【感想・ネタバレ】ダンタリアンの書架1のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年10月03日

幻書を封じた少女と鍵となる青年。幻書の魔に囚われた人。連作短編の中に潜ませたシリーズの謎。
なんて僕好みの要素が詰まっているのでしょう
。本がキーアイテムとなるだけでも好物なのに。毒舌少女と飄々とした青年という組み合わせも素敵。続き読まねば。

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Posted by ブクログ 2012年11月27日

一つ一つの短編が短くて、読者を引き込む力に欠けるが面白い。特に第一話の完成度がすごく高い。
エグいのを期待していたけど、思っていたよりはずっと上品。

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Posted by ブクログ 2011年03月14日

幻書という、私が今まで全く見たことのないアイデアの詰まったライトノベルです。
この世界観にまず魅せられました!
一見、ツンツンしたダリアンが、実は揚げパン大好きで・・・というキャラの意外な一面が良いです!
ヒューイはそんなダリアンに振り回され、相変わらずの苦労人ですが(笑)。

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Posted by ブクログ 2017年08月25日

飄々とした青年・ヒューイとゴスロリ毒舌愛書狂の美少女・ダリアンが未知の叡智を封じた幻書にまつわる事件を解決していく一話完結型のお話。
ダリアンの造形が狙ってるとかヒューイが食えないヤツだとか色々言いたいことはあるんですが、個人的な見所は幻書を手にしたことによって運命を狂わされた人々(人外含む)のドラ...続きを読むマだと思います。

ヒューイやダリアンが出会う人々は自分から幻書を手にしたもの渡されたもの魅入られたものと様々。本との出会いは一期一会、幻書の入手によって願望や欲望を叶えた者も殆どは破滅の結末に至る。単純なハッピーエンドが用意されてるケースは少なく、ヒューイの警句やダリアンの説得も大抵は効をなさない。

不可能を可能にする幻書はまたいやおうなく人間の醜さや矮小さをも見せつける。
そんな中でも信念を貫き通すもの、人を愛する気持ちを失わないもの、己の運命を許容して滅びを受け入れるもの抗うもの、ゲストキャラの精神の葛藤が生み出すドラマに引き込まれてしまいます。

断章はシュールなオチがついたショートショート風。つまみ読みするのも楽しい。キノの旅みたいな話が好きな方は気に入ると思います。

ヒューイに対し非常にわかりやすい態度をとるダリアンも可愛い。口調はツンツンですが、彼女の焼きもちぶりは微笑ましいです。好青年だけど食えないヒューイとはいいコンビ。
毎巻最後に収録されてるのはダリアン以外の読姫の話ですが、そこで中心になるラジエルとフランも負けず劣らず魅力的。
コケットリーで小悪魔、「ばっかみたい」が口癖のラジエルが特にお気に入り。彼女が出てくる話をもっと読みたいです。

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Posted by ブクログ 2016年12月31日

一話一話の短い話に盛り上がりがあってスイスイ読めました。小さい可愛い毒舌美少女とやる気なさそうで実は実力のある青年というコンビも魅力的です。基本的にバットエンド的な話が多いので、人が知恵を持つといい事ないのかなとも思いますがたまに差し込まれるいい話?に救いがあります。ヒューイの鍵が物語のカギのような...続きを読むので、どのように明かされるのか楽しみです。あとなぜ壺が人?になったのか、語られるならそれも楽しみです。天寿の書が好きです。

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Posted by ブクログ 2013年05月15日

本にとりつかれた人々との関わりがテーマの物語。
主人公の不思議な青年と表紙の少女との関わりがうっすらと示されているけれど、どんな風に一緒にいることになったのかは今のところ描かれていない。そこが気になるところでもあるし、二人が関わる古い本をめぐって、本にとりつかれた人の人間臭さが出ていて、救われない人...続きを読むから、切ないものまで色々。
文章もこまごまとしてなくてすらすら読める。あまり世界観に関しての情報がたくさんあるというわけではないのに、背景を想像しやすい文章です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年08月27日

