本田秀夫のレビュー一覧
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思春期編(だいたい10才頃~と本に記載有り)
冒頭にあったように思春期を迎える前に読むのが理想なのかも
まだまだ先の話かと思ってたが10才頃~思春期なのか、とびっくりした!
幼児期、小学生編とは違い、親は黒子に徹する
●親離れ、子離れ
●他人を頼る、相談する
●社会に出て、経験を重ねて、仕事選びの土台へ
という流れ
また思春期には診断を告知する?のコラムで
具体的な話し方の事例、個人による事が書いてあり
とても参考になった。
うちはグレーゾーンなので告知自体あるのか無いのか…という感じだが、グレーでも本人から悩み相談があれば、これを参考にできるなと感じた。 -
Posted by ブクログ
ここに書かれていることは健常者の子育てに必要なことでもあると思います。
ソーシャルスキルを語る上で「相談する力」の重要性が繰り返し強調されています。
考えてみれば、私自身思春期に友人なり親なりに何かを相談するという発想がありませんでした。
大人になり、
いわゆる相談機関にアクセスすることはできます。
しかし、「一個人」に相談するのはは難しいと感じます。
相談という行動を取るまでにはたくさんのステップが必要でなのでしょう。
このシリーズ本(健康ライブラリー)をまとめて一気に読めば、親自身も先々の見通しを持てるようになるのではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
発達障害関連の本をいろいろ新書でよみましたが
内容としては、一番かもしれません。
途中までは、内容的にもそんなに新しいことや、発見や
納得などもなかったのですが、後半からどんどん引き込まれるように有用な内容が書かれてあると思いました。
第4章の『やりたいことを優先する!』からどんどん
引き込まれました。
環境調整を有用に実施すること。
やりたいこととやるべきことの図
それぞれの特性ごとの調整方法
など。特に著者が書いた独自の各種図表が非常にわかりやすく、前記のやりたいこととやるべきことのバランスの図は
非常にわかりやすいものでした。
さらに5章の”自分が『発達障害かもしれない』と思ったらとあとがきは非常にいい内容だと思いました。感動すらするような内容だと思います。
そういう特性を持っている息子にも読んでほしいとおもいました。 -
Posted by ブクログ
発達障害と呼ばれる障害についての画期的な提言だと思う。主に二つ。
①発達障害にはASD/ADHD/LDの側面があり、それは従来言われてきたのよりもっと頻繁に混在していることを理論と豊富な症例で示している。
②「障害」は周りとの関係である。同じ行動でも周りの理解とサポートがあり生活できているならそれは障害ではない、として障害DisorderのDを除いたASやADHという考え方を使っている。
また、単なるオタク(マニア)と障害レベルのこだわりの違いを手を替え品を替え説明してくれる。
ウチは、父がAS、母がADH、息子が両方という傾向があり、息子の症状についてよくわからないまま(親が)混乱していた。本書のおかげでADH優位なASということがすっと腑に落ちた。
あと、贅沢を言えば、日々の生活の中での対策が欲しかった。
人生レベルでどう考えていけば良いのかは明確に書いてある(長所を伸ばす、活かすべき)のだけど、その考えに基づいて「ゲームに熱中しすぎて他のことを全部忘れてしまう」といった日常の困りごととどう向き合うかのヒントがもう少し欲しかった。
「黒板に爪を立ててキーッと鳴らす音には何度繰り返されても慣れないでしょ?」は、確かにその通りなんだけど、それでは日常の困りごとが積み上がって障害レベルになってしまいそうなのでガミガミ叱ってしまう、、、という悩みの解決にはあと一歩届かないのです。
追記:ちゃんと「日常生活の中での対策」がありました。
本田秀夫『ADHDの子の育て方がわかる本』
こちらと一緒に読むべきですね。 -
Posted by ブクログ
「あんた思い通りにならないとよう、かんしゃくを起こして暴れてたな。クラスであんただけやで羽交い締めにしたのは」と昨年、小学校の同窓会で恩師に言われた。同席した同級生からは「キレてよう暴れてたで」とも。
そのころ僕はみなと同じことが出来ず、ちゃんと並べなかったり、わざとふざけたりしていたし、他の子と同じことを強制されることが嫌で仕方なかった。その一方、地図帳や百科事典、科学などをテーマにした学研のひみつシリーズなどを穴が空くほど読みあさっていた。読んだことでの知識が妙な自信となり、密かにまわりを見下したりしていた。運動も嫌いではなかったが、ソフトボール大会でみんなにデッドボール作戦というのを進めまくり、それで大目玉をくらったりしたこともあって団体で行う球技に苦手意識をいだいた。
中学校になっても、かんしゃくの傾向はあったけども、表面的には押さえられるようになってきた。本による知識はあっても勉強とは違う。まわりとあわせて勉強することが苦手なのだから、成績は伸び悩んだ。そうしたことから中学生の頃は抑圧傾向にあり、精神的にかなり辛かった。洋楽ばかり聴いてすごしていた。
大人になっても人の言うことがよく分からず、ちゃんと会話が出来ず、空気が読めず、それでいて自分のペースだけは守ろうとし、しまいには好きなことだけをし、そのまま現在に至る。
この本を読み、いままでのいろんなもやもやが氷解した気がした。おそらく僕は非障害型の自閉症スペクトラム。なるほどなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本は、自閉症スペクトラムの人々とはどのような特徴を持っているかという事から始まり、そのような人々への関わり方や支援の考え方など、極めて平易に解説されている本である。
私自身も自閉症スペクトラムを疑っており(おそらくそうである)、現在精神科で先生の診察を受けている。その時先生に薦められ手に取ったが、医学の専門知識も必要なく、さっと読むことができる。
自閉症スペクトラムの人々は世の中の10%を占めるため、概念上は少数派でも、絶対数で言えば決して無視できない人数である事は言うまでもない。また、世の中のほとんどの人は自閉症スペクトラムの人と何らかの形で関わる事があるだろう。
そのため、当事者もそうでない人も、自閉症スペクトラムの人間について理解していく事が不可欠であると思う。そして当事者にとっては、この本を読むことをきっかけに、自分がどのように生きていくのかに向き合っていく必要があるだろう。
そのような意味でも、全ての人々にとって必読の一冊だと思う。 -
Posted by ブクログ
うちの息子が発達障害なもので、YouTubeでいろいろと発達障害に関するチャンネルを見ている。その中でも、一番説得力のある専門家が本田先生。この本は子育て全般についての本だけれど、子どもの多様性について哲学的に語ってくれて、狭くなりがちな親の視界を広げてくれる一冊。
《恋愛と同じで、気持ちをくんで誘うのが大事》の章は、なるほどなぁと思うと同時に、「面倒くさくて私にはムリ!」と思ってしまった。できるだけ子どもと遊びたくないんだよ。子どもと遊ぶのって、つまらないんだもん。
《言葉かけよりも、いっしょに楽しく過ごすこと》の章は、目からウロコだった。うちの息子は言葉が遅く、区役所だとか子育て広場の先生からやはり「たくさん話しかけてあげて」と言われいっぱい話しかけていたけれど、逆効果だとわかって衝撃。もっと早く知りたかったわ。