あらすじ
ソーシャルスキルとは、社会のさまざまな集団や活動に参加するための能力や態度、考え方などです。自閉症スペクトラムの子は、一般的なやり方が苦手というだけで、親がサポートしてやり方を調整し、その子なりのソーシャルスキルを育てるようにすれば、社会参加することは十分に可能です。本書はそのような視点に立って、幼児・小学生期に大切な、ソーシャルスキルの「土台づくり」についてまとめています。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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Posted by ブクログ
本の中に娘だけではなく、妻もいっぱいいた。
子どもの成長が思い通りにならず、苦しんでいる親御さんはたくさんいると思う。この本は、とても具体的に普段感じている”生きづらさ”の例が挙げられていて、うなずくことばかり。
なので、それに対する接し方を受け入れることができれば、子ども達の成長を促すだけでなく、親御さんの”生きづらさ”も解消されるのではないかと思うので、お薦めです。
Posted by ブクログ
同著者の『自閉症スペクトラムがよくわかる本』と同時に読んだ。『自閉症スペクトラムが…』は自閉症スペクトラム全体について書かれており、新書とほぼ同じ内容。
この本は、ソーシャルスキルの育て方により重点を置いて書かれている。無理をさせすぎても、放っておきすぎてもだめ。図やイラストが多く、サラッと読みやすい。しかし内容は深い。
大事なのは、①人に希望を伝える、②生活リズムを整える、③人に手伝ってもらう、④人と一緒に楽しむ、⑤人と一緒に喜ぶ、こと。
手元に置きたい一冊。
Posted by ブクログ
3章の生活のなかで…が具体的で良かった
既にやってることも多々あり、イライラしながらもやってた事も含まれてたので、次からは必要な事なんだとイライラ回避できるかも!
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(幼児期小学生編 だいたい10才頃まで)
人と関わる意欲を育てる土台作りが大事
→挨拶や会話は応用的で難しいので求めない
●思春期に向けて無理をしないことが最良の準備
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ADHDもASDも同じく自律スキル大事
→出来ないと自信をもって言えるようになるのも、自己肯定的な感情の一部
ASDならでは…ルールを守りながら人に相談する
ADHD…明るいキャラクターを活かしながら人を頼る