一肇のレビュー一覧

  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    綾辻さんもいつの間にかもうかなりのベテランっていうのが驚き。今をときめく若手の書き手の対談はとても興味深いし面白い。ホストが綾辻さんだから成り立っている部分が多分にありそう。もっと分量を読みたいし、他の方との対談も読んでみたい。

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    2024年04月06日
  • 僕だけがいない街 Another Record

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    原作がとてもよく練られているからこそ、映画もアニメもこのスピンオフの小説も面白いのだろう。原作からキャラに違和感なく、違う角度からストーリーを俯瞰できてよかった。

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    2021年04月18日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    1つ1つ個性が出ていて面白い。好きだったのは青崎有吾と周木律。東川篤哉はA先生の某作品を思い起こさせるトリック。青崎有吾はシンプルながらも意表をついてくる。周木律はトリックの出来栄えと新本格らしさでは一番ではないだろうか。これは短編に使うには惜しいくらいのアイデアだと思う。黒もすぐ読みたい。

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    2021年04月11日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    綾辻行人対談集。ミステリの話題がいっぱい。面白そうな本の話題もいっぱい。それぞれの作家さんのこだわりなども知ることができて、とにかく楽しい一冊です。
    だいたい読んでいる作家さんが多かったので、読みたい本が爆発的に増えるということは幸いにしてありませんでしたが。積んでいる本が多いのでそれらをさらに読みたい気分になったのと、読んだ本でもここで語られたことを念頭に置いて読みなおしたくなったり。読書の沼はどこまでも深いようです。幸せ。

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    2020年12月30日
  • 僕だけがいない街 Another Record

    ネタバレ 購入済み

    なるほどな、と納得しました。

    この小説では犯人である八代目線で書かれる個所が何か所も出てきます。
    本編では純粋なサイコパスとしか書かれていなかった八代ですが、小説ではそれが深堀され理解が出来る様になりました。

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    2020年10月28日
  • 僕だけがいない街 Another Record

    購入済み

    読みやすい

    原作読んでたら絶対面白い。
    これが読みたかった!!😳😳

    話の長さ的にもそんなに長くないし読みやすい
    原作もアニメも好きだから掘り下げて
    真犯人の気持ちをうかがえてよかった。

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    2019年12月01日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    ネタバレ

    館ものにもいろいろあって面白い。性格が悪い探偵って結構好き。古野さんのユイカシリーズはもともと好きじゃないけど、今回はホルン四重奏に関係する事件なので面白かった。とはいえ、ホルン吹きはDの音をミって呼ばないのでは?

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    2017年11月19日
  • 幽式

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    身も蓋もないこといっちゃえばオカルト版GОТH。
    ヒロインが黒髪黒服の寡黙で電波な暗黒面に魅せられた美少女って符号も共通です。ラノベで分類するとSINОや嘘つきみーくん、マージナルと同じ系統になるのかな……暗黒青春ライトノベルってジャンルがあるならそれに分類したい。
    しかし「幽式」の主人公トキオはGОТHの「僕」と違ってへタレでまともな至って普通なイマドキ男子高校生なのでその点は安心されたし。
    彼岸と此岸のはざまに立つヒロインの電波な言動の数々にふりまわさつつもいざってときは漢を見せてくれます。
    深夜の霊園に嬉々として録音テープを仕掛けにいっちゃう神野江に最初は引いてた主人公のトキオだけど、ふ

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    2017年08月24日
  • 少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語

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    ネタバレ

    映画を巡る大学生達の話。
    主人公の大学生の青年は亡くなった友人の足跡を辿るため、大学へ進学した。しかし困窮と勉学の日々に追われ、元々の目的を忘れかけていた。
    そんな日々の中で突然ある少女に出会い、彼の物語が動き出す。

    というこんな話だけど、上手いこと出てくる人物の全てが映画に関わっている。また映画を中心に話が進んで行きます。

    物語の2/3は正直パッとしなかったけど、主人公
    が自分のやるべき事に目覚めてからは、その情熱に当てられ、めちゃくちゃ面白くなってきた。

    途中までは森見さんの作品に似たような感じがあったけど、最後は全然違ったね。
    情熱がたぎるいい作品でした。
    ここまで情熱の苦しさを切

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    2017年05月23日
  • 少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語

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    奇抜なアイデアと勢いに任せた青春ものなのかと思っていたら、いやいや、純情かつミステリアスで読み応えのある素敵な一冊でした。
    あらすじ(背表紙より)
    2浪の果てに中堅お坊ちゃん私大に入学した、十倉和成20歳。ある日、彼のボロ下宿の天袋からセーラー服姿の少女が這いおりてきた。少女・さちは5年前から天井裏を住処にしてきたという。九州男児的使命感に燃えた十倉はさちを庇護すべく動きだした。そしていつしか、自らの停滞の原因―高校時代の親友であり、映画に憑かれて死んだ男・才条の死の謎に迫っていく。映画と、少女と、青春と。熱狂と暴想が止まらない新ミステリー。

