渡航のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
二巻目になり、少し読みにくいなぁと印象がでてきた。
アニマルセラピーの件は強引で根拠も弱いし、そもそも動物で和んでどうやって解決すんだとツッコミたくなるし、朝方まで営業のメイド喫茶なんてもう風俗みたいなもんだろ、これもメイドコスさせたいが為かぁ。まぁ、わかりやすくていいんだが、川崎のバイト先を見つけるのも、バイトする理由を探るのも雪ノ下は学年トップの成績なんだからもっと頭使って行動しろよ。八幡と協力したくないのはわかるが違和感があるのは否めない。
戸塚はありゃ女だよ。今後の展開は読めないけど、あれが男とかほんとやめてください。
ただ、それをひっくるめてラストの八幡の感情はこの環境ならこうなるよな、と少しリアルに感じたのだが、お前は結局ぼっちかリア充かどっちがいいんだよとイライラしてしまった。 -
Posted by ブクログ
“シートに深くもたれかかり、手すりに手を置く。どこかの大魔王みたいな泰然自若とした堂々たる立ち振る舞いである。
と、その手すりに柔らかく、軽い感触が重なった。
「あ、ごめん……」
その謝罪で自分が何に触れたか悟った。戸塚の腕だ。天使に触れたよ!
「い、いや!俺こそ悪い!」
そう言って、二人同時にばばばっ!と手を引っ込める。
「………」
「………」
お互いに視線を逸らし、妙に気まずい沈黙が生まれた。
横目でちらっと戸塚の様子を窺うと、戸塚は肩を縮こまらせて恥ずかしそうに下を向いている。*ただし、男同士です。
冷房の効いた館内にあって、わずかに伝わってきた温もりがむずがゆい。*ただし、男同士です。”[P.76]
戸塚ちゃ……くんマジ天使。
平塚先生とフラグ立てつつ。
カーストの件が胸を抉る……。八幡くんブレないなぁ。
陽乃さん怖い。
“「ヒッキー。もし、ゆきのんが困ってたら、助けてあげてね」
「………」
そのお願いに応える言葉が見つからなかった。
数秒どころかその倍も十倍もかけてもきっと俺では由比ヶ浜と同じ答えを出すことはできないだろう。
俺に踏み込む気はないから。これまでもこれからもけして踏み込まない。
「いや、それはないんじゃねぇか」
雪ノ下が困ることも、助けを求めてくることも、そして、俺が自ら踏み込むことも。
いくつもの言葉を内包させて俺が言うと、由比ヶ浜は星空を見上げる。からと下駄が鳴って足もとの小石を蹴っ飛ばした。
「それでもヒッキーは助けるよ」
「そんなのわからんだろ」
なんの根拠があってそんなことを、と問うより前に、由比ヶ浜は俺を振り返る。
「だってあたしのことも助けてくれたじゃん」
「言っただろ。あれはただの偶然だ。お前だって知ってて助けたわけじゃない。だから別にお前を助けてない」
だから、その感謝も、信頼も、あるいはそれ以上の何かがあったとしても。
それらはすべて幻想で勘違いだ。
俺でなくても、他の誰かでも成し得たことに対する評価は俺自身を肯定するものではない。行動が評価されることと人格が評価されることはまったくもって別のものだ。ただ一度の善行をもってその人間を善人と断ずることはできないように、俺の人格をその行動一つで決めつけられても困る。故に由比ヶ浜のその感傷じみた確信は間違っている。
「俺にそういうの期待すんな」
きっと失望させてしまうから。だから、最初から俺に期待などしないでほしい。”[P.207] -
Posted by ブクログ
“「何してんのお前ら、っつーかなんで水着なの」
息切れしない程度に駆け寄った俺が質問すると、
「わっせろーい!!」
小町にばっしゃーと水をかけられた。頭から水をかぶり、髪を伝ってぽたぽたと滴が落ちる。……冷てぇ。
上がりかけたテンションが急激に下がってきた。おいおい、こんなのトイレの個室にこもったときだってやられたことねぇぞ……。
一瞬にしてどんよりとした瞳で小町を睨めつけたが、小町に反省の色はなく、けろっとした様子でさっきの質問に答える。
「準備で暑くなったから水浴びだよ」
「水着は平塚先生が川で遊べるって言ったから……てか、ヒッキーこそなんでここいんの?」
由比ヶ浜は水着なのが恥ずかしいのか小町を盾にしながら質問を返してきた。
「いや、俺は顔洗いにきたんだけど……」
「そんなことより!」
話の途中で小町がカットインしてきた。
「ほらほら、お兄ちゃん新しい水着だよ!」
小町はぐいっと見せつけるようになんだかよくわからんポーズをとった。
薄いイエローのビキニはふちがフリルで彩られ、南国トロピカルな雰囲気を醸し出している。小町が元気よく水しぶきを上げるときらきらと輝いて見える。なんだよ、これスプラッシュスターかよ。ひとしきりいろいろなポーズをとったあと、小町がじっと俺の目を見る。
「はい、感想は?」
「ん、ああ。そうだな、世界一可愛いよ」
「わぁー、適当だなー」
小町があからさまにがっかりした。いや、っつーか、お前家でもそういう格好だしな……。”[P.197]
気づけば夏らしいことをしてましたっていう。
留美ちゃんの件は……一番何とかしてやろうっていう解決策だろうけどそれを実行しちゃいますかーおわー。
