あらすじ
「自分を隣から眺めてみよ」
「心に触れるものに価値を置け」
「“幸せ"ではなく“満足"を求めよ」
あなたの思考がみるみるクリアになる!
実践的な55のアドバイス。
ミリオンセラー『超訳 ニーチェの言葉』著者が古今東西の哲学書・啓蒙書のエッセンスを凝縮
読者から感動の声、続々!
もう一度、自分を生まれ変わらせてくれるヒントが満載です。(29歳・女性)
シンプルで、的確で、わたしの疑問をどんどん消していってくれる本です。(29歳・女性)
読み終わったとき、頭の中が以前とは違う感覚があった。
目の前の“当たり前"の世界が、ほんの少し愛しい生活に見えてくる。(39歳・女性)
久しぶりに目の覚めるような本に出会った。(54歳・女性)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
他人の思惑を気にしてばかりでいると徒労となる。
周りと同じであろうとせずに、自分で創造したりあたりまえを疑って自分で調べることで新しい発見が生まれる。心を出世することが重要だ。そのために、言葉の意味を正しく知ることや知識を増やすことが重要であると思った。また、偶然から生まれる幸せを求めるのではなく、自ら生み出すことのできる満足を求めることで人生が豊かになる。満足するために、雑用も丁寧にこなしたり絶対安静時間をつくったりすることで精神を安定させて、日々の活動をよりよくしていきたい。
Posted by ブクログ
-言葉を正しく知らないなら聞いたことよんだことを正確に理解できていないし、正確に表現もできていない
-決して非難するのではなく、批判する。批判して修正を続ける努力をする
-自分がその前から逃げない限り脳は勝手に考えてくれる
-知は愛の一つ。世界をもっと知ろうという気持ちも愛と同じ
-他人の思惑=自分が想像している他人の思惑
-半端な知識で断言すると大きな誤解や偏見が生じ戦争を生む。
-すべてにおいて一点も欠くことなく合格し、真理とされているものは愛しかない
-幸せではなくて満足を求めよ
-書物は世界である。読書はもう一つの重要な人生体験である。
足掻いて探究して自分なりに解釈して、考えることを辞めないこと。どこかで耳にしたことがありそうで、頭のなかではわかっているようなことも、こうしてさっぱりと言語化されていると、意識できるような背筋が伸びるような。
マメに読み返したくなる、なにかがぼやけてきたときに意識させてくれそうな本でした₍ᐢ ɞ̴̶̷.̮ɞ̴̶̷ ᐢ₎
Posted by ブクログ
日々を漫然に生きているなぁと気付ける、読みながら背筋が伸びる一冊です。
それでいて説教ぽくなく淡々と人生を豊かにしてくれる教えを書いてくれています。
個人的には、自分に才能があるかどうかを知る方法として、「自分には才能があると自覚している人=才能がある」という考え方は好きでした。才能ないなぁと落ち込まずに思い込みでいいから俺には才能がある!と自覚して物事に臨むと意外とうまくいきそうだと感じました。
また、「他人の思惑を気にしながら生きるな。それは他人の思惑ではなく、自分が勝手に、この人はこう思ってそうだな〜と思い込んでる妄想だ」という言葉も、あ、たしかにそう言われてみれば色々考えすぎて勝手に一喜一憂してたなとストンと心に入ってきました。
ほかにもきっと誰が読んでも心に刺さる言葉があるはずのオススメの本です!
Posted by ブクログ
目からウロコが落ちました。
どのように考えるべきか。
言葉を正確に理解すべき。
自分のしたいことをせよ。
仕事を喜びにせよ。
など、大切にすべきことを教えられた。
本を読んで、白取氏の言うことを実践してみたい。
Posted by ブクログ
「出世」した考えに感じた!
私が目指すところに似た思考だったため、いつでもすぐ読めるように隣に置いておきたい本!
