本田秀夫のレビュー一覧

  • 知的障害と発達障害の子どもたち

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    知的障害とは?発達障害とは?改めて聞かれるとよくわからないこの2つについて、法制度の面からも言及している。

    私の子どもは、知的には平均と言われているので、知的障害、関係ないかな?と思っていたが、読んでみると、「あれ?もしや知的もあるかも?」みたいな気持ちになる。

    これは果たして医療機関を受診すれば解消される疑問なのだろうか。

    本書では、医療機関だけでは難しいとのことだった。(やっぱりね)

    到達点を決めて、そこに辿り着くにはという考え方は良いと思った。

    何を持ってして自立かという問いへの答えも私のイメージに近かった。

    自分としては、発達障害早期発見とは行かなかったクチなので、胸が痛む

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    2025年03月09日
  • マンガでわかる 発達障害の子どもたち 自閉スペクトラムの不可解な行動には理由がある

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    本帰国後の転校が全くうまく行かないので手にとった一冊。結局環境調整が大事なのはわかってるけども、とりあえず、ぎりぎりは全ての人に良くない!と日々ヒシヒシ感じているので、ギリギリになる前に足掻こうと、騒いで良いんだと、自信を取り戻せた。ちゃんと未来に投資する社会にするぜー!そのためには駄々こねんとな!

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    2025年03月02日
  • 知的障害と発達障害の子どもたち

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    この本は知的障がいの子どもと関わる際の基本や大切なことが網羅されています。知的障がいの子ども相手に努力不足として、スパルタ教育をするのではなく、安心感を与えていくこと(どんな子にもそうですが)が大切であることが書かれています。改めて勉強になりました。

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    2025年02月19日
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち

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    特別支援を念頭にした、教育観について一石を投じられる本。その上での、いくつかのケースについて「親、先生、一緒に」できること、という具体的なアドバイスが書かれています。
    教育観については、大いに賛同します。
    少しでもその方向に向かっていくための基盤づくりを、各立場の方々が否定しあうことなく作っていくことができるか。

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    2025年02月09日
  • あなたの隣の発達障害

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    発達障害の人を、じっくりとたくさん見てきた方が書いてくれた本だな、という印象。

    私自身は発達障害ではない、と診断されていますが、おそらくグレーゾーンだと感じています。
    ADHDはおそらく持っています(記載時、診断結果待ち)
    なかなか皆ができていることがうまくできなかったりします。
    逆にとてもよくできることがあります。
    例えば、毎週固定の曜日のゴミ出しは覚えられないのですが、英文法や数学の公式のような理屈があるものは一度習得すれば何年経っても理解しています。

    多様性が尊重される時代です。
    違いに寛容で、得意なことで補い合える関係が理想だと思います。
    周囲に溶け込むことに異常な息苦しさを感じて

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    2025年01月16日
  • 「しなくていいこと」を決めると、人生が一気にラクになる―――精神科医が教える「生きづらさ」を減らすコツ

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    無理してがんばらなくてもいいんだと思わせてくれた本
    以下ためになったこと
    苦手を克服するより、生きやすくする方法を考える
    できることとやるべきことのギャップが大きいときはやるべきことを少し手放し、できることをコツコツする

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    2024年10月30日
  • 10代からのメンタルケア 「みんなと違う」自分を大切にする方法

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    この著作者の他の本を読んでいて、こちらも読んでみようと思って手に取った。
    10代向けだからか、非常に言葉遣いも優しく、気持ちに寄り添ってくれているように感じた。
    学生の頃ってそのグループとか集団しか見えないようなところがあるので(私は少なくともそうだった)、そこにばかり固執しなくても良いと言うメッセージを何度も出してくれるのはすごく助けになると思う。というか、私が学生の時にかけて欲しかった言葉だ。

    通り過ぎた今は、よくこなしたなと自分で思うくらいだけど、今渦中にいる人達は同じように悩んでいるのだろうか。もしくは、SNSが発達した今、さらに複雑な悩みを抱えているのかもしれない。そういった人に届

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    2024年10月02日
  • 知的障害と発達障害の子どもたち

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    塾などでも子どもたちを指導する立場にある人は、基本的なことは知っておくべきだと思う。良かれと思ってしていることが、子どもたちのストレスになっているケースもあるし、反対に指導が難しい子どもを安易に障害者扱いしないことが大切だと思う。

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    2024年09月15日
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

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    特性は選好性という表現が特徴的でした。できないのではなく、好みが違うという考え方が、柔和で良いと思いました。生きづらいと感じることも捉え方を変えれば長所になる、その長所を活かすことが環境調整というふうにおっしゃっていて、勉強になりました。

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    2024年08月28日
  • 10代からのメンタルケア 「みんなと違う」自分を大切にする方法

