三雲岳斗のレビュー一覧

  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    まだSTAND ALONE COMPLEXしか観られていないけど大好きな攻殻機動隊のアンソロジー。
    面白かったです。
    バトーやトグサ、荒巻がアニメの声で喋って、楽しい読書でした。
    作家さんは5人ですが、それぞれの攻殻機動隊の世界でした。
    一番好きだったのは朝霧カフカさん。
    笑い男が出てきて嬉しかったです。島での戦闘は映像で観てみたくなりました。
    セリフで、中原中也など文学作品を引用するキャラがいるのが朝霧先生っぽかったです。
    この世の全ては電気信号が作り出した虚像で、(本物だと思ってる)その誤解が「心」や「意識」なのか…?ううむ。ぐるぐる。
    三雲岳斗さんのお話の、少佐に会いたいが為にテロリスト

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    2019年10月19日
  • アヤカシ・ヴァリエイション

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    ネタバレ

    樂龍会で某ゲームの二人が浮かび、和泉の名前で某ゲームの某お方の姿が脳内再生されてしまったのはたいへん申し訳ないのだが、それはともかく、普通に面白かった。

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    2019年10月10日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    秋田先生が書いてるとのことで購入、各々一流の先生が書いており、アンソロジーといえども攻殻機動隊の世界観を各々の文体で描き切っており贅沢な逸品でした

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    2019年01月09日
  • ストライク・ザ・ブラッド19 終わらない夜の宴

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    参ったなー。
    これまでも古城くんをはじめとする面々は冒頭から転がるように危機に放り込まれていったけど、それでもどこか安全地帯があったと思う。
    安全地帯から外れる、外されることで危機に遭っているんだと。
    でも今回はどこにも逃げ場が無い、安全な場所を壊されたんだっていう感覚。

    いやもう「領主システム」なんて他人の作った手のひらで操られていく様が気持ち割るい。
    電撃だと土橋センセの作品にこういう設定なかったっけ?(古いか
    暴力と恐怖と狂気が支配する世界。
    そしてそれを仕方が無いんだって受け入れてしまう世界。
    本当に気持ち悪い。

    でも、だからこそ香菅谷の言葉が頼もしく嬉しかったわけで。
    こんな気持

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    2018年11月12日
  • ダンタリアンの書架1

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    飄々とした青年・ヒューイとゴスロリ毒舌愛書狂の美少女・ダリアンが未知の叡智を封じた幻書にまつわる事件を解決していく一話完結型のお話。
    ダリアンの造形が狙ってるとかヒューイが食えないヤツだとか色々言いたいことはあるんですが、個人的な見所は幻書を手にしたことによって運命を狂わされた人々(人外含む)のドラマだと思います。

    ヒューイやダリアンが出会う人々は自分から幻書を手にしたもの渡されたもの魅入られたものと様々。本との出会いは一期一会、幻書の入手によって願望や欲望を叶えた者も殆どは破滅の結末に至る。単純なハッピーエンドが用意されてるケースは少なく、ヒューイの警句やダリアンの説得も大抵は効をなさない

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    2017年08月25日
  • ストライク・ザ・ブラッド17 折れた聖槍

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     シリーズ17作品目。「作家さん、やりたい放題だな(いい意味で)」と思った。
     本の中で、核となるアイデア自体は、むしろ作品のファンが、二次小説なんかでやりそうなネタで、それを本家が先にやっちゃうあたりに、この作家のサービス精神をヒシヒシと感じる。
     そういう意味では、決してネタに意外性があるわけではないんだけど、ライトノベルのいわば「お約束」をうまく使っている感じで、しっかりと面白い作品に仕上がっていて、最後まで楽しめた。
     本当に器用な作家だと思うし、面白くなりそうなネタをあの手この手で作品に盛り込んでいくサービス精神に、山田風太郎っぽいなと改めて感じた。
     もっと、一般向けの作品も手掛け

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    2017年06月19日
  • ダンタリアンの書架2

