【感想・ネタバレ】超訳ニーチェの言葉のレビュー

あらすじ

ニヒリズムや反宗教的思想といった独自の思想により二十世紀の哲学思想に多大なる影響を与えた、十九世紀ドイツの哲学者ニーチェ。「神は死んだ」という主張やナチズムとの関わりを噂されるなど、様々な伝説に彩られた孤高の哲人だが、実は彼は、ほとばしる生気、不屈の魂、高みを目指す意志に基づいた、明るく力強い言葉を多数残している。本書では、それらの中から現代人のためになるものを選別した。心ゆくまで、あなたの知らなかったニーチェの世界を堪能していただきたい。

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Posted by ブクログ

現代を生きる私たちに感覚が近いものを感じ、人生をより生きやすくするために欠かせない名言が載っている。

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2025年12月02日

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元カノと別れて、自分を顧みる時に頼りにした本の中の一冊です。
簡潔に大切な言葉だけをまとめてあるので読み返すのも容易で、人生のバイブルとして持っていても良いですね。

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2024年09月05日

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ニーチェの言葉はどこか本質を突きながらも冷淡なイメージを持ち、ある種のニヒリズムを感じていましたが、本書を通してそのイメージが変わりました。

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2024年07月10日

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出逢があれば別れもある。

ってな事で、フリードリヒ・ニーチェ 白取春彦 編訳の『超訳 ニーチェの言葉』

別れの春、出逢の春と言いたいとこじゃけど今日は久々に雪、よーけ降ったけぇ、ぶち寒ぃ《(;´Д`)》ブルブル

そんな寒い日にはニーチェを読んで温まろう

まあ、これはその日の気分で、パッと開いた1ページを読むのがええね♪

人生の達人ニーチェ先生が産み落とした至極の哲学ってよりは人生の説明書って感じかな





















について。

1日1ニーチェ読めば人生上手に楽しく生きれるはず

新入生、新社会人に読んでもらいたい本じゃね

お別れするあの子は読みたいかな?っと思って7年振り位に読み返したw

2021年12冊目

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2024年02月04日

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最初の「己について」を読んで衝撃を受けています。
知りたかったモヤモヤがクリアに言葉になっていて、「そうだったのか」とスっと心に入ってくる一冊。

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2023年08月03日

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それぞれの事象にどう関わり合って
それらに対してどのような考え方があるのか

人への接し方、自分の心との向き合い方
大事な心の持ちよう

ひとつひとつがシンプルかつ
率直に書かれていて心に響く

何回でも読んでもっと深みを出したい

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2022年08月30日

何かいてた忘れてもうたわ(笑)

人生を最高に旅せよ!という表紙のカバーにひかれました!前向きやな~(笑)

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2016年06月16日

Posted by ブクログ

ニーチェという名前だけを知っていて、何をしたの?どんな人?っていうか誰?状態で、古本屋さんでなんとなーく手に取り購入しました。本当になんとなーく。

購入して家までの帰り道、行きは軽かった鞄が帰り道にはずっしり重くなって、そんな事は無いのに肩の重みに比例して、もう知識を手に入れた!みたいな気持ちでワクワクした。

家に帰ったらすぐに読み始める。
大きいし重い本なのに、中身は読みやすい!
ニーチェの言葉は、人生の答えを教えてくれるのではなく、行き道、手立て、思考、を教えてくれる感じ。
で、、、すっっっっっごい好き!
そこで、自分が哲学が好きなことに気づいた、気づかせてくれた1冊。

切なさと前向きさが同時に灯るみたいな、読んでて心がほっこりする感じ。
私が哲学を学ぼう!と思えた最初の1歩を踏み出させてくれたニーチェに感謝。

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2025年12月06日

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とても良い本だった。ニーチェの言葉がとても分かりやすくまとめられている。
ニーチェの言葉は、とても自己愛に満ち溢れていると感じた。

