山本一力のレビュー一覧
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戦後、高度成長期が舞台の青春小説。
少年期だけでなく、会社員になってのことまで。
この本が、山本一力さんを読んだ初めて。
きれいごとばかりじゃないけど、さわやか。
山本さんの本をもっと読みたくなった。Posted by ブクログ -
後半ちょっとグダグダしていたような気がする。
拷問シーン長いな〜
推理モノというは人情モノというほうがしっくりくる。
太吉は誰を嫁にするのか少し気になります。Posted by ブクログ -
腕のいい大工だが、酒癖の悪い永治とみのぶの間に生まれたつばき、さくら、かえで。
つばきの料理のセンスとたぐいまれな商才により母子ではじめた一膳飯屋「だいこん」をめぐる物語。Posted by ブクログ -
鍼灸師染谷が気持イイやり方で人助けをしていく。
続編早く読みたいなと思わせてくれる内容だった。
不作で江戸の米の値段が上がったが、深川の米問屋が価格を抑えてくれた時、深川の人々が他の人を思いやり買い溜めをしなかったという話があった。
今の江戸の人も見習ってほしいものだ。Posted by ブクログ -
読後感の爽やかな小説です。これは登場人物の人柄によるものでしょう。それぞれが才気に満ち、人に温かく、矜持を胸に凛とした生き方をしています。その魅力に周りが引き込まれてゆき、大きな力となり企画が実現した時、人々の心に感動の波がひろがる。今回、四人衆が広目(広告)しようとした土佐の酒『司牡丹』は現存する...続きを読むPosted by ブクログ
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火消しに命をかける男達。
徳太郎の最後は格好良すぎた。
そして泣けた。
相変わらず脇役の素晴らしいこと。
山本作品の中でもベスト3に入る素晴らしい一冊だった。Posted by ブクログ -
山本一力版、清水の次郎長。
生を受けてから没するまでを、
音吉が回想しながら話が進んでゆく。
かけがえのない人の死に思わず涙。
義理人情、義侠心、地元を愛する心・・・。
男とはこうであって欲しいと思わせる。
とてもよかった。Posted by ブクログ -
書評委員を一緒にやっている方から「きっと好きよ」と私本を渡された。林真理子・大沢在昌・山本一力・中園ミホの4人の座談会録。売れなかった頃の話、なぜ自分は、相手は、売れたと思うか?脚本家の涙が出そうなくらい悲惨な現実の話、「売れている」文筆業作家の裏話がちらりと垣間見える。作家になりたいわけでもないの...続きを読むPosted by ブクログ
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粋が詰まった1冊であった。
物語は出開帳と久能山参りからなり、
己の器量を試されながら峠を越える新三郎とおりゅう。
てきやの元締め四天王と女衒の元締めと旅する途中の
岡田屋と東六、大田屋と富五郎のくだりは気持ちよかった。Posted by ブクログ -
深川黄表紙の続編。
美味すぎる土佐の酒、司牡丹の江戸での広目を請け負った4人。
江戸から土佐にかけての道中、
それほど難儀しなかったようにも思えたが、
出会う人々のあったかさでホッコリ。
宗佑の行く末が気になるところだ。Posted by ブクログ -
江戸屋四代目秀弥の子供時代の物語。
三代目の物語ともいえる。
少し話が飛ぶ場面が多いが、
損料屋の時から気に入ってた秀弥。かっこよい。
嫌なコトを忘れられる時間である。Posted by ブクログ -
山師を父に持つ蔵秀 親から頼まれた土佐の名酒をお江戸で売り捌くのに、いつもの広目屋(広告代理店)仲間とひと働き
気の良い仲間達の活動が更なる味方を生み出し、遂には敵の手先までもが仲間に!
山本一力先生の痛快な時代物です
この作品は続編みたいだから楽しみが増えましたPosted by ブクログ