白取春彦のレビュー一覧
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ウィトゲンシュタインの「哲学探究」が、今、ちょっと気になっていて、書店のコーナーで「超訳」を見つけて、なんとなく購入。
読んでみると、「ウィトゲンシュタインって、そんな人だったの!?」でした。
なんだろうか?「人生とは?」とか、「神とは?」とか、なんというか、実に実存哲学満載みたいな感じです。
え〜、「語りえないものは沈黙しなければならない」のでは、なかったのでしょうか?
と、突っ込みたくなる。引用元をみると、未発表のノートなどからのものが多いですね。なるほど、公には、「語ったり」「書いたり」してなかったけど、個人的には書いていたんだね。
一部、「論理哲学論考」からの引用もあるのだけど -
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Posted by ブクログ
僧侶は悟るための瞑想方法を伝えなければならない。これがゴータマ・シッダールタが本来説いていた仏教。日本の仏教僧侶が行っているのは、仏教に名を借りた商売。ゴータマが悪人と呼んだ人々に相当する。ゴータマの仏教は宗教というよりは身体を使った認識哲学。世間では仏の教えを信じさえすれば自分を救ってくれると考えているが、ゴータマは瞑想と生き方を考える実践がなければ何の自己変革もあり得ないと繰り返し説いている。仏像を拝んだところで苦しみは変わらないし、救われもしないのである。厳然たる実践哲学なのである。瞑想は人間を変えるが、苦難、艱難、猛烈な努力なども人間を変える。瞑想を通じて変わった場合とほぼ同じ境地に達
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紀野一義著「マンガ 仏教入門」サンマーク文庫(2003)
*八正道
①正見・・・とらわれの心を捨てて物事をありのままに正しく見ること
②正思唯・・・ものごとを正しく考え判断すること
③正語・・・正しい言葉を話すこと
④正業・・・正しい行いをすること
⑤正命・・・規則正しい生活をすること
⑥正精進・・・正しい努力をすること
⑦正念・・・正しい思いと目標をもつこと
⑧正定・・・心を正しく安定させ常に心を安らかにすること
*相違相関性を持っている縁起であるから独立した個として存在することは不可能である。
*あらゆるものが変化することを諸行無常といい相違相関性の空的存在を諸方無我といい、今の涅槃寂静( -
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紀野一義著「マンガ 禅入門」サンマーク文庫(2003)
*座禅をするのは、この世での迷いと決別しあらゆる感情をおさえ、精神統一して自分の心を静かで安らかな状態にすることです。
*お釈迦様の8つの教え
①自分が今食べる以上に多くを欲しない
②心をわずらわされない場所に住む
③仏道の修行に励み怠らぬこと
④仏法の志を忘れぬこと
⑤心を安らかにすること
⑥ありのままに物事をみる目を養うこと
⑦仏法に則して正しく思うこと
⑧仏に生かされ、満たされている自分を知ること
*今を精一杯に置かれた場所で充実して生きる自己を見出すのが禅である。そのような自己を取り戻すためにも、一日一度は静かに座って、心と体を整 -
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