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2025年06月03日

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非常に読みやすくスラスラと読めるし、わかりやすい。テーマは変わるが同じこと言ってるよねってことも多々ある。自身に響いたものを書き出したりして、ちょっとした時間に眺めて再確認している。本を持ち歩くのはちょっと嵩張るけれど、自分のルールを探し出せるいい本だと思う。

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2025年04月09日

Posted by ブクログ

全体的にはなるほどと思うことが多いのだが量が多いためなかなか頭の中に入ってこないのが現実。本来なら何回か読み直して愛読書にするのがいいのかもしれない。

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2025年04月07日

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ニーチェは19世紀後半のドイツの哲学者。哲学者の中でも最も有名な1人と言って良いと思うが、詳細はよくわからないというのが正直なところ。この本は、ニーチェの言葉を現代語訳、さらには意図を汲んでの超訳で、わかりやすく、共感できるようになっている。反宗教であり、反絶対価値基準。「自分を遠くから見つめよう」「もっと喜ぼう」「断言すると賛同してくれる」など、生き方だけでなく、ビジネスでも役立つ名言がいっぱい。

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2024年12月22日

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哲学好きの父のタンスにあって確か小学生くらいに読んだ。いつも機嫌良く生きられるのはこの頃から備わったのかもしれない。

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2024年11月24日

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初めてのニーチェ。刺さる言葉がいくつもあった。本は分厚いが、1ページに1行だけのページなどもあり、非常に読みやすい。

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2024年03月12日

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以前から気になっていたニーチェ。ようやく読むことができた。訳あって2巻から読んでしまったが、1巻の方が好きな言葉が多かった。特に、疲れたら考えない、寝ろっていうのが気に入った。これまで知っていた名言も、ニーチェなんだと改めて知ったものある(「結婚生活の大部分は対話」」「嘘をついているとふだんよりもお喋りが多くなる」など)。まだ消化できていない言葉も沢山あるので、しばらくしたらまた読みたい

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2024年02月21日

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改めて読み返した本。
ニーチェは、19世紀後半のドイツの哲学者で、当時のキリスト教道徳を批判し、この世における真理、善道徳こそが大切だと唱えている。その当時までの絶対価値であったキリスト教道徳から、生きている人間の道徳を大事にし、人の心に残る言葉がまとめられている。

人として考える価値観や倫理観について、松下幸之助氏の本で読んだ道をひらくと同じように共感でき、心に刻み込められる言葉が多かった。

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2023年07月31日

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自己啓発本のようになっている。

とても読みやすい。




ぱらぱらとページをめくる中で気に入ったこと

・考えを言うとき、持ち合わせている言葉で表現する。言葉が少なくて貧しいと、私たちの考えも少なく貧しいと言える。たくさんの言葉を知ることは、実は、たくさんの考えを持つことにつながる。たくさんの考えを持てば、より広く考えられることになるし、ずっと広い可能性を手にすることになる。これは生きるうえで利用できる武器の最大のもの。言葉を多く知ることは、この人生の道をとても歩きやすくする手立てになる。
→たくさんの本を読んでいろんな言葉を知り、広く考えられるようになりたいと思った。

・きちんと考える人になりたいのであれば、最低でも次の三条件が必要になる。人づきあいをすること。書物を読むこと。情熱を持つこと。これらのうちのどの一つを欠いても、まともに考えることなどできない。
→考えることに人づきあいが必要だというのが意外だったけれど、確かに1人で考えていても新たな価値観は得られないし視野を広げることは難しいなと思って納得した。

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2022年10月01日

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ニーチェを読むと元気が出る。不完全な自分をそれでも肯定して前に進む勇気をくれる、そんな本。
・人を待たせるのは不道徳(待ってる間に心配などさせてしまうから)
・人をはずかしめるのは悪
・美しい人を見つけたいなら風景と同じくその人が一番美しく見える角度を探せ
・自分自身を見つけたいならいままでで何が自分の魂を上げたのかを考えてみる

