三雲岳斗のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
椎名先生の漫画のノベライズ、っていうのがいまいち想像できなかったんですが…。予想以上に面白かった。世界観が深いし丁寧過ぎるくらい丁寧に描写もしてあるので、原作読んでなくても読めるかと。あえて難点をあげるならギャグがちょっと物足りないかな、と思います。小説で椎名先生のギャグを再現するのはちょっと無理があるだろうし仕方無いのかも。でもそれを除いても買って損はない面白さです。原作のキャラがみんな満遍なく登場してるのに作者さんの愛を感じました(笑)ちさとちゃんや東野くん、ザ・ハウンドやコメリカのエスパーチームに澪ちゃんやマッスルさんまでよく詰め込めたなあというか…。その全てが意味のある登場で無理やり感
-
-
Posted by ブクログ
「五十音順の作者を読む」第32冊目「み」。
一部の記憶がなく、殺人現場の写真に執着を持つ大学生・高須賀克志と、理想的な優等生を演じ続ける高校生・斎宮瞑。
2人の交流と、様々な事件がテーマの物語です。
印象に残ったのが「四番目の色が散る前に」の章。
高須賀の瞑に対する想いがハッキリするのと同時に、瞑の葛藤も垣間見える内容で考えさせられました。
推理ものだけあり、読みごたえもあります。
どの事件も驚く結末を迎え、物語の最後は高須賀と瞑の未来を感じられる終わり方でした。
本書裏表紙の紹介文の内容が、最後に回収された結末となっています。
「青春とミステリーの両方を味わいたい」という方におすすめ -
-
-
-
-
-