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    何気なく裏表紙のあらすじを読んだら、「悪魔の本と少女の冒険、第2弾!」と書かれていて、ヒューイが主役じゃなかったのだと知りました。本と本棚の冒険譚だった。そこに二十歳そこそこの、兵士のような雰囲気を持った、育ちの良さを感じさせる、生真面目そうな顔つきの青年がうろちょろしてる感じ。実に良いバディでした。別のコンビの存在もあり、後に対立しそうな雰囲気。一話ごとあるアクションも、とても読みやすいので、ドンパチがあれば楽しみです。「月下美人」が好きです。

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    2016年12月31日
  • ダンタリアンの書架1

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    一話一話の短い話に盛り上がりがあってスイスイ読めました。小さい可愛い毒舌美少女とやる気なさそうで実は実力のある青年というコンビも魅力的です。基本的にバットエンド的な話が多いので、人が知恵を持つといい事ないのかなとも思いますがたまに差し込まれるいい話?に救いがあります。ヒューイの鍵が物語のカギのようなので、どのように明かされるのか楽しみです。あとなぜ壺が人?になったのか、語られるならそれも楽しみです。天寿の書が好きです。

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    2016年12月31日
  • 旧宮殿にて~15世紀末、ミラノ、レオナルドの愉悦~

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    15世紀のミラノを舞台に、レオナルド・ダ・ヴィンチを探偵役にした短編5編。
    消えた肖像画、失踪した令嬢など、すべて消失もの。消失もののトリックとしては王道な感じもあるけれど、カメラオブスクラとかブルネレスキの鏡とかダ・ヴィンチらしい仕掛けが取り入れられてて面白い。
    何よりレオナルド・ダ・ヴィンチだけでも興味深いのに、ルドヴィコ・スフォルツァにチェチリア・ガッレラーニまで登場。この時代が好きな人間には堪らない。
    中でも「二つの鍵」のロジカルな謎解きが一番好き。

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    2016年08月21日
  • ストライク・ザ・ブラッド15 真祖大戦

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    第一部最終回に相応しくメンバー総出演で取り敢えず大団円だった。
    それにしても15巻もやってきて第一部ってなんだよ!笑

    副題が「真祖大戦」なので古城と他の真祖との派手などんぱちがあるんだろうと思っていたら、そこはちょっと肩透かし。
    まあ、あれだけずっと伏線貼ってきたんだから、やっぱりヴァトラーとの決着を付けないことには終われないよね。
    そういう意味では予想通り。
    そしてアニメでも匂わされた暁の帝国誕生話でもあった。

    個人的には今回のハイライトは浅葱さんのアレ。
    浅葱応援団の一員としてはようやく、最終巻にしてようやくだよ、浅葱さんが古城に血を吸ってもらってホントに良かった。
    いやだって最後まで

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    2016年08月10日
  • ストライク・ザ・ブラッド12 咎神の騎士

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    日本本土でも大暴れな古城君と雪菜。
    バトラー御一行様も相変わらずで何よりです。

    今回は聖殲やカインとは何なのかが詳しく説明されてるある種チュートリアル的回でもあった。
    ここから一気に核心へと迫るか…?

    浅葱さんは…もはや何も言うまい。

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    2016年06月28日
  • ストライク・ザ・ブラッド11 逃亡の第四真祖

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    大好きな妹のため古城君が初めて絃神島を脱出しようというお話。

    今まで味方だった人たちが敵に回って、敵が味方になるという展開に。
    那月ちゃんは、まぁ、優しかったけどw

    それにしても姫柊さんの圧倒的正妻力。
    浅葱さんは泣いていい。

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    2016年06月28日
  • ストライク・ザ・ブラッド10 冥き神王の花嫁

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    バトラー御一行様が久々に活躍(?)してくれます。
    ありがたいです。

    そろそろ浅葱さんにも出番をあげてください…

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    2016年06月27日
  • ストライク・ザ・ブラッド15 真祖大戦

