本田秀夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
塾で教えています。学習障害(LD)と思われる生徒と接する機会もありますのでこの本を読んでみることにしました。
総合的な入門書でわかりやすいです。
勉強が苦手な子の場合、別の学び方を提案する、
の項が参考になりました。
タブレットにも言及してあり、
過去に、読むのが苦手、また紙に字を書いたりも苦手…自分なりに一生懸命書いてはいますが読みづらい字を書く生徒を教えていたことがあります。その子は
タブレットだとストレスがないようで、あれこれ取り組んでいました。
立場上、自分で字を書くよう勧めてしまいますが、特性に応じて学び方を変えていくことの必要性を本書を通じて痛感しました。 -
Posted by ブクログ
発達障害について、知識を広げ深めることができる良い本でした。
発達障害らしき傾向が強い人(診断は無し)と職場の同じグループで働いていた時があったが、チームワークが非常に難しく、上司や他の口の堅い同僚や産業医、発達障害セミナーの講師にまで相談したことがあったが、結局銀の弾丸は無く、その道のプロでも慎重に対応を考えていかないといけない難しい問題と言われたことを思い出した。結果的に周りのメンバーが、その人のパフォーマンスを最大化できるように配慮・工夫しながら、チームとしての働き方を模索していこうということになったが、程なくして退職してしまった。
しかし、そうした特性を持つ人間が一定数いて、脳構造の違いから本人にもどうしようもないことというのは、近年一般にも知られるようになってきたことなので、より多くの人に知っていただき、色メガネで見たりネタにしたりせず、適切な関係性・距離感を取れるような社会・文化になっていってほしい。発達障害自身も周りの人も出来るだけ無用なストレスを感じずに働けるような社会や仕組みが整っていくことを願っています… -
Posted by ブクログ
読前は、発達障害(ADHD注意欠陥多動性障害)(ASD自閉症スペクラム障害)という文字通りの意味を知識として知っているだけでした。
また「人間はどちらかの傾向がある」ぐらいの浅い知識で、「自分はADHD傾向だから!」深く考えず、30年以上過ごして来ました。
しかし読後は、「発達の特性を〇〇が苦手、という形で、機能の欠損として捉えるのでなく、〇〇よりも〇〇を優先する、という生来の志向性の偏りと捉える」という筆者の主張が、実際に困った時に役立つ知恵なのだと気がつきました。
まさに「白か黒かではなく、グレー」で、グレーの色も濃いグレーか、薄いグレーか、どちらかの傾向ではなく、両方「重複」しているのか?どの程度ななか?の視点が重要だと、目から鱗でした。
自分の特性に照らし合わせて考えると、例えば、雑談が苦手で、自然に相手の話を聞き出すのが苦手でも自分と相手の興味のある話題に絞って、話をするなど、無理の無い範囲内で調整をする事が出来ると感じました。少しでも、生きづらさを抱えている方は、オススメです。 -
Posted by ブクログ
ちょっと自閉症、ちょっと注意欠如多動性障害
以下AS.ADH という解釈は新鮮だった。
診断名に囚われないという話は良く聞くが、なぜかという理由がよく分かった。
1つはAS.ADHが重複しているということ。
2つはそれらの程度に強弱があるということ。
要は人それぞれに違った特性、段階があるということで、一般的に障害の無い人と呼ばれる中にも生きづらさを感じている人は多いのではないかと思う。
私自身は人はみな発達障害を抱えているのではないかと思う。強弱はあるにしろ、人間社会にいる中で何かしらの生きづらさを感じていると思う。人の悩みの殆どは人間関係にあると言われているように。
だから、その生きづらさを解消できるように周りからの合理的配慮、自分では相談できる力、自分の特性を話せる力が大切なのではないかと思った。
支援が必要な人達と関わる機会が多い私にとって、目から鱗の話ばかりだった。
自分自身も支援が必要だと感じた…。