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    2017年03月29日
  • 少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語

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    「そもそも合コンとは、何のためにあるのだ」
    「…はあ?」
    「時間を浪費して、金を浪費して、心を浪費して、価値観の合わぬ女子と話すことのどこに意味があるのか」
    「意味なんてない。ただ楽しいからに決まっているじゃないか」

    『無論亜門は喧嘩を売っているわけではない。母親の胎内に愛想というものを置き忘れてきただけである。』

    「いまどき稀な苦学生であるうえに希少性の高い大和撫子的風貌をもつ。何か彼女のために、勉学の妨げにならぬ、効率のよいアルバイトを紹介してくれないか。もちろん、品行方正なもので頼む」
    「途中までいろいろ思いついたが、品行方正で雲散霧消した」

    「見ろ。人生など所詮一場の舞台だ。どう

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    2017年03月25日
  • 幽式

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    星海社の『フェノメノ』と世界観が繋がっているとの事なので購入しました。

    異界ヶ淵、クリシュナさん、彼岸の女性。
    『フェノメノ』の雛形のように感じる程に共通した点は多く、あの薄気味の悪い世界観もしっかりと健在しておりました。

    『フェノメノ』が面白かったという方には是非読んで頂きたいですし、またこの作品が面白かったのであれば『フェノメノ』を読むことをお勧めいたしますね(^_^)

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    2012年08月24日
  • くくるくる

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    ネタバレ

    自殺に失敗し続ける少女とその少女を付回すストーカー少年の話.
    呪われてると言ってもいいくらいに自殺に失敗する少女.
    首を吊ると縄が切れ枝が折れ
    飛び降りると窓ふきゴンドラに落ち
    どんな方法を試しても死ねない彼女.
    巷を騒がせる連続殺人犯に殺してもらおうと犯人探しを始める始末.
    いやー,凄いね.
    面白かったよ.

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    2012年04月23日
  • 幽式

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    前半物理ホラー、後半心理ホラー。その境目に全く気付かせないのはほんとにすごい。読んでて怖くなった。
    この人これだけ書けるのになんで出してる冊数少ないんだろう。作家買いするのに。
    表紙絵で損してる気がする。もっとかわいい絵で引きつけたらもっといいと思う。続きが出たら買う。

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    2010年01月26日
  • 桜ish ―推定魔法少女― (1)桜舞い降りた

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    少年が魔法少女。ただし性格も大幅に変更されます。

    雑誌の連載で面白かったので購入。探したときにイラストが突然変更でびっくりした。ていうかなにがあった。前の人のほうが好き。
    話も大量に加筆修正。雑誌のほうが流れ的に好きだったのでさみしい。ユウとか消えちゃったし。
    それでも基本的な面白さは残ってるのでオススメ。読んでて楽しい。

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    2010年01月26日
  • 少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語

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    友の遺した未完の映画、天井裏に住まう少女、映画に取り憑かれたものたち。
    主人公の迷走とともに物語は蛇行するが、はっきりとした目的が指し示されてからは一気呵成の盛り上がり。
    ミステリ要素も楽しい暑苦しくも爽やかな青春の物語。

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    2023年04月24日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    デビューのきっかけやデビュー直後に縁のある作家との対談なので、綾辻行人が謂わば道標となる存在であることが強調される。
    綾辻行人自身が対談を楽しんで相手の作品を褒めるので読みたくなります。ミステリは継がれていくものだと実感する。

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    2023年02月12日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    館もののアンソロジーで
    作家ごとにいろんな切り口のアプローチがあって
    バラエティは富んでいた。

    その分、好みなものもそうでないものもあって
    全体としては星3.5という感じ。

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    2021年09月25日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    ホスト役・綾辻行人さんの人望の厚さが窺い知れる、まさに十人十色の対談集。過去の雑誌連載をまとめたものだが、最後のボーナストラックは最新の“語り下ろし”。その相手、熱烈綾辻ファンを公言する辻村深月さんとのやり取りがとても和んだ。

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    2021年01月16日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年を記念して刊行されたアンソロジー。東川篤哉、古野まほろ、青崎有吾、周木律の作品は読んだ事があったけど一肇と澤村伊智は初めて。どの話も長くはないもののその短さでしっかりとまとまっていて尚且つどれも面白かった。別のアンソロジーを読んだ時はちょっと落胆したものだけど今作は全然がっかりせずに最後まで楽しく読めたなぁ。気に入ったのは一肇の「銀とクスノキ ~青髭館殺人事件~」かな。

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    2020年06月20日