三雲岳斗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3+
本作は“本格ミステリー・ワールド2009”誌の“黄金の本格”で、3人の選者が皆◎をつけた唯一の作品ということで、まあ他人が絶賛していても自分にとって面白いとは限らないけれど(というか選者自体がまあちょっとどうなんだということもあるけれど)、ちょっぴり期待していた。
端正な筆致で誠実な語り口なのは好感が持てるし、確かに本格“風”な要素を盛り込みながら終始シリアスに展開していくのも良い。キャラクター描写もこなれた感がある。
しかしいまいち説得力が弱いと感じるのは、ちょいちょい後出しの事実を放り込んでくるせいだろう。これは結構萎える。それと推理の前提条件も多少いい加減に感じる。例えば、ど -
Posted by ブクログ
飛行機事故にあって以来、幼馴染みの幽霊に憑かれている主人公。
彼が高校生になり、一人暮らしを始めたところで、ストーリーが動き始める。
兄から頼まれたというトランクを持ってやってきた、黒ずくめのお姉さん。夜中に忍び込んできた巫女もどきの少女。
主人公と同じように幽霊を連れた生徒会長。
彼らのいう事には、この世界は二周目で、自分には悪魔を倒す力があるとの事。世界の未来のために悪魔を倒せって、一体どういうこと?
可もなく不可もなし。
まだ導入部分というところ。
キャラもストーリーも特に個人的な琴線に触れるところはなかったので、続きを読むかは微妙。 -
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Posted by 読むコレ
最近の講談社ノベルスはイラストにも力入れてるんでしょうか?
だんだんラノベ化してきてて個人的には...イヤではないですw。
そんな今作はラノベでも活躍中の三雲さんの新作。
読み進めるうちになんか既視感が...。これってなんの
DEATHNOTEですか?? ってくらいに近いw。
切れもの過ぎるイケメン高校生に、超特殊な殺傷能力を
持つ者、美少女、切れ者のライバル(これまたイケメン)という
キャラ達は...うーん...やっぱりなんか知ってるよー。
でも今作の主人公の冬弥と月なら冬弥くんのが方が個人的には
萌える。いや、萌えちゃいかんのかw。好感が持てる。
個人的な復讐を社会 -
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