山本一力のレビュー一覧
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これも続きを楽しみにしている1冊。ちょっとくどいのと買いかぶりすぎではと言う気がするけど彼の事をじっくり知りたいと思い続きを楽しみにしてます(^^)Posted by ブクログ
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電車の中で隣の人が読んでて、面白そうだったんです。
ページの上部に書かれている目次「端午のとうふ」をネット検索して、この作品に出合いました。
時代物での「なんでも屋」稼業。
難解な問題をアイデアで解決!
読んでて楽しい気分になれる良い作品。Posted by ブクログ -
幕末維新の時代に、通訳者として活躍した、ジョン・万次郎。
その万次郎を主人公にした歴史小説シリーズの第1巻です。
第1巻ではまず、幼少時代を過ごした土佐国中ノ浜での万次郎の生活、そして後に、漂流した彼を救うことになる、米国捕鯨船の出航に向けた準備のシーンが、交互に描かれていきます。
貧しく、また...続きを読むPosted by ブクログ -
古き良き庶民の生活が鮮明に描かれている。
上京して一から商いを立ち上げ、家族を作り、公私ともに様々な葛藤を乗り越えていく。その中で、昔の庶民の生活が、商い、家族関係、地域関係、賭博関係と、リアルに描かれていて、非常に面白かった。Posted by ブクログ -
舞台は江戸深川の長屋。
直木賞作品と云うことであまり期待はしてなかったが
結構面白くて、あっという間に読めてしまった。
人情時代劇を見ているような感じ。
この時代が舞台の小説、私 意外に好きかも...。Posted by ブクログ -
深川黄表紙シリーズ続編。山本一力作品(高知県出身)は、土佐の香りがし始めた瞬間にぐぐっと彩りを深めてくる。そういう意味では前作よりこっちの方が魅力的。今じゃ誰もが知る土佐の銘酒司牡丹を軸に、花を添える鰹の酒盗、そして鰻(土佐者は鰻に自信があるらしい)と、思わず身をにじり出したくなるうまいモンと、4人...続きを読むPosted by ブクログ
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ジョン万次郎の生涯を描いた歴史小説の第2巻
万次郎がアメリカの捕鯨船に救出され、捕鯨船の船員となりアメリカ本土の港に行くまでが描かれる
万次郎の子供らしくいろいろなことに興味を持ち、捕鯨船の船員から、かわいがられる姿が目に浮かぶ様。
一人前のウォッチマンとして成長した万次郎は、アメリカ大陸で何を見...続きを読むPosted by ブクログ -
ジョン万次郎の生涯を描いた歴史小説の第1巻
万次郎の旅立ちから、万次郎が流された鳥島でアメリカの捕鯨船に遭遇するまでを描く
日米の漁師としてのこだわり、リーダシップ、技術、投資者との関係など、共通点と相違点の対比が面白い。Posted by ブクログ -
なんだか胸がすうっとする。気づくと、口元が緩んでいる。
喜八郎はもちろん男前だけど、一癖ある伊勢屋、笠倉屋もかなりのいい味。読んでいると、喜八郎や秋山と一緒に心のなかで舌打ちしたくなること度々の、どうしょうもない米屋政八も、なんだかちょっと憎めない。そうして、やっぱり一力さんの描く江戸は、なんとも魅...続きを読むPosted by ブクログ -
温水ゆかりの解説「現代への処方箋」が良い 小説とは、始まりと終わりで主人公が何らかの変化を遂げているもの、という言い方がある 山本一力作品のヒロインは、けなげで頑張り屋で、浅知恵の自己主張などせず、筋の通らないことに対しては一歩も引かない芯の強さを秘めているPosted by ブクログ