本をテーマにした本でとても面白かったです。

アニメから入りましたが、原作も独特の雰囲気があってとても楽しかったです。
人間の心情や、何処か狂った感じの人物だったりそういうかんじがとても良かったです。

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Posted by ブクログ 2012年04月07日

なんとなく手にとった作品だったが、かなり良かった。
ヒューイとダリアンとの掛け合いは読んでいて微笑ましかった。
幻書という設定も興味をそそられた。

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Posted by ブクログ 2011年08月05日

深夜に随分ダークなアニメをやっているなと思い気になったので、原作本を買ってみた。(このアニメのエンディングはちょっと不気味で怖かった)
主人公は90万冊の幻書を封印しているとか、すぐお腹がすくなど、インデックス?と思わなくもないが、他にも魔導書関連の用語が出てくる話なので、似たような世界観を書くと、...続きを読む似たような設定になってくるのか。
1話完結で5つの話が入っていますが、話の進み方はキノの旅とか世にも奇妙な物語風で、幻書に関わった人たちの末路を寓話のように書いています。
残酷でダークな内容もあるけど、そんなにヘビーではないので、一貫して読みやすい。
1話ごとにインパクトはあまりないけど、いくつか話を読み進めるとこの世界観に馴染んできて、次の話も読みたくなる感じ。

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Posted by ブクログ 2011年08月01日

短編形式で、割りと読みやすかったです!
ダリアンと、ヒューイのやりとりが兄弟みたく思えて微笑ましかったり。
話としても、幻書にまつわる話で、本好きな私としては好みでした。
ヒューイとダリアンの出会いを1話ではなく、4話目にもってきたのは意外だったかな?
にしても、最後、まさか読姫は二人なの?って言う...続きを読む終わり方だったので続きが非常に気になります!!

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Posted by ブクログ 2011年04月25日

“本にまつわる物語”に惹かれて読んでみた。
予備知識ナシだったので、かなりのダークファンタジーにビックリしたけど、結構面白い。
2・3巻も買ってみました(^ー^)

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Posted by ブクログ 2011年01月30日

事前知識全くなしで読んだけれど、とっつきやすくて読みやすかった。短編で構成されているため、それほどつながりを意識しなくても良いのが、読みやすい要因の1つかもしれない。

どうしても「Chronicle 2nd」を思い出してしまったけれど、それには触れない。書や知識の魔物はずっと伝えられているものでも...続きを読むあるし、ナインスゲートなんて映画もあったりするし。

Episodeと断章、そしてExtra Episodeから構成されるので、それぞれの関係は知っておかないと混乱する。また、時系列は収録順でないことも混乱の原因となる。それだけ気を付ければ特に疑問もなく読めるはず。

ただ、小説からイメージを喚起するうえで、時代背景が良くわからいのは残念。飛行機やバイクも登場するが、馬車も登場するのでその辺のミックス具合が厄介。

でも面白いよ! 特にthe key of the solomonとかをたしなんだ人にはお勧め。

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Posted by ブクログ 2010年01月25日

某ニコニコ動画でなんとなく見ていた動画に出てきた作品。
見た瞬間「これは良作だ」と直感しました。キュピィーンという効果音が聴こえたかは定かではありません。

結果的にはその予感は当たってまして、調べてみたら「アスラクライン」の著者が書いている作品なんだそうな。「アスラクライン」自体は読んだことないけ...続きを読むど、前に作家を目指してる友達が絶賛していたのを思い出して購入。

内容的には、「キノの旅」に若干似てるかな?
ほとんどのストーリーがなにかしら道徳的な内容を含んでおり、ガツガツ読み進めるタイプのライトノベルではありません。一話完結、基本登場人物がヒューイとダリアンの2人で、拠点をもたない・・・といったところも相似点でしょうか。キノより若干"ゆるい"ですが。

ちょっと現実に疲れている人におすすめ。
先にも述べた「キノの旅」や「しにがみのバラッド。」なんかを読んでる人は楽しめると思います。

あと幼女に罵られたい人


【P.S.】

今日の夕飯は揚げパンにします。
これでフラグは完璧です(^^ω)

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Posted by ブクログ 2010年01月15日

安定して読める作品です。
話も独立していますしダリアンが可愛いし。登場人物も毎回少ないので分りやすくラノベ初心者にお勧めです。さすがは三雲先生!!

