白取春彦のレビュー一覧
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装飾というか、色綺麗!
と思って手に取って、ヘッセってあれやん。
ヘルマン・ヘッセやん。
あれや、車輪の下や。
という軽い知識しかないけれど、綺麗なので買ってみた。
なかなかに、良い言葉が載っていてお気に入り。
悩んでいるね。悲しいことが多いね。 胸が痛いこともしばしばだね。
でも、喜びなさい。でも喜びは、誰かが突然どこからか嬉しいことを持ってくるときに湧いてくるものじゃないよ。
喜びは、今の自分を否定せず、今の自分をそのまま素直に認めることから生まれてくるのだよ。だから、悩んでいても、悲しんでいても、そのことに自分が同意すれば自然に湧いてくるものなのだよ。
なんか、優しい言葉で -
Posted by ブクログ
多くの項目は、「ウンウン納得、その通りだろうね」レベル。
その中でも、何点か考えさせられたので以下に。
(読んだ解釈、思ったことです)
◆情報化社会では知識はそこらじゅうに転がっている。
知識単一での価値は高くないが、それぞれの知識を組み合わせることで、初めて知恵となる。
例:ビジネス本を読んで、賢くなった気になる。でも時間が経つとすぐ抜ける。
深く知りたいと思う深い興味まで落とせておらず、知恵レベルまで進歩出来ていないため。
意識的に知識同士を繋ぐ、思慮が必要。
◆分からないとすぐ口にするが、考えるに至っていないだけでは?
とにかく書く、文字にすることで整理を。
◆「心配」は妄想と -
Posted by ブクログ
フリードリヒ・ニーチェの哲学を凝縮させた一冊。彼の著作の中から金言を抜き出してまとめられている。
ニーチェの哲学はカントやヘーゲルのように体系化されたものは少なく、情熱的な文章で綴られた断片・断章が多い。そしてそれは時代と場所を超えて後世に多大なる影響を与えてきた。
本書でもわれわれが既に認識している自明の理から、斬新な視点からもたらされる気付きまで、多種多様なニーチェの哲学が紹介される。
それでもあえて彼の哲学を一言で言い表すとすれば、「自己発現の徹底とリアリスティックな諦観」に本質があると考える。つまり、ニーチェは自分自身の美学の徹底した体現化を厳しく指摘するが、その裏で自分ではどう -
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ネタバレ・疲れた時、何もかも面倒な時、何をしてもくたびれて仕方ない時は、ギャンブルでもなく宗教でもなく飲酒でもなく、食事をして休んでたっぷり眠ること。起きた時に新しい力が漲る自分になっている。SPF面倒い時とか、麻雀とか酒とか飲みがちだけど寝たほうがいいっぽい。
・自分の一芸に気付け
・自分のなぜ(なぜそれをやりたいのか、なぜそれを望むのか、なぜそうなりたいのか、なぜその道をいきたいのか)が掴めてれば、後はどのようにやるかの道を歩くだけ。他人のやり方が自分に合わないことは不思議なことではない。
これはまじでそう思う。ここがふわふわしてる人が沢山いるし、自分もそう。これをはっきりさせることで、どうすれば -
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古代インドの〈ブラフマン〉=個別的生命力の源、と〈アートマン〉=宇宙創造の原動力とは究極には一致する、というウパニシャッド哲学は魅力がある。それを否定したのが釈迦の「無我」「一切皆苦(我に執着することが苦の原因)」だった。単純だが、恐ろしい現実に直面する教えに従い家を捨てセックスも絶ち邁進する弟子が続出する(まるでオウム真理教)不思議な説得力あった釈迦の死後、数百年経って「釈迦の真意はそうではない、万人が救われるはず」という大乗が興起して「大乗経典」を堂々と釈迦の業績とした…日本では体育会系修行が仏教だと…
「不立文字」を標榜する禅宗はよくしゃべる。あたかも、前衛芸術が解説の巧みさで成り立って -
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【読書理由】
【まとめ】
新しい考え
①組み合わせを新しくする
⚫︎世間性からの離脱
⚫︎常に新しい自分になる
・能動的な態度でいる
②考える対象への見方を変えてみる
・遊びのようにやってみる
③想像力と演繹(発展的想像)する力をつける
・物語、古典文学、真摯な小説を読む
④直感や洞察
・読書する
⑤書き留める
・語彙の豊かさ
⑥原因を見つける→対策を立てられる
・原因は文化や価値観の影響で決定される
・よくわからない事柄は悪にされやすい
・原因究明に実験が必要なことがある
・原因+環境→結果
⑦異なる分野の人と意見を交わし正しい見解を築く
・論理は考えを -