ツァラトゥストラも人間的な、あまりにも人間的なは今度読みたい

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2022年08月17日

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ネタバレ

哲学というと、とっつきにくいイメージだが、ニーチェの言葉は親しみやすいと改めて感じた。

10章のテーマごとに、短く引用されたニーチェの言葉がまとめられていて読みやすい。

「一日の終わりに反省しない」では、哲学者なら反省は大事、必ず一日の終わりにしなさいとか言いそうだが、ニーチェは、疲れているときに反省しても良くない考えになるだけだからさっさと休めと言っていて、面白いと思った。

また「朝起きたら考えること」では、一日の間に他人に喜びを与えてあげられないか考える、とある。普段、つい、その日の仕事スケジュールや効率化、やらなくてはいけないこと等自分のことばかり考えてしまうが、一日の始まりに他人の事を考えるのはとても大切な事だなと思った。
しかもニーチェは、少なくとも1人に1つの喜びでも良いと言っている。
実際に試してみたが、視野が広がり、一日の印象が全く変わったので、皆さんにもおすすめしたい。

「ニセ教師の教えること」は、まさに現代のネット社会に必要な言葉だと思った。
小手先のテクニック、価値判断ではなく、
人間や物事の本質の見方を知ることができなければ、延々と人は生き方に迷ってしまうと思う。本質を自分で見ることができれば、騙されず惑わされずに、自分にとっての幸せな人生を生きることができるのではないかと思った。

読みやすいが、断片的な言葉だと少し物足りないとも思ったので、引用元の原典の翻訳本もぜひ読んでみたいと思っている。

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2022年08月11日

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哲学者ニーチェの著書10冊以上からの抜選集
哲学というと敷居が高く感じるが、本書は巷の自己啓発本となんら変わらないレベルにまで噛み砕き、現代人でも理解しやすく表現し直している
まさに「超訳」
1ページ1センテンスなのも読みやすい
入門書としてはピッタリだと感じた

「考えは言葉の質と量で決まる」が最も刺さった

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2022年06月21日

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絶対的な価値がゆらぐ現代。ニーチェの言葉に、改めて心揺さぶられた。「神は死んだ」今、我々はどう生きるべきか。これからも問い続けたい。

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2022年06月06日

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ニーチェは結局、神を否定し、弱者による道徳を否定して、何を求めたのか。恐らくは絶対的価値観とされる今の価値基準を疑い、神や他者への盲従を否定することで、「自らの生」を「自らの価値観や言葉」で生きることではなかったか。この世界の他者の価値観や宗教という脚本に従い、暗闇を手探りで歩く、そんな機械装置のような円環では、今世を生きる永劫回帰に爪痕を残せやしない。永劫回帰に爪痕を残すとは、その創造の証を刻むこと、主体の再創造だ。

だとしたら、本書のようなニーチェの思想をアフォリズムとして切り出した「名言集」は、全く!ニーチェの思想と真反対。言語化してくれてスッキリしました!という、確証バイアス。自己肯定のための仲間探し。他者の囲い込み。思想の飼い慣らし。ニーチェの奴隷道徳の世界にようこそ。

—— だが、それが何だというのだ。

繰り返す日々や人生の中で、その「名言集」によって“言葉の出会い“があるなら、それはそれで良いではないか。思考を強化し、今の悩みを慰める箴言に寄りかかって何が悪い。超人に中指を立てて堂々と読めば良いではないか。私に神はいらないし、神の否定に賛成!その上で、“神っぽいもの“があれば良いのだと。神が死んだなら、なんか使えそうな代わりのものありますか——

そもそも信仰は処世術であり、学びは信仰であるのだから、超人思想にはある種の厭世的態度でしか臨めない。そんな人生こそ、自分自身と円環的に群れているだけの畜群ではないか。