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Posted by ブクログ 2019年01月12日

『キノの旅』のような寓話小説体のライトノベル
構成力は確かなので読めるがひねりも味も魅力も薄い
作者は何が書きたくて書いているのか良くわからない作品

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Posted by ブクログ 2013年05月01日

苦手。
ラノベをあまり読まないというのもあるけど、本をテーマにしている理由があまり感じられなかった。
これから盛り上がるのかしれないけど、導入にしては弱い。

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Posted by ブクログ 2014年06月07日

 短編なのでさらっと読みやすかった。めちゃくちゃ面白いとは言えないけど、ダリアンが可愛いのでそれなりに楽しめた。ただ、話の内容とイラストが合わない。

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Posted by ブクログ 2013年01月16日

【収録作品】第一話 「美食礼賛」/第二話 「血統書」/第三話 「叡智の書」/断章一 「独裁者の書」/第四話 「仕掛け絵本」/断章二 「天寿の書」/第五話 「焚書官」

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Posted by ブクログ 2012年05月01日

“「……出よう、ダリアン」
少女は呆れたようにヒューイを見上げると、手甲に覆われた腕を差し出した。
「何を言っているのですか。私は揚げパンを食べるのです。早くそれを寄越すのです」
「きみの知り合いのハーストン一族は、この街じゃずいぶんな嫌われ者らしい……僕たちの目的地があの家だとバレると騒ぎになりそ...続きを読むうだ」
そう言いながらヒューイは荷物をまとめ始めた。それを見て慌てたのはダリアンだった。焦って立ち上がりながら手を伸ばし、
「こら、ヒューイ、なぜパンをしまうのですか。まだお砂糖をかけてないのです。ヒューイ!」
「この近くで辻馬車を拾うのもやめたほうが良さそうだな。仕方ない……少し歩こう」
「こら。何をするのですか。その手を離すのです。どこを触っているのですか、いやらしい!」
ヒューイは、じたばたと暴れる小柄な少女を、まるで荷物のように小脇に抱えて店を出た。
テーブルの上に残してきた砂糖壺を名残惜しそうに眺めて、ダリアンは涙声で呟いた。
「お砂糖……」”[P.69]

短編であっさり読める感じ。
時間軸が定かになってなかったり、同じ世界観でメイン二人と何らかの関係ありつつもメイン二人のでない話とかその辺りの構成はキノっぽい。読みやすい。

“「君が壺中天だったんだな……ダリアン」
ヒューイは静かに問いかけた。
ダリアンは何も答えなかった。乱れた衣服の襟元を直して振り返ったときには、リボン代わりの大きな古い錠前が、彼女の胸元を元通り堅く閉ざしていた。
ヒューイはそれを眺めながら、
「思い出したよ。僕は前にも一度どこかで壺中天に迷いこんだことがある」
少し懐かしげな表情で微笑した。
「その中で、ダンタリアンという名前の少女と会ったよ。あの鍵は、彼女にもらったんだ……」
ダリアンがぴくりと動きを止めた。
ヒューイと目を合わせないように、彼女は頑なに顔を伏せている。
「そのときにその子と約束をしたんだ。彼女の友達になって、いつか彼女を外に連れ出すと」
「……そう……ですか」
艶やかな唇を震わせて、ダリアンが小さく何かを呟いた。覚えていたの、というふうに。
その耳の先が少しだけ赤く染まっていた。
「ダンタリアンは悪魔の名前だ。書物を持った姿で描かれる、知識を司る悪魔」
空っぽの右手を強く握って、ヒューイが言った。
黒衣の少女は静かに顔を上げた。
無表情な彼女の瞳は、すべての質問を拒絶しているように思えた。
それでもヒューイは敢えて問いかけた。
「君の名は、ダンタリアンの愛称なのかい、ダリアン?」
ダリアンは何も答えなかった。
代わりに細い顎を、つい、と上げ、
「これからどうするつもりなのですか、ヒューイ。私は、お腹が空いたのです」
どこか偉そうな表情を浮かべて少女は言った。”[P.226]

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Posted by ブクログ 2011年12月04日

代表して一巻だけレビュー(笑)アニメでやったのが気になって手に取った久々のラノベ。短編形式で軽く読めます。…て言うかコレ8巻で完結なんですね、もっとダリアンとヒューイの活躍が読みたかった…。ヒューイの適度な擦れっぷりが好きです。
…ラノベっていうのはスナック菓子の様なものだと思います。他の本は高級菓...続きを読む子。生きてく上で「必要ない」ので、本はお菓子。

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Posted by ブクログ 2011年12月02日

短編連載形式で読みやすいといえば読みやすい。
アニメから入ったので、アニメでは頭に入らなかったものが文字として頭に入るので世界観や設定の理解はしやすかった。

特別面白いわけではないので、本を読む手はそんなに進まなかった。

各キャラの格付けがまだ1巻だからかハッキリしていないので、原作から入ってい...続きを読むたらキャラの像がぼんやりして終わる。

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Posted by ブクログ 2011年11月25日

「キノの旅」の形式や物語の展開がお好きな方はおすすめの一冊。主人公のヒューイとダリアンの関係性や会話のテンポがあまり好みではなかったが、「読み姫」、「幻書」などのキーワードがダークファンタジー小説として、どのように物語を広げてゆくのか続刊が楽しである。

