【感想・ネタバレ】子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないことのレビュー

あらすじ

シリーズ累計13万部超!
SB新書『自閉症スペクトラム』(2013年3月刊)
SB新書『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』(2018年12月刊)

臨床経験30年以上の専門医が現場から伝えたい“本当のこと”

「グレーとは白ではなくて薄い黒」
「『友達と仲良く』と言ってはいけない」
「『せめてこれくらい』はNGワード」
「宿題は百害あって一利なし」
など、「発達障害」当事者の親にしてみるとぐっと心に刺さることを笑顔でおっしゃる本田先生。
ただし、その解説をうかがうと非常に腑に落ちて、合理的で、子どもの発達に不安や悩みを抱える親御さんには、目からウロコの本になると思います。

親や支援者たちの認識をコペルニクス的に変える! 新たな知見を授け、支援の意味に気づかせる一冊です。(編集担当)

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Posted by ブクログ

これは、5!今まで読んできた発達障害系の本で1番おもしろいし、ためになる。ためになるからおもしろいのか。自分のこれまでの教育観と重なる部分もあり、また違う部分もあり、勉強になった。
「叱るのがうまい人は、あまり叱らない」や、「ほめる・叱るではなく、ほめる・ほめない」というところが特に印象的な言葉として残った。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

発達特性あるなしに関わらず、親は読んだ方が良いと思う。親の気持ちがとても楽になる。

気持ちが楽になった要因は、『子育ての前提は何か?』に気付き、やることやらないことが明確になったからだと思う。
前提は、子どもが自分らしく、二次障害となることなく社会生活を送れること。
そのために、
・子どもの特性を理解し、子どもにあったやり方、子どもにあった環境を選ぶ
・子どもをサポートする親も楽になるようなことが大事
と理解しました。
特に、
・その子がやらない、出来ないことは『発達最近接領域ではない』と考え、仕組みを変えていく
という部分が、私の中で『何で出来ないんだろう』『こうさせなきゃ…』と不安になる気持ちに答えが見つかったようで楽になりました。

さまざまな問題に対する具体的な方法も沢山載っていて、我が子に反映出来るものをピック出来るのもまた良いと思います。
子育てでお悩みの方にとてもおすすめです。

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2022年05月18日

Posted by ブクログ

①ダメなとこが目についても親戚の子を預かってるつもりで見る。
②叱る回数は少なく、でも叱る時は本気で。
③これくらいできるんだから、もっとハードル上げてもいいだろう、とは考えない。
この3つだけでも自分に守らせよう。

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

とても分かりやすく、これはできそうと言う内容です。実際には難しいのだと思うのですが、苦しい時に立ち帰れる本でした。

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2021年12月17日

Posted by ブクログ

「その子らしい成長のために何ができるのか」を考えるときにこの本が身近な場所にあると助けになる、と思いました。

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2021年11月28日

Posted by ブクログ

発達障害がある子どもの子育てについて、とても解りやすく書かれているし読みやすかった。
発達障害がある子どもだけでなく、無い子どもの子育てにも通じる物もあると感じた。
何度も読み返したいと思った。

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2021年11月24日

Posted by ブクログ

発達障害の専門家であり、これまでも数多くの著書を執筆してきた著者が、「育て方」に特化して書いた本。

発達障害の子を育てる際のあるあるの対応をかなり網羅的にかつ端的に紹介しています。
ここに書かれていることの全てが正しいとは言いませんが、発達障害を持つ親のバイブルになりうる本だと思います。

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2021年11月20日

Posted by ブクログ

子どもの発達障害に関してはまずこれを読んだ方が良い。これだけは読んで欲しい。
できれば発達障害関係なくても読んで欲しい。

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2021年11月05日

Posted by ブクログ

変わらずとても分かりやすい内容で一気に読めてしまった。
その子の視点で考えることと環境調整と自己理解。
発達特性を理解する上で必要なことが凝縮されている一冊。
#グレーとは白ではなくて薄い黒
#宿題は百害あって一利なし
流行ると良いな~

