あらすじ
ソクラテスからサルトルまで2000年の英知が生んだ
この世界を生き抜くための12の授業
混迷する時代を生き抜き、人生で直面する問題を解決するための道具が哲学だ。
『超訳ニーチェの言葉』の白取春彦と、
台湾で若者向けに哲学をわかりやすく説いて大人気の冀教授が、
2000年間で重要な哲学者を12人厳選。
どう人生に応用するかを語る。
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Posted by ブクログ
本当にいい本すぎて… いままで哲学をきちんと勉強したことがなく、なんで早く読まなかったんだろうと後悔しました。哲学初心者にはぴったりだと思います。出会えてよかった。ただ初心者すぎてこの本がとても素晴らしいのか、哲学自体がすごいのかはよくわかりません笑
世界の哲学者を二人の著者がわかりやすく噛み砕いて教えてくれます。読めば読むほどこんな考え方があったんだ!と新たな視点が開けました。今まで悩んでいたことがふっと軽くなる感じ。
内容も現代の人の悩みに沿ったものになっていて誰しも1つくらいは読んでよかった!と思える章があると思います。この本は再読したい。
Posted by ブクログ
久々に考えさせられる本に出会いました。中高生には経験と知識が少ないので、理解できないと思いますが、愛読家の方なら理解できると思います。フロム「の愛するということ」がどうしても理解できなかったですが、この本を読んで分かりました。他の哲学者の言葉や考え方をここまで分かりやすく説明するのにはその何百倍もの知識と理解度がないとできないはずです。哲学は生きる指針になります。
Posted by ブクログ
哲学初心者にとっては少し難しく感じた内容もあったが、今までの生きにくさの原因に少し気づきを得られた内容だった。
1章の理性を育て、欲望に勝つでは、やらなければならないのにできない自己嫌悪に悩んでいたが、そうゆう自分もまずは認めてあげることが大切だと書かれていた。
最初からできないのは当たり前、数をこなして少しづつ出来るようになろうと長い目で見る事で心も軽くなった。
Posted by ブクログ
誰でも少なくとも名前は知っているような哲学者の思想、その内容をわかりやすく説明してくれている。
自身も哲学者でもある著者二人の説明はシンプルなので難解な思想に触れるには良かった。
一方で駆け足の部分もあるので、これで興味を持った哲学者の著書を紐解けば良いのであろう。
Posted by ブクログ
幸福な人生とは、外に求めるものでも運に頼るものでもない。アリストテレス。
私たちは人や物に頼っても束の間の快楽を得るだけであり、それは幸福とは言えない。幸福をもたらすのは自分の能力と性質。
幸福を手にする秘訣として最も簡単な方法は「早起き」と「勤勉」と「寛容な心」。そしてそれを実践して習慣にすること。