三雲岳斗のレビュー一覧
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ネタバレラ・フォリアからの招待でアルディギア王国へ。
冒頭の煌坂紗矢華が暁古城へラ・フォリアからの招待状を渡すくだりから一筋縄で進まなくて面白いですね。煌坂さんは相変わらずいいキャラしてますね。
アルディギア王国に着いて、ラ・フォリアと合流。久し振りの古城とラ・フォリアです。
煌坂とラ・フォリアが出てくる巻は古城とのやり取りだけで面白いです。
不穏な空気が流れつつも、イチャイチャ展開があり、物語は進行。ラ・フォリアの家系は強烈なキャラが多いですね。
事件発生から解決までは、いつにも増して古城が変態さんでした。
事件の解決後のエピローグでは、ついに第一真祖が登場。次の展開が気になります。 -
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ちょっと煽り文句的に本のPOPを作るなら
「本の楽しさを教えてくれる、これぞエンタテイメント!」
くらいは書いてもいいかな。
防諜活動を任務とする公安6課に勤務する主人公と美しく聡明なヒロイン、そして主人公の敵役となる旧知の若き陸軍少佐に、頼り甲斐のあるボスや同僚...。まずは登場人物が主役から敵役、そして脇役に至るまで魅力的なのがよかった!
ストーリーは、ロマン漂いつつも世界大戦の名残が世を覆う大正時代が舞台。諜報機関に所属するとある特殊能力を持つ主人公が、汚職事件に隠された陰謀を巡って大きな敵に立ち向かうというもの。エンタテイメントなので単純に楽しんで良いのだけれども、情報戦としての -
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これは彼と彼女が出会い、求め合う、青春恋愛小説である。
もう解説で有川浩氏が言いたいことを全て述べてしまっている(笑)
もちろん、ミステリ部分の謎解きも、秀逸であったことには違いない。
複雑そうに思えて、真相は意外と単純というか身近というか。そんな感じだ。 そしてとても優秀な彼女があっという間に真相に辿り着いてしまう。 私は彼と一緒に唖然とただそれを聞いているだけになってしまった。
そんな彼女でも、とても可愛い一面を見せることがある。 それこそが読みどころであり、そこに、にやけたり悶えたりキュッとしたりグッときたり……。 惹かれ合い求め合う二人を見ているのはとても微笑まし -
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第5巻を読破。
ひさしぶりに読んでみました。
っていうか、5巻は途中まで読んでいたみたいですね。
短編集ですから好きな順番で読めるというのはいいですね。
さて、今回は以前登場した女の子キャラが再登場しています。
カミラは……ちょいちょい出ていたっけ?
でもジェシカ嬢がまさかの再登場でびっくりしましたが(^-^;)
まあ出てきそうな感じはしていたからなあ、あのとき。
それにしても航海日誌もまた幻書になってしまうとか……すごいな、幻書。
いや、船長がすごいのか?
幻書を生みだしてしまうくらいですからね。
最後の「つながりの書」では紅の読姫とその鍵守も登場。
この二人組は幻書 -
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第4巻を読破。
「間隙の書」は使い方次第では便利じゃないかな、と思った。
荷物かさ張らなくなるだろうし、布団の圧縮にも使えない? とか。
こんな風な幻書の有効活用できれば平和なのになあ。
そして、巻数を増すごとにヒューイの謎が増えていく――ような気が。
前回の巻でちょっと第三者的視点で語られたヒューイ像も、どっかとらえどころがなさそうな感じに見えたし。
はっ! 本の知識もかなりあるよね!!
合間に入っているショートストーリー2本もおもしろかった。
本編がアレな感じなので、屋敷妖精さんのお話はクスリとなりました。
あとヒューイの後輩、アルマンのお話も。
まったく懲りない男なのです( -
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「アスラクライン」の三雲岳斗による電撃では久々の新作。
世界最強の吸血鬼・暁古城と剣巫である姫柊雪菜との「ボーイ・ミーツ・ガール」。監視という名目で古城と接触した雪菜だったが、敵が出てきたりする中で二人は・・・
あらすじを見てもわかるとおり、学園異能力系であり中二病系である。だけど臭さが無く、また最近の作品にありがちなそこら辺の設定・状況説明やバトルが足を引っ張ることが無いのはさすがである。
そう、これは「ボーイ・ミーツ・ガール」であってそれ以上でもなければそれ以下でもない。うまく表現できないけど、異能力系要素はあるにはあるがこの作品は他の作品と違って「ボーイ・ミーツ・ガール」なんです・・ -