好き嫌いが単極になりそうだなあ。
Posted by ブクログ
読書録「頭がよくなる思考術」5
著者 白取春彦
出版 ディスカヴァー・トゥエンティワン
p93より引用
“ すでに価値が定められたものがそこに存
在していて、誰かがそれを得るわけではない。
忘れてはならない。なにかに価値を与えるの
は常にあなたなのである。他人ではない。”
目次より抜粋引用
“「答えを出せる」頭をつくる
「迷わない」頭をつくる
「楽しく生きる」頭をつくる
「クリアな」頭をつくる
「創造する」頭をつくる”
評論家である著者による、物の考え方や事
に向かい合う心構えについて記した一冊。
事態への対応についてから新しい物事を創
り出すための考え方についてまで、比較的簡
潔に書かれています。
上記の引用は、欲望との付き合い方につい
て書かれた項での一節。
自分が本当に欲しいもの事は、自分で決めな
ければならないものなのでしょう。その決断
を下すための考え方を身に付けるために、こ
の作品のような本があるのではないでしょう
か。
この本に書いてあることが正しいかどうか、
傍に置いて時々読み返して確かめつつ、より
良い考え方を自分の中に作り上げられたら何
よりなのではないでしょうか。
ーーーーー
Posted by ブクログ
本格的に頭を使う前に知っておくべき心構えを整理している書籍。個人的には考えることと心の関連にまで踏み込んで要点を整理してくれていたのが嬉しかった。人によっては心がスッと軽くなる感覚を得る内容が多いのではないでしょうか。頭を使う職業の方には、ぜひとも一度読んでみて欲しい。
Posted by ブクログ
無駄が削ぎ落とされ、研ぎ澄まされ選び抜かれた言葉だけによって語られる、知の(そして生きることから満足をえるための)指針。現在、ネットや社会に溢れているただ饒舌な薄っぺらい人生指南とは、ぜんぜん違う。繰返し読んで血肉とする価値のある素晴らしい本だと思う。
Posted by ブクログ
・考えても分からない、と思う時は紙に書いて考えよ。
・自分の考えを批判してみて、最初の考えを徐々に修正しベターにしていくべし。
・感情が揺れている時はまともに考えられないと知っておくべき。
・知識はただ興味の連続によって得られる。もっと深く知りたいという強い興味がひとつながりの多くの知識を呼び、それら知識は一度見ただけでも頭に残るようになる。
・グチをこぼなさい。グチは勝手な決めつけ、思考がフリーズして新しい考え方が出来なくなる。それは一種の堕落。
・人生を塗る色を自分で選べ。人生をどんな色で塗るか、自分がどの絵の具を選ぶかにかかっている。
・激しい怒りがあったとしても、「なんだか怒っている人間がここにいるなぁ」というふうに、客観的に、本当の自分とは全く関係のない他人事のように見てみること。これは意識して練習すると自然と身につくようになる。
→これは是非また課長に腹が立ったら試してみたい!!
→若手のムカつくメールに使えたかも!
・P55をもう一度読むこと!
★瞑想について調べてやってみたい!★
Posted by ブクログ
私たちが考える時に役立つ55の助言を、それぞれ短い文をつけて解説してくれる。
誰も自分一人で正確に考えることは出来ない。
互いに話し合い、本を読み、試行錯誤しながら、少しでも良い考えに近づけ、充実した生き方を模索する。
1「答えを出せる」頭をつくる
2「迷わない」頭をつくる
3「楽しく生きる」頭をつくる
4「クリアな」頭をつくる
5「創造する」頭をつくる
難しい言葉を列べているわけではないので、すぅっと頭に入ってくる。そして改めて気付かされる言葉も。
読書が、考えることに対して、とても大きな位置付けにあることが意外だった。
頭をよくするためには知識が必要。知識こそが頭を働かせるから。もっと深く知りたいという強い興味がひとつながりの多くの知識を呼ぶ。また知識の深さ広さが知恵を形成することになる。
「他人の思惑」というものの正体は、「自分が想像している他人の思惑」だ。つまり、事実としての他人の思惑ではないのだ。現実を生きるために排除すべきは、くだらない思いや意見を持っている他人ではなく、自分が事実だと思い込んでいる妄想なのだ。
あなたは「心配している」と言う。けれどもあなたの心配の中身は、悪いことが起きるかもしれないという妄想だ。心配することは相手を助けることではない。
才能は努力を裏切らない。
グチを言っていると、そのグチを聞いている相手はかえってあなたを嫌悪するようになる。グチは勝手な決めつけ、一方的判断に過ぎない。
人生の要所要所においてさまざまな偶然が起きて今の自分をつくってきた。その多くの偶然はストーリーを織りなし、全体として必然となってきたのだ。
この不思議さは説明がつかない。あとから気がつくと、何もかもが絶妙にからみあい、全体を形成しているとわかる。
このことをはっきり自覚すると、いたずらな不安は消えて自然と楽観的になれる。
判断に迷う時、何もせずに待っているのも一方法。また、たゆまずに考え抜くという一手もある。考えることによって新しい偶然の一手を呼ぶこともできるのだから。
やりがいのある仕事がそこにあるのではなく、自分の姿勢と取り組み方だけが仕事に生気を吹き込むことができる。
幸せは偶然のたまもの。満足は、自分の行ないの必然的結果として得ることが出来る。
行動を解放して創造性を呼び起こせ
奥が深い。
Posted by ブクログ
1時間程でサクサク読めて、物事を考えるためのウォーミングアップができる本。
思考するための心構えが教訓的に書かれているので、定期的に読み返し、常に脳をスタンバイ状態にしておきたい。
Posted by ブクログ
超訳ニーチェの言葉の著者。哲学に精通した人はどういう考え方をするんだろう?と思い、読んでみました。
結果としては良著と思いました!
