カズアキのレビュー一覧
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購入済み
虚実の境
どこまでが現実なのか、それともそんな全てが現実ということか。英国の時代の香りも漂って何とも美しくもまがまがしい。幽霊が普通に間近で話したり事件解決に関わってきて、周囲には見えているのかいないのか、読み返したらヒントがあるのかも。エリオットとコニーが現実世界で幸せに生きていくことってできないものなのかともどかしい気持ちにもなりました。
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ネタバレ 購入済み
ホントに若葉の戀(’-’*)
舞台は全寮制の旧制高校で、古きよき時代のお話でした。
ドイツ語の単語が飛び交う明瞭な流れの中、登場人物も皆魅力的で愉しく読み終えました。
特に主人公CPは題名通りに、若々しく清々しくまさに若葉のようだな(*´-`)
このお話の先、彼等には戦争や別れや死など怒濤の人生が待ち受けているかと想像すると、このまま2人がどうか離れ離れになりませんように、と願わずにいられない切ない気持ちになります。
中盤以降両想いになった2人のイチャイチャをもう少し読みたかったよ、の希望を込めて★4つにしました。
作中に出てくる南方熊楠の本も読んでみようかなww
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Posted by ブクログ
真っ直ぐで純粋な志生と、ゲイであることで心に傷を負っている眞山先輩のお話。
期間限定の恋人から始まったけれど、交換日記を書いたり一緒に過ごしたりするうちに、お互いをいつしか求め合う関係になっていく。
視点が入れ替わるからこそ二人の気持ちが理解できて、もの凄い早さでお互いを好きになっていくのがわかって良かった。
眞山先輩の気持ちが苦しくなる程わかりすぎて、途中、志生の兄の恵生に言われた「一生世間にまじわれない人種」っていう一言が辛かった。
朝丘戻先生は、一体誰に聞いて、当事者の気持ちを理解していくんだろう。同性愛者である自分に一番偏見を持っているのは自分自身なんだよ。だから、眞山先輩は恵生にその現実を突きつけられて志生を手放すことに決めた。決断した時、苦しかっただろうな。
あと、志生が思った「聞く方が真剣だと、こちらは何故か笑って話してしまおうとする」っていう感じの言葉が目からウロコでした。確かに!って。その人のことを安心させたい心配かけたくないって無意識で考えちゃうからだよね。
甘々で、だけど苦しくて、それでも最後はやっぱりハッピーエンドで終わる。読んでいて凄く幸せになれる二人でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレエリオットが幽霊を生きている人間と同じように見えている(要は区別が付かない)という点が様々な事件でより面白みを持たせてくれたなという印象。
お陰で驚かされること多数。
え、死者だったんかい! という。
でも怖いのは生きている人間の方。
事件を起こすのも、狂気に陥るのもいつだって生きている人間の方。
と単純にいかないのは流石栗原先生。
単純に幽霊が怖い話もある。
特に修道院の話は純粋にホラーとして怖かった。
真相も無論怖いし、確かに生きている人間の怖い話でもあったけど、犯人の執念が怖いというか。
絵面も断トツで怖かった。
基本的に偽オカルトを暴く系の謎解きだから「怖いと思った話は実は全然オカルト的には怖くない現実的な事件ですよ」と安心する筈が騙された。
いい意味で。
ミステリとしても本当に面白いし、ホラー的怖さも味わえる。
またエリオットの過去、従者のコニーの過去などキャラクターの抱えている事情もなかなかに悲劇で、でもその中でも人との絆や縁の大切さも再認識できるエピソードとなっていて、悲劇ながらも温かみを感じられた。
互いにとって、互いが救いになったという奇跡。
事件を起こすような良からぬ輩も勿論いるけれど、生きている人間の世界だって決して救いのない世界ではない。
それに気付かせてくれるいい主従だった。
……主人の女癖の悪ささえどうにかなればとは思うが。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝丘さんは好きなんだけど軽めの文体のかわいいラブラブ路線は合わないのでうーんうーん、と思いつつ、やっぱり合わないなーと思いながらも全面的に嫌いなわけではないんだよなと複雑な気持ちに。
いや、そこまで抵抗なく性的な戯れが出来る=生理的嫌悪感に繋がらないならそれは恋でいいんじゃん!? って偽の恋人ごっこにもだもだしました。
終盤の告白でああ、そういうこと…と。時間を経てすれ違いを乗り越えてもう一度結ばれあう、は朝丘さんの定番ですね。
男同士の恋愛やセックスこそ至高! って自分たちに酔っちゃってる感じは正直どうなんだろう。
男女間でも挿入を伴うセックスが正しいわけでも必須なわけでもないよ…あと、会社が提供してくれたビジホのシングルルームに連れ込むのはどうなん…社会人が毎晩イチャイチャにかまけて自分の体調管理も出来ないのどうなん、とか、柏樹さんへのモニャモニャポイントが多すぎてなぁ。
夢も希望も持てず、自分には何もないモブだと息を殺していた要に自信を与えてくれるあたりは素直に良いなぁと思いました。
勇くんとケンカしてちゃんとわかりあい、親友になれたくだりにも。
しかし嫉妬作戦がてきめんに効くあたり笑ってしまった。笑 お幸せにやで。 -
Posted by ブクログ
大統領暗殺を狙うカイ、カイのテロ行為を煽る冬基、二人の企みを止めたい桃。必死でイタリアの修学旅行から抜け出して真礼とともにテジェニスタンにやってきた桃だが・・・?三ッ野家の壮大な兄妹喧嘩の行方は!?
面白かった!!もう続きが死ぬほど気になるのに読み終えたくなかったこのジレンマ・・・もうほんと盛大な兄妹喧嘩だったけど妹の独り勝ち最高すぎか!みな幸せになれよ!!従兄妹だったのかあ、血縁関係はないって冬基に騙されたのでびっくりした。過去は悲しいけど、ふたりが出会えて良かった。そして最後のシーンでカイお兄ちゃんと呼ばれて笑みを浮かべるとかこっちが溶けるしかない・・・ごちそうさまです//
白鎖の教官と助手も尊いよねえゴットファーザーのミートボール好きな助手って何??可愛すぎじゃね??存在が罪(白目)ぜひまた番外編をお願いします。 -
Posted by ブクログ
大正時代の旧制高校を舞台に、センセらしい笑いと胸キュンがいっぱい詰まった初恋ラブストーリーでした。
ハイカラさんの世界観が好きならドハマりかも。モーさまのトーマの心臓を思い起こすような、リーベ呼びに萌えるかも。
全寮制の話は定番ベタでも、やっぱり面白いです。ツン×天然なので誤解ばかりしてケンカップルっぽいのでそのやりとりも面白かったです。本編だけだと本当に素直じゃない草介に苛立ち、捷くんがちょっとかわいそうな気もしてしまうんですが、それでも実はすごく好きなんでしょ~とツッコみたくなる草介の気持ちは見事にダダ漏れで…!
そんな草介の心情が、描き下ろしの「燃ゆる頬」では彼視点で詳細に描かれていて、納得できる上にめちゃくちゃ笑ってしまいました。
ツン攻って大変…!
とにかく捷くんは恋愛に疎いから、そんな複雑怪奇な草介の想いを察してもらうことなんかできなくて、そこからの捷視点と草介視点ではものすごいくい違いが起きているのが可愛くて可愛くて、キュンキュンしてしまいました。
なんか、この二人はずっとこの先もこんな風に気持ちの誤解が生じながらも、イチャコラ仲良くやっていきそうで妄想膨らみました。微笑ましいです!
大正ロマンラブコメ、伊鞠くんでぜひスピンオフを。