【感想・ネタバレ】RE:BEL ROBOTICA―レベルロボチカ―（新潮文庫nex）のレビュー

三雲岳斗 / Mika Pikazo / ARCH

2050年、東京――先天的なバグ体質のせいで、高度に発達した超越現実（MR）社会の恩恵を受けられずにいる高校生・タイキは、ある事件をきっかけに、AIの美少女・リリィと同居していた。「また出たみたい、旧資料館の亡霊（ブレーメン）」失踪したMRペット、クラスメイトの不可解な自動ミュート、辿り着いた怪物（キラモン）の正体は、“心”――。タイキとリリィの凸凹タッグが渋谷の街を駆け回る、近未来青春バトル、始動！

[ブクログ · ★★★★☆]

所々面白い設定がみられて楽しめた。
自分の意思かどうかはおいておいて、自分自身が決めた、という実感が生き生きと過ごすために必要となってくるのかな、と思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

こっちの作者さんの方がわたしには面白かったな。

そこまで二作品に明確な違いは感じられなかったけど、独白部分がこっちの方が柔らかさがあって好きだったかな。
内容も嫉妬というところが０の方のあの恋愛の描き方よりも身近に感じられたというか、んー、人間味があったのか、真実味があったのか、わかんないけど。
とにかくこの作品はイラストレイター？の人が原案とゆーとこもあってか、絶対的に小説発よりアニメでやった方が流行ったと思う。
面白いな、と思ったけど、たぶん企画ポシャったっぽくて続きはなさそうだな。そこは残念。