知っていることもありましたが、多く気づきを得ました。
⚫︎脳を勝手に考えさせよ
⚫︎人間らしく考えよ
⚫︎才能の有無を考えるな
⚫︎心に触れるものに価値をおけ
⚫︎迷いや停滞を歓迎せよ
⚫︎人生を塗る色を自分で選べ
⚫︎謎を謎として受け入れよ
などなど。
タイトルだけで想像する中身を、いい意味で裏切ってきます。
1番素敵だと思った言葉。
人間という存在への愛、世界という不思議な存在への愛、それがなければ自分や他人をも愛することができないのではないだろうか。
知は愛の1つだから、好きな人のことをもっともっと知りたくなるのだ。世界をよく知ろうという愛も同じことなのだ。
Posted by ブクログ
ニーチェの言葉で有名な白取春彦さんの図書。考え方を整理し、本質を探るための目、見通しを持って考える大切さを学びました。また、固定概念にとらわれず、当たり前こそ疑うことから始めることもまた大切だと実感。
仕事が嫌ではなく、嫌なことも好きになる要素を考えることを考えるのも大事。
日々の忙しさの中で見えなかったことが少し見えた一冊でした。
Posted by ブクログ
2005年発行の著書。時代錯誤的な表現は多々見受けられるが、新たな考えに触れられ、視野を広げるためには良い本なのではないだろうか。
「せやろか?」と思いながらも、読み終えてからは読んで良かったと思える一冊。
Posted by ブクログ
こう考えたらいいよ、というのが55個並べられている。
思考の指南書のようなもので、順序立てて説明してくれているわけでもない。一つ一つ軽く見れるもの。
具体的な行動というより、思考法を紹介している。
個人的に、いいなと思ったもの。
18.言葉に惑わされるな
言葉によって、ないものをあるものと思い込まされている。7色の虹の絵がある、というのもそういう知識によって描かれたもので、実際には見えない。知識や言葉が先行して目の前のものが見えなくなる時がある。
43.「絶対安息」をとれ
瞑想、何も考えない時間を設ける。
朝にすると、それが一日のスタートになり、夜に設けると頭がスッキリする。
46.感情を自分自身と取り違えるな
悪い状態の自分を、自分の性格、人生と思うな。
50.創造の時間を大切にせよ
著述を仕事とする人間の生産作業は、読書、考察、比較、発見、事実調査、考察。
→書く事がだけが生産とは言わない
Posted by ブクログ
自分がいかに周囲の物事や自分の内面に意識を向けられていないことに再認識させられる作品だった。
以下は今後意識していきたい。
・自分が変化することで周囲もまた変化する。
・物事に対する捉え方を変えることによって
人生はどんな色にでも塗れる。
・自分のしたいことをはっきりさせる。
※はっきりさせないと、なにをやってもこれじゃない感が生まれる。
・自分は自由だということに自覚を持つ。
自由な行動の解放は、内面の自由も呼び覚まし、創造性を生み出す。
Posted by ブクログ
・知は愛の一つ
めちゃくちゃいい言葉!素敵で胸がキュンっとなったー!!