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    おもしろかったー!
    アニメの暁の帝国(ドミニオン)がどうやって作られたのかってところによく結び付けたなーって。
    結局、吸血鬼は血の力だから、力で使役するのではなく、耳を傾けるってことが大切なのね。
    ヘクトスの話もそういうものなのかーって感じだった。
    それにしても伴侶がたくさん。。

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    2016年06月05日
  • ストライク・ザ・ブラッド12 咎神の騎士

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    絃神島の外が今回の舞台ということで、新キャラ(正確には違うキャラも結構いるけど)目白押しで、物語が更に広がった印象。
    第二真祖の直系、イブリスベール・アズィーズが本格参戦でこれまた良いキャラしてた。
    浅葱との絡みがまたGOOD!

    少しずつ謎も解けつつあるが、それ以上に新たな謎も登場してまだまだ全貌は見えない。
    えーカインの巫女もう一人いるんですか?

    雪菜と紗矢華の異常さが分かったりも。

    ところで、ラ・フォリアの出番もっと増やしてくれませんかね。

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    2015年04月19日
  • ストライク・ザ・ブラッド12 咎神の騎士

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    物語の舞台を絃神島から本土に移した後編。今までよりも登場人物が大量に登場したり、色々な能力など様々な伏線が明らかになってまた1歩展開が進んだかなと。《カインの巫女》というキーワードをいつまで引っ張り続けるのか。主要な顔ぶれも大体集まりクライマックスへの動きだすらしいのだが、風呂敷を広げ過ぎている感もあるので綺麗に畳めるのか非常に心配である。挿絵はいつもよりもいい雰囲気を醸し出していて良かったですね。しかしラ・フォリアの出番が少な過ぎるのでもっと見せ場を……もっと古城を与えて上げて下さい!次巻も楽しみです。

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    2015年02月26日
  • ストライク・ザ・ブラッド12 咎神の騎士

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    ネタバレ

    絃神島を離れて本土で大暴れ(^^;
    絃神島じゃ島が崩壊しちゃうんでできないこともやってるし。
    しかし、竜族の血でもいいのか>第四真祖
    浅葱が呼ばれていた「カインの巫女」の「カイン」がわかったけど、今回は浅葱が目的ではなかったのかちょっかいだされなかった。???
    新たな獅子王機関の攻魔師はなんか普通だね。雪菜と紗矢華がふつうじゃなさすぎるんだろうか。

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    2015年02月18日
  • ストライク・ザ・ブラッド11 逃亡の第四真祖

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    今回はちょっと異色の巻。
    基本的に島の外からトラブルが舞い込んでくるけど、今回は島から脱出を目指す。結局島から出られてないしw
    以前敵だったキャラが味方になったり、その逆だったり。
    那月ちゃんの変わった?姿も見れるしね。
    浅葱家の家族構成が明らかに。
    次巻は遂に絃神島の外が舞台に!?

    なんだよ、那月ちゃんの血吸わないのかよ!

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    2015年01月06日
  • 幻獣坐2 The Ice Edge

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    主人公サイドがあんまり活躍してないように見えるけれども、最後はキチッと締めたし冬弥の頭脳の冴えっぷりもよく見れた。
    新キャラが尽く死んじゃったのはちょっと勿体無い気もするけれど、この使い捨てっぷりは嫌いじゃない。
    新たな幻獣坐が出たり、復讐も成し遂げたりで見所はたくさん。
    ミスリードにもまんまと騙されて、真実が明らかになった瞬間の気持ちよさって言ったらない。

    冬弥と優々希の奇妙な関係結構好きだな。

    最後に目覚めたお姉さんがちょっとやばそうな感じで・・・・・・。

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    2014年09月15日
  • 少女ノイズ

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    ミステリ部分、ぶっちゃけどうでもいい。
    『少女ノイズ』は彼と彼女が
    出会い、求め合う、
    ただそれだけの恋の物語だ。
             有川 浩

    ミステリ部分でとても高い評価を受けているのに、解説にこんなことを言われていることに衝撃。
    でも、確かに読んでみるとその通り。
    この物語りは、彼女と彼が出会う恋の物語だ。

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    2014年06月08日