あらすじ
もうがんばらなくて大丈夫。
気の乗らない飲み会→行かなくていい/ミスが多い→人の手を借りまくる
挨拶が苦手→通りすがりに靴を見る
『プロフェッショナル 仕事の流儀』出演で話題!
発達障害を専門とする日本屈指のスペシャリスト!
キャリア30年以上の精神科医が贈る、
「思い込み」を外し、自分らしく生きるための最強戦略
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
発達障害の傾向を持つ人の生きづらさ対策について書かれた本かな。
自分自身も発達障害といえるほどではないが、いわゆる空気が読めないタイプなので、生きづらさを感じていた。
本書はそういった読者にライフハックを提供している。大半は類書と重なる内容だが、ところどころで「誰かに言ってほしかった言葉」が散りばめられており、その一言を得るだけでも価値がある。
「協調性よりルールを優先しよう」という一言で救われた気持ちになれた。人間関係で空気が読めずに行動に迷ったらこの言葉を唱えたいと思う。
「協調性よりルールを優先しよう」
Posted by ブクログ
本田秀夫先生といえば発達障害の先生だけれども、こちらの本は発達障害の人も含めた万人向け。
やりたくないことや苦手なことはしなくてもいい、こんな風に考えるといいという事例が具体的にに書かれていて、誰もが当てはまるところがあるのでは?と感じた。
しなくていいことを決めることは逃げることではなく、本当に自分の大切なことを残していくことで、そうして自分をどんどん出すことで自分の生きていきたい方向が見えてくる。
相手の機嫌を伺ったり、完璧にしないとと疲れ果てたり、そういうことをしなくてもいいんだ、もっと自分中心でいいんだなと気持ちが楽になりました。
Posted by ブクログ
発達障害専門家が一般の人向けに書いたストレス対処本。なんでも一人前にこなすのが当たり前の日本社会にメスを入れる楽になれる考え方が詰まっていました。
ハードルを下げてストレスを溜めず無理をせず生活をする事を心がけたい。
Posted by ブクログ
無理してがんばらなくてもいいんだと思わせてくれた本
以下ためになったこと
苦手を克服するより、生きやすくする方法を考える
できることとやるべきことのギャップが大きいときはやるべきことを少し手放し、できることをコツコツする
Posted by ブクログ
ネットで見た、「リベンジ夜更かし」についての記事を読んで本書を購入。
もう少し深く切り込んだ内容を求めていたが、第一章・第二章の内容は普遍的で参考になりそう。
Posted by ブクログ
「対人関係」「仕事」「日常生活」の三つの場面ごとに、悩みと考え方(しなくていいこと)を提示しており、サクサクと読み進められる。即効性のある解決法と言うよりは、考え方の型を見直す(「理想像」や「目標」の調整)ためのアドバイスが中心となっている。印象的なものとして、「ライフ・ワーク・バランス」ではなく「ファン・デューティ・バランス」を推奨していて、これは「やりたいことを最優先」するものであり、多少の生活の乱れ(夜更かしなど)や、場合によっては仕事も含まれる。要は、自分が楽しめて納得できるか(体調に響かない前提で)が基準となっている。あるべき理想の生活に引きずられすぎないように(それが常時の不安や緊張を強いることもある)、仕事でもプライベートでも軸にできる考え方だと感じた。
Posted by ブクログ
題名通り、「しなくていいこと」を辞めると人生が楽になることを例を挙げながら書かれている本。
発達障害と診断されないまでも、特性をもって生きている人にとって、他の人が普通にできることができずに苦痛に感じることもある。自分が「しなければならない」と思っていることは、本当にしなければならないことなのか?考えるきっかけになる人もいると思う。
〜心に残ったフレーズ〜
「協調性」よりも「ルール」を優先しよう。
Posted by ブクログ
