事象はきっと天羽家が都...続きを読むPosted by ブクログ -
深山くのえさんの著書は初めて読みました。サラサラと流れるような筆遣いで一気に読みました。
主人公二人の『術』について、まだまだこれから明かされていくのでしょうが。
少し簡単に使い過ぎている間はありました。少女小説ありきでしょうか。
でも。
掴みはバッチリですPosted by ブクログ -
前作で無事に主役二人が結ばれた展開は少し速さも感じていたら、この2巻で完結なのかな。
最後の展開から鑑みるに。
もっと読みたいお話だったので、折角の大団円だったのに寂しさを覚えてしまった読書である。
主役二人は最初からラブラブなので、二人の仲を今更心配する必要はないのだが、周囲が少し不穏。
多発す...続きを読むPosted by ブクログ -
二条中納言の企みで、詞子と淡路は、斎王の身代わりとして伊勢に送られようとしている。勿論、我らが雅遠が黙っているわけがない。行動力が素晴らしいのだが、雅遠の人柄で集まってきた仲間たちの助けをいっぱい受けて、無事に救い出すのだ。それも胸のすくやり方で。今回は、めでたしめでたしだが、あんまりハラハラさせな...続きを読むPosted by ブクログ
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2021年の読み納め。今年の100冊目でした!
前回に引き続きトレンディ!!
そうか、宮仕え典侍さん、今で言うところのOLさんだわな…そして女だらけで愛憎がダイレクトに目眩く後宮で、これだけ気高く強い淑子ちゃん可愛いなぁと思いました。
平安テイストと働く女子の大変さと王道男子のど直球告白と盛りだく...続きを読むPosted by ブクログ -
装丁が素敵だなーと思って読み始めたら、読みやすくてグングン読んでしまいました。
舞台は平安なんですが、お話の内容はトレンディ。
身分の差とか横暴な父とか王道ロマンスのテイストもありつつ、三日夜餅とか古典の授業で習った単語も出てきて懐かしかったり。
恋愛小説の王道ストーリーに平安設定が程よくブレンド...続きを読むPosted by ブクログ -
相変わらず桃殿の女たちは逞しく、男どもはしょうもな・・・です。
おじ様と桔梗も結ばれたし、真珠も桃殿を出て瑠璃丸と甘々だし、やんちゃな子供たちも生まれて、なんかもう良かったね~って感じで、読み終わってほっこりしました。 -
作者買いです♪♪♪
物語の時代背景的に如何なのか!?と突っ込み所満載の挿絵は置いて置いて、安定の物語でした。物語の深みみたいな物は、主人公や登場人物のキャラクター設定。どれだけ魅力的に描かれて居るか?そう言う意味では、私見を言えばちょっと?かなり?浅く感じましたが、流石!!上手な作家さん☆しっかり...続きを読む -
甘ーい( ´ u ` )
沙羅がそつ無くするのに
朝陰の真っ直ぐグイグイくるところに
最初はちょっと引いたけど、
本当にひたすら一途なのでそこが長所なのかな。
最後まで読んだ今ではよくやった!ってなった。
最初は猫がいるから、猫がいる間だけという話だったのに、だんだん言い訳を考え出したり、猫がいな...続きを読むPosted by ブクログ