本田秀夫のレビュー一覧

  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと

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    「親や先生が能力主義的な考え方をしているとそういう考え方が子どもに移ります」これにはグサリときた。平均や周りとの比較をどうしてもしてしまう、これは発達障害の子どもに限らず親がやってしまいがち。親戚の子を預かってるような感覚で接することができたらどんなにいいことか。最低ラインをとことん下げてみることがポイント。

    ただひとつ、気になった記述がある。それは著者は3-5時間睡眠でスッキリ日中も活動ができてるので、そのスタイルがご本人はよいと書かれていた点。ショートスリーパーなのかもしれないけれど、さすがにそれは短すぎるかな。個人差はあれど睡眠は基本的でとても大事だと思うのでちょっと違和感ありました。

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    2023年05月08日
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち

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    発達障害とそうじゃないとを分けての教育ではなく、ハイブリッド型の教育を推奨している。
    家庭と学校とでサポートすることは当然必要で、それでも本人もつらい思いをすることもある。
    向き合っていかなくてはならない問題だと改めて認識した。

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    2023年04月02日
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち

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    学校で生活しにくい子どもたちにをどう理解して支援していくのか。学校で適応する事が全てではない、これからどう長い人生を過ごすか、そのために今からできることをみんなで考えて、話し合っていく事が大切。

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    2023年03月26日
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち

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    良い本だと思う。
    IQの変遷についての部分は新しい学びとなった。

    教育は難しい。
    子育ては難しい。

    発達障がいのある子どもの子育てには、親の力、成熟さが大切だと思う。

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    2023年03月20日
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち

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    タイトルに「発達障害」とありますが、そう診断などされていない子どもを持つ親にとっても、多かれ少なかれ参考になる内容が多いのでは。

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    2023年03月09日
  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと

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    子どもに軽い発達障害の可能性があるということで、気になって読んでみたが、図らずも、自分が育児・躾としてしていることの多くが当てはまっていたことが少し自信になった。
    それでも、やり過ぎていた部分については、この本を参考に変えていければと思った。

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    2023年03月05日
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち

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    発達障害や知的障害の子どもさんに対し、学校は、どのような場面で、どのような対応をしていけるのか、わかりやすく説明されています。

    具体的な場面が例示されることで、観点の持ち方と対応を確認していけるのがいいなと思いました。

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    2023年03月02日
  • 自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体

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    いわゆる自閉症のみならず、非障害自閉症スペクトラムにも重きをおいて話を展開しており、身に覚えがある人も多いのではなかろうか。
    かくいう私もその一人だったりする。

    特性を知ることは自分を知ることであり、自分がより生きやすく、より幸せになるための最短経路である。
    今困っていなくとも環境が変われば困ることがあるかもしれない。その時のためにも、周りの人への理解という目的でも、本書を読むことには価値があるだろう。

    ✏あるときは仲良くしつつも、別の場面では競争する、という対人関係は、自閉症スペクトラムの子どもたちにとって、矛盾に満ちているのです。

    ✏感覚の異常は、過小評価されがちです。もともと自分の

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    2023年02月08日
  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと

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    発達障害の子に対してどう対応して行けばいいのか具体的に書いていて良かった。
    あんまり気負いして育てると逆効果なんだね

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    2023年01月19日
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

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    重複する発達障害の特徴とその対処法について分かりやすくまとめられている。
    ちなみにASDやADHDの最後のDは障害という意味であり、本書では特性の程度という概念を重視するため初めにAS、ADHについての考え方を紹介していた。

    発達障害が重複することでそれぞれの特性が弱くなることがあり、それによって発達障害の診断がつけられないケースが少なくない。しかし当人は生きづらさを抱えているにも関わらず環境調整されないまま過ごしているうちに、うつや不安障害などの二次障害を引き起こされる。そのため、診断にとらわれず個々の特性の程度に合わせて生きづらさを予防していくことが重要となる。

    また、発達の特性を「

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    2022年11月30日
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

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    『発達障害』について分析した一冊。

    著者自身発達障害の傾向があるとのこと。
    具体的な事例が豊富でわかりやすかった。

    印象的なのは、「こだわりが強い特性はあるけど、こだわりの総量自体は変わらない」という一節。
    つまり、興味の対象が別のことに向いたら、前のことに対するこだわりは半減するということ。

    当事者だからこそわかり得ることだと感じた。

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    2022年06月05日
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

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    不安や心配を解消するにはネットで調べるよりその道のプロの人が書いた本を読む方が私には合ってる。

    一つだけ気になったのは苦手なことを周りの人に伝えるってとこ。
    例えば職場で上司に「私はうっかりミスが多いので一緒に確認をしてください」と言って「わかりました」ってなる?
    「忙しいのにそんなこといちいちやってられるか!」「何回も聞くな!」ってならない?
    そうなったら気にせず別の手伝ってくれる人を探せばいいってこと?

