白取春彦のレビュー一覧
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ネタバレタイトルは違えど、D・カーネギーの人を動かすに似ている構成。(いくつもの「こうしたらいいよ」が紹介されている)そして多分、内容も似ていることが述べられている。
自分の考えを批判せよ、「なぜ、どうして」と問え、知識は興味の連続によって得られる、結果と報酬を目的にするな、読書と傾聴はやさしさあってこそ、幸せではなく満足を求めよ、といった内容が印象的だった。
1番は暗記するだけでは知識にならず、もっと知りたいという強い興味がひとつながりの多くの知識を呼ぶという点。ここに「したい」という内的要因と「しないといけない」という外的要因の違いがあると感じた。
先人からの学びは深い! -
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読んで正解だった。これを機に「知的生きかた文庫」の見方が変わった。
モーセやキリスト、ユダヤ教、旧約聖書、ネロ、ローマ帝国、それぞれ聞いたことはあった。しかし、点で知ってただけであってまさかここまで線でつながるとは思わなかった。
個人的には『聖☆おにいさん』の分からなかったネタがわかったのが嬉しかった。「エリエリラマサバクタニ…」神はお見捨てになったのか。実は絶望的な意味で言った言葉ではないのだけど、あのときイエスが顔を覆いながら放ったのはそういう意味だったのかとあらためて笑いが込み上げる。うむ、不謹慎、不謹慎だけれどもやはり教養として知っておかないと理解はできなかった。
あらためて出エ -
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ネタバレ哲学というと実に難解なイメージがあります。
小難しい言葉遣いで滔々と私たちをまくしたて、なんなら分からないこちらが悪者であるとのたまう、そんな謎な高圧的キャラを想像してしまう程。
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その晦渋さにあって、ニーチェ、です。
私には、とっつきづらい、体系化していない、断片的、だけれども美しいアフォリズム、というイメージがありました。要は敬遠していました。だから、これまで読んだニーチェ作品は僅か一冊。しかもつい昨年のこと。
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で、恐る恐る本作を読みました。ん? 意外や意外、何だかイイ奴な感じ。めっちゃポジティブ。あれ?ニーチェってこんなんだったっけ?っと首を傾げる。
噂では、とんがった -
Posted by ブクログ
装飾というか、色綺麗!
と思って手に取って、ヘッセってあれやん。
ヘルマン・ヘッセやん。
あれや、車輪の下や。
という軽い知識しかないけれど、綺麗なので買ってみた。
なかなかに、良い言葉が載っていてお気に入り。
悩んでいるね。悲しいことが多いね。 胸が痛いこともしばしばだね。
でも、喜びなさい。でも喜びは、誰かが突然どこからか嬉しいことを持ってくるときに湧いてくるものじゃないよ。
喜びは、今の自分を否定せず、今の自分をそのまま素直に認めることから生まれてくるのだよ。だから、悩んでいても、悲しんでいても、そのことに自分が同意すれば自然に湧いてくるものなのだよ。
なんか、優しい言葉で -
Posted by ブクログ
多くの項目は、「ウンウン納得、その通りだろうね」レベル。
その中でも、何点か考えさせられたので以下に。
(読んだ解釈、思ったことです)
◆情報化社会では知識はそこらじゅうに転がっている。
知識単一での価値は高くないが、それぞれの知識を組み合わせることで、初めて知恵となる。
例:ビジネス本を読んで、賢くなった気になる。でも時間が経つとすぐ抜ける。
深く知りたいと思う深い興味まで落とせておらず、知恵レベルまで進歩出来ていないため。
意識的に知識同士を繋ぐ、思慮が必要。
◆分からないとすぐ口にするが、考えるに至っていないだけでは?
とにかく書く、文字にすることで整理を。
◆「心配」は妄想と -
Posted by ブクログ
フリードリヒ・ニーチェの哲学を凝縮させた一冊。彼の著作の中から金言を抜き出してまとめられている。
ニーチェの哲学はカントやヘーゲルのように体系化されたものは少なく、情熱的な文章で綴られた断片・断章が多い。そしてそれは時代と場所を超えて後世に多大なる影響を与えてきた。
本書でもわれわれが既に認識している自明の理から、斬新な視点からもたらされる気付きまで、多種多様なニーチェの哲学が紹介される。
それでもあえて彼の哲学を一言で言い表すとすれば、「自己発現の徹底とリアリスティックな諦観」に本質があると考える。つまり、ニーチェは自分自身の美学の徹底した体現化を厳しく指摘するが、その裏で自分ではどう