読んでみて、これまで私は人の評価を気にして「しなくてもいいこと」を一生懸命やってきてたんだなぁと思い返してました。仕事やプライベートで何をすべきで、何をしなくてもいいことなのか、わかりやすく教えてもらえる一冊です。
Posted by ブクログ
いらないものを捨てて、自分が本当に大切なものだけを残していく。限られた時間に自分のエネルギーを使うようにする。自分をどんどん出していくのです。
そんなふうに生きれるようになりたいな。
他人にどう思われるかよりも、他人からの評価よりも、しなくていいことをしない勇気が欲しい!と思った。
Posted by ブクログ
グレーゾーンへの対応としても良書。
備忘録
・「自分はこういう理由でこれをしない」と決めたら、それをルールとして淡々と実行していく。そうすれば周りからの理解を得やすくなる。「できないけど相手によっては無理して飲む」といった形で曖昧な対応をしていると、結局「付き合いが良い悪い」と言う話になる。
・自立スキルを高めるには、自分の得意不得意をよく理解しておくこと。できないことをできないと周りに伝え、それにより周りから協力を得られた、疲れにくくなった等の成功体験を積み重ねていくことで自己肯定感が高まる。
ソーシャルスキルとは社会性。ルールを守ることと他の人に相談できること。
・スケジュール管理が苦手な場合、予定通りにいかない前提でTo Doの数を出来る限り絞る。
・いつも苦手なことを後回しにしてしまう場合、気分を優先して、最後に間に合わせる。優先順位を考えずに、やりたい事から手をつけて行った方が仕事のスピードが上がり、結果的に苦手なことも早く終わったりする。お尻をたたいてくれる人を探すことも有効。
・仕事のしすぎで倒れそうな場合、明日できる事は今日やらない。健康維持しながら安定して仕事を進めるためには、ペース配分を考える。
・やりたい事を減らしない人には、「ファン・デューティー・バランス」(楽しいこと、やりたいこと⇄義務、やるべきこと)という考え方。やりたい事を減らさない人は、義務感でやっていることがあまりにも多くなりすぎると、メンタルヘルス損なう可能性が高くなる。まずはやりたいことをやる。やるべきことを増やしすぎてやりたいことを削る事は極力避ける。睡眠の時間もなるべく確保。身の回りの事はやっておくに越したことがないが毎日全てきちんとやらなくても何とかなる。できないことできないと言っていい。
・寝不足を解消したいなら、やりたいことを気するのではなく、やるべきことの中からやらなくてもいいことを見つけその時間を削る。体力の問題がなく、仕事にも支障がなければ気分良く過ごせれば良い。
Posted by ブクログ
やりたいこと、って言われても、実はやるべきこと、な私。
しなくていいこと、を考えたら、やりたいこと、見つかるかなー
乳幼児は安心するために保護者のそばにいる。安全基地とみなすことを、アタッチメント、という。
保護者の反応をみて、その行動が安全かどうか判断するのを、ソーシャルレファレンスという
過剰な要求や過剰な評価は、人目を気にするようになる。嫌われたらどんな実損があるか?嫌われても仕事に影響なければ大丈夫。
完璧じゃなくていい、ひとりでやらなくてもいい、のはそれはそうだけど、実際、仕事でできないことを手放すのは簡単ではないなぁと思う。
大事なものの位置がわかればいい
仕事を断れないなら、どちらが優先か聞いてみる
日本のお経とカトリックの説法?の違いは、おもしろい。確かに、聞き流すことにも価値があると思われている日本。
清潔ならおしゃれじゃなくていい
不安症 ストレスが慢性化し、将来にいいイメージを持てない。
世の中のあるべき、ではなくて、自分の中で、これでいいんだ、と思えるポイントを探す。歯磨きしない、ってのは極論だけど、(清潔じゃないし)必要だと体感するのは大事かも。
しなくていいことを決める、というか、自分の中で、譲れないこと、価値観を見つめてみがいていくことなのかな。