本田秀夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
妊娠中、夜中起きてしまった時に読みました。山梨日日新聞での連載が本になったとのことで、1つのテーマが間接にまとめられていてとても読みやすいです。
全てを実践するのは難しいかもしれませんが、ちょっと考え方を変えるだけで、子どもとコミュニケーションを取る時の言葉の表現を変えることができると思いました。視野を広げてくれるような1冊です。
2018年に書かれた本ですが、調べたところ2026年現在も連載が続いていてWEBで閲覧できたので、最新の記事も読んでみようと思います。
出産後に時間が経って、気持ちの余裕がなくなった時にまた読み返したいです。 -
Posted by ブクログ
「発達障害」という言葉は、発達に障害がある、発達に何らかの遅れがあったり、特別な人であったりといったニュアンスの受け取り方になりがちだと思う。しかし、この本を読むから、みんな苦手なことや得意なことがあり、好き嫌いがあり、他者と違うところがあり、平均的な人など存在しないということを改めて気付かされた。本人が生き辛さを感じた時、周りが困るなど生活に支障が出た時に特性が障害になり、環境調整が必要になるという考えは多様性の世の中を生きていく上で全員がもっていた方がよい考え方だと思った。
自身に当てはまらない方でも読むことで生きる上のヒントになる1冊ではないかと感じた。 -
Posted by ブクログ
テストで高い点を取れる子、運動ができる子、友達がたくさんいる子… 学校生活が充実してそうな子を見ると「それに比べて自分は…」と落ち込んだり、又は何かちょっとしたきっかけで「自分は周りとは違う突出した才能を持っているんじゃないか」と過大評価し自己愛が肥大化していったり。
客観性が未熟で自分をはかる物差し が極端な思春期時代。
そんな感情の暴走に追い詰められそうな時、本書はこれから先、どう分別して自分軸を確立していけけばいいのか、道しるべとなってくれる良書。
グラグラだった足元がグッと固まるような安心感で包まれる。
定期的に読み返したい一冊。 -
Posted by ブクログ
多くの知的障害や発達障害の子どもやその親に関わってきた医師だからこそ、必要な支援や、未来の選択肢の実例などが紹介されていた。
この特性を持つ子供を育てていると、どうしても周りとの違いに焦る機会が多く、今の関わり方が正解なのか、正解はわからないけど現状で手一杯で、その先はどうすれば良いのかがイメージできない。
なので本書にて「知的障害や発達障害の子供の成長目標は、能力を平均に伸ばすことではなく、情緒を安定させること」といった感じの内容に、安心感を感じることができた。
またそれぞれの時期での支援方法や関わり方も非常に参考になり、考えていたよりも未来の選択肢が多いことを知ることができてとても良かった。 -
Posted by ブクログ
発達障害の子から見た「学校」というのはどういうところなのか大変分かりやすかった。
困りごとの具体例に対して、「親ができること」「先生ができること」「協力してできること」という3つの視点で支援が書かれているのもよかった。
娘を支援級に入れるのかどうか迷っている今日この頃。
この本では、発達障害のある子は1年生から支援級などの特別な場で教育を受けた方がよいとはっきりと書かれていて、少し面食らった。でも、発達障害のある子は定型発達の子とは分けるというようなものじゃなくて、保険をかけるだけという考え方がとても納得できるものだった。失敗経験をさせてから、取り戻すことは難しいということも確かにな…と感じた。
返却期限までにもう一度読み直して、何だったら購入して、娘の進路を決定するまで死ぬほど悩みます。 -
Posted by ブクログ
思春期の発達障害の子どもへの対応のヒントが欲しくて読みました。
・自立に必要なのは【自己決定力】と【相談力】
・思春期以降の支援は【支援付き試行錯誤】
・本人が【マジョリティとなる場所】を選ぶ
-----説明-----
【自己決定力】
・本人がやりたがることは犯罪行為や危険を伴う行為でなければ基本的にやらせてみる
【支援付きの試行錯誤】
・本人がやりたいと思ったことをやってみる。その結果、本人が次にどうするかを考えることに、大人は丁寧に付き合っていく。
・失敗するのが目に見えているときにも助言は控える。予想通りに失敗しても絶対に責めない。
・浮き沈みを支えながら、本人が試行錯誤を続けていけるように援助するのが大人の役割
、1人で何もかもやるのは難しい場合もあるので、親や先生が情報提供や相談といった形で手を貸す。
【マジョリティになれる場所】
・子どもにとって相性のいいコミュニティを探すのはとても重要なこと
・自分がマイノリティとして置いていかれてしまうような場所ではなく、自分がマジョリティとして健全に競い合い、助け合うことができる場所をつくっていく。そういう場所をなるべく多くつくり、そういう仲間と過ごす時間を増やしていく。そうすることによって安心感や達成感を得やすい生活が整っていく。
【進路】
適切な支援を受けながら自分で進路を決定し、自分に合った生活や環境を整えた方は、成人期に落ち着いて過ごせる