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    自分が10代の時に出会いたかったです。
    今の私にも勉強になることが沢山でした。
     今の10代の方で、モヤモヤしたり何か答えが欲しいとか苦しんでいるのであれば、手に取ってみてはいかがかなと思います。
     夏休みが明けるのがこわいなと、ソワソワしている子どものそばに置いておこうかとも思いましたが、字を読んだり書いたりするのに困難感があるので、感想を聞いてもらうことにします。
     10代に限らずですが、みんな自分が幸せだと思う場所でおもいっきり幸せであって欲しいと私は思います。

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    2024年08月19日
  • 日常診療における成人発達障害の支援:10分間で何ができるか

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    一般人です。

    発達障害者の定義と、医療による改善は難しいのだなというのとを、理解できたように思う。
    医師によって発達障害について、「障害」と考える医師も、「個性」と考える医師もおり、当然対応もことなることもわかった。
    ASDについても多くの情報があったのも参考になった。

    具体的な手法としては、なかやまメンタルクリニックの粳間医師のLooping技法が参考になった。

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    2024年05月23日
  • あなたの隣の発達障害

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    当事者として読みました。
    当事者がどうライフハックするかの本は飽き飽きしていたので、非常に参考になりました。

    医療行為のような特別な資源でもなく、周囲に助けを求める際に、このように動いてもらえばよいのか、早速実践できそうです。

    当事者にこそ読んでほしい本。
    当事者にこそ、周囲に共有してほしい本。

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    2024年02月28日
  • 日常診療における成人発達障害の支援:10分間で何ができるか

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    近年、臨床現場で増加している発達障害、主にASDの方への日常的な外来診療について、現場で第一人者として活躍されている著者が書かれた著書。ASDと一言言っても、それぞれのバリエーションがあり、個別性が必要な部分があり、診断の意味も考えながら進めていく必要性を感じた。個別性もあるので、難しいかもしれないが、このような工夫をしているといった事例(架空でも)を提示しながら説明していただけるとより日常臨床にすぐに活かせるかと思った。

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    2024年01月31日
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち

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    そろそろ我が子の小学校入学が見えてきたことと、身近なところに発達障害や自閉症である子がいることから、学校教育の中での発達障害を抱えた子供たちの環境や配慮を知りたくて手に取った本。

    以下、私の心に残ったポイントを中心に抜き出し。
    <サマリ>
    ・「授業や学習環境」と「子どもの特性」が合っていないことが、教室を飛びだしてしまう理由になるケースがある
    ・発達障害は、障害というよりも、少数の部族のようなものととらえると良い
    ・発達障害の子どもたちが学校で困ることの要因として、「学校の標準が狭すぎる」「子どもが標準的にやるべきことが多すぎる」ことが挙げられる
    ・子どもは「社会に出ていくための土台をつくる

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    2024年01月19日
  • 10代からのメンタルケア 「みんなと違う」自分を大切にする方法

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    ふつうって何だろう。
    僕は中学生の頃から「そういう人」という立場を得て楽になった。そう認識されることでみんなと違う「ふつう」でなくても大丈夫になった。
    あなたのふつうはあなただけのものだよと伝えたい。

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    2023年09月11日
  • 10代からのメンタルケア 「みんなと違う」自分を大切にする方法

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    とても分かりやすいので、人間関係がうまくいかない、集団の中で孤立を感じている10代の子たちには読んで欲しい本でした。
    ただ、内容は他にもよくある本と変わりない内容なので、親御さんにはあまり向いていないかもしれません。

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    2023年07月30日
  • 10代からのメンタルケア 「みんなと違う」自分を大切にする方法

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    他の本読んでたら最後まで読みきれずに返却期限が…
    でも娘は興味深く読んでいたし、家に一冊買っておいてもいいのかも。

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    2023年07月23日
  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと

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    保護者、教育関係者だけではなく社会全体が発達障害というものを正しく認識して、それを抱える人たちが生きやすいような社会構造を形成していかなければ根本的解決にならないと思った。
    子どもに関わる人の意識を変えることも大事であるが、学校現場の者として思うのは、適切な関わりをするための人的資源やシステムが用意されていない現状があるということも色々な人たちに知って欲しい。

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    2023年06月01日
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

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    自律スキルを持って自分ができることは実践し、その点では社会に貢献する。苦手な面では無理をせず、ソーシャルスキルを使って人に相談しながらやっていく。著者が他の本でも繰り返し述べている「自律とソーシャルスキル」これに尽きるな、と感じた。つまりは勉強よりも身辺自律や周りに頼る力を育てていくことに注力すればよいったことかな。

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    2023年05月18日
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち

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    しばらく積読になっていたけれど、今年度出会った子供たちの中で気になる子供がいたので、何か参考になることはないかと手に取りました。
    とても解りやすく書かれていて、親の立場、先生の立場、協力して出来ること、と書かれているところは良かったです。
    障害の有る無しに関係なしに、子供ひとり一人にあった環境で学べたら健やかに育っていくだろうな~と思いました。
    また、書名には「発達障害」と書かれているけれど、そうでない通常学級に通う子供を持つ人が読んでも参考になるのではないかと思いました。

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    2023年05月10日