世界を、まだ知らないことを知ろうとするのも、愛なのね!なんだかとってもいい言葉だと思った。
あと読書!!!いろんな本を読みたいね!厚みをもった人になりたいなって!読書の大切さとか、自分の考えをまとめて人と意見し合うこと、そういったことをしたい!!!たまに思考を整えたいって時に読み返してみようかな。
Posted by ブクログ
超訳ニーチェの言葉の著者が書いた
思考がクリアになる実践的なエッセンス55個
・他人に対する心配はその人を信用していない、かつ親切心の押し付け
Posted by ブクログ
難しい表現が多く、
最近読んだ本の中では読み応えがあった。
特に響いたのは、
物の価値を決めるのは他人ではなく、自分
本を読むことで自分の幅が広がる
という点である。
また時間をおいて読んでみたい
Posted by ブクログ
◯頭がよくなる=新しい考えが生まれることだとすると、人と話すこと、本を読むことで新しい考えが生まれる。
◯仕事で何かを判断するとき、多くの人にとって喜ばしいことは何か、を判断基準にすると良い。
◯愚痴は一方的な決めつけだし思考がフリーズしてしまうので、一時的なストレス発散になっても成長にはつながらない。
Posted by ブクログ
タイトルは違えど、D・カーネギーの人を動かすに似ている構成。(いくつもの「こうしたらいいよ」が紹介されている)そして多分、内容も似ていることが述べられている。
自分の考えを批判せよ、「なぜ、どうして」と問え、知識は興味の連続によって得られる、結果と報酬を目的にするな、読書と傾聴はやさしさあってこそ、幸せではなく満足を求めよ、といった内容が印象的だった。
1番は暗記するだけでは知識にならず、もっと知りたいという強い興味がひとつながりの多くの知識を呼ぶという点。ここに「したい」という内的要因と「しないといけない」という外的要因の違いがあると感じた。
先人からの学びは深い!
Posted by ブクログ
社会というのは言葉から成り立ってるから、とにかく言葉を知る。
自分の考えを厳しく批判してみる。
考えを率直に話す。
興味を持って知識を増やす。愛を持つ。
心配は悪 無駄
やさしさを持て!
あたりまえのことを疑う!!!
Posted by ブクログ
多くの項目は、「ウンウン納得、その通りだろうね」レベル。
その中でも、何点か考えさせられたので以下に。
(読んだ解釈、思ったことです)
◆情報化社会では知識はそこらじゅうに転がっている。
知識単一での価値は高くないが、それぞれの知識を組み合わせることで、初めて知恵となる。
例:ビジネス本を読んで、賢くなった気になる。でも時間が経つとすぐ抜ける。
深く知りたいと思う深い興味まで落とせておらず、知恵レベルまで進歩出来ていないため。
意識的に知識同士を繋ぐ、思慮が必要。
◆分からないとすぐ口にするが、考えるに至っていないだけでは?
とにかく書く、文字にすることで整理を。
◆「心配」は妄想と遊んでいるだけでは?
解決するための一歩、考えることを。自らが変える気概を。
◆分からないことに対してのアプローチ
①面倒→過去の繰り返しで適当に⇨マンネリ化
逃げの結果でしかないよ?マンネリは自分のせいよ?
若さも気力も勇気もない
②ウンウン苦しむ→生まれ変われる⇨新鮮で美しい
Posted by ブクログ
薄い本であるが、学べることは多い。
特に気になったポイントは、自分を以下に客観的に見る。また自分の考えを一度批判する。
柔軟な思考を身に付けることが出来そう。
Posted by ブクログ
考え方を考える・・・そんな本ですが、
そこまで真新しいことは書いてはいない。
ページも少ないし、振り返るには良いかなと思う。
【勉強になったこと】
・考えるとは、大きく6つの傾向に分類出来る
①利己的選択の思考
②経験の反省にもとづいた思考
③感情的混乱の妄想
④知識の連絡による思考
⑤本質把握のための思考
⑥論理的思考
上記のいくつかを組み合わせて、人は考えるもの。
・疑問に思ったら、ストレートに聞いてみる。
それによって、お互いの問題認識のズレを解消出来、
解決に向けて邁進することが出来る。
・心配性の人=人を信用していない人
・あたりまえを疑うことが新たな発見につながる。
素朴な疑問を大切にすること。
・雑談も大事だが、意見を言い合わないと新しいことが
生まれることは無い。
Posted by ブクログ
人によってはお勧め,
人によっては意味をなさない本.
自分にとっては大いによかった本.
私は馬鹿かもしれないと思うのであれば
是非とも読まれるといい,
この本にはタイトル通り,
賢さのヒントが散りばめられている.