リア充チームとのやり取りも意外とスムーズで。ぼっちが分からない葉山くんは、でもそれでも良い人だよなぁこれ。
Yで気づいたけど二人とも名字も名前もY始まりじゃないですか……。
雪ノ下さんと葉山くん辺りの過去が予想はつくけど気になる。
あと轢いた車の件も比企谷くん気づいちゃったね気になる。
渡さんは自身の名前あたりからも名前に同じ音をくり返していれるのが好きなのかな。
“「……なぁ、もし、ヒキタニくんが俺と同じ小学校だったらどうなってたかな」
その問いに俺は即答する。
「決まってんだろ。お前の学校にぼっちが一人増えるだけだよ」
「そうかな」
「そうだろ」
やけに自信のこもった声になってしまった。暗闇の中で、葉山が漏らす忍び笑いが微かに聞こえる。その笑いを誤魔化すように葉山が小さく咳払いをした。
「俺はいろんなことが違う結末になったと思うよ。ただ、それでも……」
まるで言葉を選ぶような間だった。
「比企谷君とは仲よくできなかったろうな」
…………。予想していなかった言葉に一瞬、意識が空白になる。誰とでもうまくやることができる葉山が、こんなことを言うなんてな。俺は一呼吸おいてから、ちょっと恨みがましい声を作る。
「……ひどいな、お前。今ちょっとショック受けたぞ」
「冗談だよ。おやすみ」
「おう、おやすみ」
俺はこのとき初めて葉山隼人という存在を正しく認識したのかもしれない。葉山が比企谷八幡という存在を正しく認識したのと同様に。
優しいだけではなく、どこか苛烈さを秘めた声音。
あの言葉に嘘など何一つないのだと、俺は直感していた。”[P.276] -
Posted by ブクログ
“「三つ巴のバトルロワイアルだから、もちろん共闘もありだ。君たちは対立するだけでなく、協力することも学んだほうがいい」
なるほど、確かに最初に邪魔な奴を結託して潰すのはバトルロワイアルの定石だ。
「ということは、常に比企谷くんは不利な状況で争うことになりますけど……」
「だよな」
もう反論とか抗議とかする以前にすんなり受け入れてしまった。どう考えても俺VS.あと二人という構図になってしまう。
だが、悟りの境地に達している俺と対照的に、平塚先生は不敵な笑みを漏らした。
「安心したまえ。今後は新入部員の勧誘も積極的に行っていく。ああ、もちろん勧誘するのは君たちだが。つまり、自分の手で仲間を増やすことができるのだよ。目指せ、一五一匹!」
平塚先生は自信満々に言うが、仲間の数に、如実に年齢が現われていた。最近は五〇〇近くいるだろ、あれ。
しかし、仲間を増やせだなんて簡単に言ってくれるなこの人。
「どちらにしろ比企谷くんには不利なルールね。勧誘に不向きだし」
「お前に言われたくねぇぞ……」
「なに、君たちは現に一人入部させている。難しく考える必要はない」
まぁ、言われてみりゃ確かにそうだ。ただ、いつもいつでもうまくいくなんて保証はどこにもないけど(そりゃそうじゃ!)。”[P.35]
由比ケ浜とのすれ違いをリセット。
兄妹で手を繋いで歩くとか可愛すぎる……。
エプロンの件可愛い。
比企谷のボッチまっしぐら思考が辛いよ。
特装版買えば良かった(でも金なかった)。
“「つまり、今日一日に限り、恋人のように振る舞うことを許可する、ということよ」
「すげぇ上から目線だな」
わー、うぜぇ。
俺がイラッとしたことは雪ノ下に伝わったのか、雪ノ下はぎろっと俺を睨んできた。
「何か不満でも?」
「別に不満はねぇよ」
「そ、そう……」
雪ノ下が拍子抜けしたように素で驚いた顔を見せる。
しかし、驚かれるようなことじゃない。こいつと恋人などまっぴらごめんだが、恋人のふりをするぶんには別に構わない。
雪ノ下は嘘を吐かない。だから、こいつが今日一日と言えば寸分たがわず今日一日であり、恋人のように、と言うのであればそれは間違いなく恋人そのものではない。
だから俺は安心してこの提案に乗ることができる。
雪ノ下が俺のクズさに全幅の信頼を寄せるように、俺もまたこいつとどうこうならないことに関してだけは絶対の自信を持っている。これはこれで信頼と呼べるのかもしれない。なにこれ、全然平和的じゃないんだけど。
雪ノ下は呆けた表情をしていたことに気づいたのか、隠すようにくるりと背を向け、あさっての方向に話しかけた。
「……あなたはてっきり嫌がると思ったけれど」
「いや、特に断る理由もないしな。っつーか。お前は嫌じゃないのかよ」
俺が逆に問い返すと、雪ノ下は取り澄ました表情で振り返る。
「別に構わないわよ。知り合いに見られているわけでもないし、周囲に他人しかいない状況なら勘違いされて風評被害に遭う心配もないもの」
さっくり俺まで他人扱いされていた。まぁいいんですけども。”[P.119] -
匿名
購入済み2巻読みました。
八幡の地の文で他作品のネタをちょこちょこ出るのは昔から変わらず別にいいんですけど、最近のクソつまらん作品を多々引用されると「うわぁ。」って思うわ。
-
ネタバレ
恥ずかしさと失望
男性作家のズボンの中に男性の生殖器ではなく女性の生殖器があると、こういうことが起こる。
もう何も言うことはありません。 4巻か144巻かもしれません。作者がちんこを持っていないだけで、物語は変わりません。