    職場で怒られる想像しかできなくて辛い。

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    2022年02月08日
  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと

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    うん、そうだなって正解を書いてあるんだけど、優しい。
    そんな理想でいられないから!っていうダメな親も救ってくれるフォローを随所でしてくれている気がした。
    特に、叱り方のところが響いた。
    常々思ってる。
    こどもは希望だけど、期待するものじゃない。
    信じるのは、底力。
    うまくいかなくても、ちゃんと向き合っていこう。


    以下、メモ

    こどもの発達障害
    ほめる→子どもの気持ちに共感、達成感がよくわからない場合には素直に子どもに聞くこと

    叱り方→本気
    大事なことを教えようとしているとき
    子どもの行動をあらためるための方法の1つ
    →叱るよりも、環境をつくらない。危ないことは体で止めるが有効な方法

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    2022年01月18日
  • 「しなくていいこと」を決めると、人生が一気にラクになる―――精神科医が教える「生きづらさ」を減らすコツ

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    本書にて、「ファン・デューティ・バランス」という考えを初めて知りました。
    楽しみと義務のバランス。
    これから意識してみよう、と思います。

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    2021年11月20日
  • あなたの隣の発達障害

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    発達障害に向き合う周りの人への本。国際的な最新の情報を入れながら解説してくれているし、なんだか暖かい本。大人の社会では理解されていないし、理解しようとしてない人も多いけど、教育の現場では障害にまでならないように支援や優しさがあると、教育者なりに思っている。

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    2021年05月04日
  • 自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 幼児・小学生編

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    ネタバレ

    3章の生活のなかで…が具体的で良かった
    既にやってることも多々あり、イライラしながらもやってた事も含まれてたので、次からは必要な事なんだとイライラ回避できるかも!

    …………
    (幼児期小学生編 だいたい10才頃まで)
    人と関わる意欲を育てる土台作りが大事
    →挨拶や会話は応用的で難しいので求めない
    ●思春期に向けて無理をしないことが最良の準備
    …………
    ADHDもASDも同じく自律スキル大事
    →出来ないと自信をもって言えるようになるのも、自己肯定的な感情の一部

    ASDならでは…ルールを守りながら人に相談する
    ADHD…明るいキャラクターを活かしながら人を頼る

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    2021年02月09日
  • ADHDの子の育て方のコツがわかる本

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    ネタバレ

    本田秀夫さんのこのシリーズは、さらっと読みやすい。育児中の大変な時期にはちょうど良い分量。基本的な内容だが、子の年齢が変わるとまた読みたくなる。

    基本的には親がかなりサポートするってことで、まあまあショックを感じた。
    ただ特性はそのまま良いところを伸ばして、更に人を頼るスキルを伸ばそうとあり、「人を頼るスキル」我が子に無いな~と思ってたので響いた。

    親のサポートが、良いところを伸ばす&人を頼る練習に繋がるともあり、少し溜飲が下がる気がした。

    ●前向き、明るい子が多い。大人しくてもおおらか、失敗しても気にしすぎず元気にまたチャレンジできる子が多い
    ●落ち着きがない⇔チャレンジャー

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    2021年02月08日
  • あなたの隣の発達障害

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    ネタバレ

    【内容】
    ■発達障害→医学的には、神経発達症群(DSM-5)と呼ぶ
    ・知的能力障害群(ID):知的障害など
    ・コミュニケーション症群(CD):言語症、語音症、吃音
                     語用論的コミュニケーション症など
    ・自閉スペクトラム症(ASD)
    ・注意欠如・多動症(ADHD)
    ・限局性学習症(SLD)
    ・発達性協調運動症(DCD)
    ・チック症群

    ・スペクトラムとは連続体ではなく、同じ仲間とみなせる集合体(根っこは同じ)
    ・これらの発達障害は併存している事が多い
    ・発達障害=脳機能の障害であり、症状が通常低年齢において発現するもの
    ・これらの特性があったとしても、生活に支障が

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    2020年12月09日
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

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    発達障害の特性が重複する事はどの本にも書かれているのに、医療の世界ではそれに対する処方が確立されていないことに驚いた。
    複数の特性を合わせ持つ事で、どちらの特性が出る訳ではなく、むしろ一部は抑えられて見つけづらくなることが具体的に書かれており、とても納得したのと同時にわざわざ言わなくてはいけないことが衝撃的だった。
    発達障害を持つ本人もそのご家族も、読んでおくべき一冊です。

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    2020年11月22日
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

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    やりようはあると思わせてくれる

    精神科医の筆者本人がご自分を含めたグレーでちょっと生きづらさを抱える人たちが、どうしたらうまく暮らしていけるかを示唆してくれています。
    濃い〜薄い、生活に支障があるなし、みんな程度の差はあっても地続きという内容で、私もこんなことあるある〜と思い読みました。

    ちょうど大学生の子が課題の提出がおろそかで落単。もう親が何かしてやれる年齢でもなく、どうしたらいいかと困ったときヒントになりました。

    得意なことで貢献して、苦手は相談したりサポートしてもらいながら取り組む。メータルヘルスを保つ大切さ。好きなことへ没頭することも、定型の人より大事な時間なんだと理解が深まりました。

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    2020年08月29日