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Posted by ブクログ 2011年09月06日

ダークファンタジーのカテゴリーは間違いぢゃない。
アニメにもその欠片があるけれど、原作も そこそこエグかった…。

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Posted by ブクログ 2011年08月15日

 アニメで放送中のダンタリアンの書架。

 アニメを見ておもしろそうなので読んでみました。

 ダリアンのイメージはアニメよりこちらの方が良い感じですね。アニメだと声が軽いからか、絵が軽いからか、テンポが軽いからか…
 ただのガキにしか見えません…。


 こちらも見た目はガキですが、なにか長くそこ...続きを読むにある重厚感が感じられます。


 他の人に「黒の読み手」と言われる機会があったからかかぁ?


 なかなかおもしろい小説だと思います。

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Posted by ブクログ 2011年07月06日

ラノベではベテラン?作家、三雲岳斗のシリーズということで安心して読める。まぁあまり新しさは感じないが。今月からアニメが放映されるらしいが、ちょっとグロいシーンもあるけどどうなんだろう?続きを読むかどうかは微妙だが、息抜きに読むには悪くないかもしれない。

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Posted by ブクログ 2011年05月25日

最初はミステリーっぽいのを期待してたからがっかりした。読み進めていくとキノの二番煎じぽかった。でも、最後の焚書官の話が決行面白かった。

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Posted by ブクログ 2017年07月07日

書痴である私が、題名で手に取ったライトノベルです。
その判断は間違っていませんでした。やはり書物に関するお話。
しかも、登場人物にも書痴がいたりビブリオマニアがいたり…。
可愛らしいイラストからは想像できないダークなお話も綴られていますから、多くの人が楽しめるだろうと思います。

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Posted by ブクログ 2010年06月25日

ダリアンは翠星石で、男はチョイロレンスっぽかった
さいごにできた本の持ち主以外にこれから出てくるキャラが気になった

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Posted by ブクログ 2010年02月25日

どんなのかもわからず読んだけど面白かった。なんとな~く「キノの旅」風なところがあったような気がします。
すべてハッピーエンドということもないダークでシリアスな皮肉った感じな部分が。かといって全てがそうでもないところが。
少女ダリアンと祖父から書架を引き継いだヒューイが本を回収したり、必要なものに本を...続きを読む与えたりするお話。短編形式。
最初の料理人のお話から結構ダークよねぇ。
あと。最後の焚書官が今後どう繋がるのかも気になるところ。

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Posted by ブクログ 2010年01月23日

書物をテーマにしたダークファンタジー小説。
悪魔の叡智...悪魔であるダンタリアンが本の
姿へち変えた魔界の知識、禁断の魔導書、寄書や
怪書...etcあらゆる叡智が収められた
「ダンタリアンの書架」。その新たな管理人となった
青年ヒューイと少女ダリアンによる「幻書」を
巡るストーリー。最初はいきな...続きを読むりこの世界の説明もなく
読み切り短編でスタートするので少々戸惑いながらも、
ダリアンのキャラの可愛いさで一気に持っていかれましたw。

中盤でダリアンとヒューイの出会いも描かれ、ようやく
この世界の設定が分かってきた...。とはいえ、まだまだ
幻書の力や詳細も謎だし、別のコンビによる「焚書官」も
登場し、続きが気になります。

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Posted by 読むコレ 2013年03月13日

書物をテーマにしたダークファンタジー小説。
悪魔の叡智...悪魔であるダンタリアンが本の
姿へち変えた魔界の知識、禁断の魔導書、寄書や
怪書...etcあらゆる叡智が収められた
「ダンタリアンの書架」。その新たな管理人となった
青年ヒューイと少女ダリアンによる「幻書」を
巡るストーリー。...続きを読む最初はいきなりこの世界の説明もなく
読み切り短編でスタートするので少々戸惑いながらも、
ダリアンのキャラの可愛いさで一気に持っていかれましたw。

中盤でダリアンとヒューイの出会いも描かれ、ようやく
この世界の設定が分かってきた...。とはいえ、まだまだ
幻書の力や詳細も謎だし、別のコンビによる「焚書官」も
登場し、続きが気になります。

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