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2021年10月26日

Posted by ブクログ

保護者、教育関係者だけではなく社会全体が発達障害というものを正しく認識して、それを抱える人たちが生きやすいような社会構造を形成していかなければ根本的解決にならないと思った。
子どもに関わる人の意識を変えることも大事であるが、学校現場の者として思うのは、適切な関わりをするための人的資源やシステムが用意されていない現状があるということも色々な人たちに知って欲しい。

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2023年06月01日

Posted by ブクログ

「親や先生が能力主義的な考え方をしているとそういう考え方が子どもに移ります」これにはグサリときた。平均や周りとの比較をどうしてもしてしまう、これは発達障害の子どもに限らず親がやってしまいがち。親戚の子を預かってるような感覚で接することができたらどんなにいいことか。最低ラインをとことん下げてみることがポイント。

ただひとつ、気になった記述がある。それは著者は3-5時間睡眠でスッキリ日中も活動ができてるので、そのスタイルがご本人はよいと書かれていた点。ショートスリーパーなのかもしれないけれど、さすがにそれは短すぎるかな。個人差はあれど睡眠は基本的でとても大事だと思うのでちょっと違和感ありました。

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2023年05月08日

Posted by ブクログ

子どもに軽い発達障害の可能性があるということで、気になって読んでみたが、図らずも、自分が育児・躾としてしていることの多くが当てはまっていたことが少し自信になった。
それでも、やり過ぎていた部分については、この本を参考に変えていければと思った。

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

発達障害の子に対してどう対応して行けばいいのか具体的に書いていて良かった。
あんまり気負いして育てると逆効果なんだね

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2023年01月19日

Posted by ブクログ

うん、そうだなって正解を書いてあるんだけど、優しい。
そんな理想でいられないから!っていうダメな親も救ってくれるフォローを随所でしてくれている気がした。
特に、叱り方のところが響いた。
常々思ってる。
こどもは希望だけど、期待するものじゃない。
信じるのは、底力。
うまくいかなくても、ちゃんと向き合っていこう。


以下、メモ

こどもの発達障害
ほめる→子どもの気持ちに共感、達成感がよくわからない場合には素直に子どもに聞くこと

叱り方→本気
大事なことを教えようとしているとき
子どもの行動をあらためるための方法の1つ
→叱るよりも、環境をつくらない。危ないことは体で止めるが有効な方法

叱るパターンは3つある
相手がいる
自分がイライラしている

親戚の子どもくらいの距離感で叱る

ヴィゴツキーの発達最近接領域
→自力では到達できないけれど、他の人の援助があれば問題解決ができる領域

苦手なことを「無理に」やらない
その子なりのやり方でやる

勉強〈生活面のスキル

期待するものではない、
信じるもの

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2022年01月18日

Posted by ブクログ

親や幼稚園保育園小学校の教諭向けの本。
定型発達の子を持つ親にも参考になると思う。

子育てするうえで大事なことは、"親のやらせたいこと"ではなく"子どものやりたいこと"を優先すること。それには親の都合をどれだけ手放せるか、子どもの特性をどれだけ理解できるかが肝心である。

発達障害の支援において最も重要なことは、うつ・不安障害・引きこもりなどの二次障害を予防することである(引きこもりに関しては個人的には必ずしも悪いとは思わないが)。

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2022年12月01日

Posted by ブクログ

発達障害の特性のある子に対してどのように関わっていくか、ハウツー本的に要所だけつまんで読むことができればそれなりに良い本。ヴィゴツキーの発達の最近接領域なんかも久しぶりに聞いた。ただ、教育学的にはまだ不十分かな。

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2022年01月13日

Posted by ブクログ

子どもを育てる事は本当に難しい…と痛感しています。発達障害について、子どもの育て方について、丁寧にわかりやすく教えていただきました。
そして、この本で述べられているのは、障害があるなしにかかわらず、「子育て」についての大切なことだと思いました。

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2021年12月08日

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