そんな斜に構えたニーチェ批判をした後に、なんと爽やかなニーチェの言葉を素直に浴びる。私もニーチェもただの皮肉屋だ。

ー もっと喜ぼう。ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう。喜ぶことは気持ちいいし、体の免疫力だって上がる。恥ずかしがらず、我慢せず、遠慮せず、喜ぼう。笑おう。にこにこしよう。素直な気持ちになって、子供のように喜ぼう。喜べば、くだらないことを忘れることができる。他人への嫌悪や憎しみも薄くなっていく。周囲の人々も嬉しくなるほどに喜ぼう。喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう。『ツァラトゥストラはかく語りき』

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2025年11月08日

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学生のときに買った一冊。講義の内容は覚えてないけど、この言葉深いと思うことが刺さる。分かりやすくまとめられてて、初心者におすすめ

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

ニーチェの言葉を元に個人に響く言葉を集めた本
スポットで読むのは面白いかもしれないがやはりそれらの言葉に至るプロセスを含めた哲学が大事だなと思った
エッセンスだけあっても地に足がついてない感じはする

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2025年02月14日

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200を超えるニーチェの格言が知・愛・人等の項目別にまとめられています。
翻訳の過程で読者が理解しやすいように多少の変換がなされているのかもしれませんが、すんなりと入ってくる言葉が多く、現代の日常と照らし合わせながら読み進めることができました。

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

本と会話をとよく耳にするけど、この本は本当にニーチェと会話している感覚になりました。自分の考え方に変化をもたらしたり、日々の生活に活力を与えてくれる本だなの感じました。様々な視点からニーチェの考え方を読めてハッとすることも多くありました。難解な文章も多く時間をかけて考えて読みました!

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2024年02月10日

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 哲学者の言葉って言い得て妙なとこがありますよね。只の人じゃニーチェの様な発言は出来ないですもんね。強い人だからこそ強い事を言えるんだと思います。ニーチェの言葉、24歳の男には深すぎました。 '2310/25 '2311/20

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2023年12月30日

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フォントや余白など、中のレイアウトがおしゃれ。それぞれのカテゴリでまとめられていて読みやすい。元気がないときにぱらっとめくりたい一冊。

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2023年09月09日

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1日で読み切ろうとする本ではないです。
思い悩んだり、心を落ち着かせたい時、夜寝る前に読むといいかも知れませんね。
松下幸之助著書の『道をひらく』の方が人間味があって響く言葉は多かったです。翻訳にもよるのかも知れませんが、参考程度にさせてもらいます。

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2023年07月23日

Posted by ブクログ

難しい内容なのかと思ったけど全然そんなことなくて、むしろ昔の人の言葉とは思えないくらいすっと入ってきた。自分のこれまでの言動思い出してぐさっとくる言葉、本当にそうだよなって納得する言葉、なるほどって学ぶ言葉。
自分じゃ絶対選ばなかったからおすすめしてくれて良かった

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2023年02月01日

Posted by ブクログ

フリードリヒ・ニーチェの哲学を凝縮させた一冊。彼の著作の中から金言を抜き出してまとめられている。

ニーチェの哲学はカントやヘーゲルのように体系化されたものは少なく、情熱的な文章で綴られた断片・断章が多い。そしてそれは時代と場所を超えて後世に多大なる影響を与えてきた。

本書でもわれわれが既に認識している自明の理から、斬新な視点からもたらされる気付きまで、多種多様なニーチェの哲学が紹介される。

それでもあえて彼の哲学を一言で言い表すとすれば、「自己発現の徹底とリアリスティックな諦観」に本質があると考える。つまり、ニーチェは自分自身の美学の徹底した体現化を厳しく指摘するが、その裏で自分ではどうしようもない世界や社会の流れに対しては諦めて考えるなと言う。
このコントローラブルなことに注力しろという考え方は精神衛生的にも非常に良いことであり、優れた指摘かと思う。これはアドラー哲学にも通ずる理論である。多くの人間はどうしようもないことに拘り、努力でどうにかなることを蔑ろにしすぎる。

ニーチェ哲学の導入書としては有用な一冊。


「今のこの人生を、もう一度そっくりそのまま繰り返してもかまわないという生き方をしてみよ。」本文より

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2022年08月04日

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